「業務用エアコンからポタポタと水が垂れてくる…」
「床が濡れて業務に支障が出ている」
そんなトラブルに悩まされていませんか?
この記事では、水漏れの主な原因や自分でできる対処法などについて、詳しく解説します。
業務用エアコンの水漏れにお悩みの方は、ぜひ参考にしてみてください。
業務用エアコンから水漏れが起きる原因
業務用エアコンから水漏れがいきなり起きると、「故障かな?」と不安になってしまいますよね。
業務用エアコンからの水漏れの代表的な原因は、下記のとおりです。
- ドレンホースの詰まり
- ドレンパンの汚れや劣化
- 内部の部品の不具合・破損
- 施工不良や設置ミス
以下では、それぞれの水漏れの原因について詳しく見ていきましょう。
ドレンホースの詰まり
エアコン内部で発生した結露水は、ドレンホースを通じて排出されます。
しかし、ドレンホース内部に汚れが詰まると、水が逆流してエアコンから漏れ出すことがあります。
特に飲食店やほこりの多い環境では詰まりやすく、定期的な清掃が必須です。
ドレンパンの汚れや劣化
ドレンパンとは、結露水を一時的に受けるパーツです。
ドレンパンは排水口が汚れで塞がれたり、ひび割れが生じたりすることで水漏れを引き起こします。
経年劣化により素材が脆くなることもあり、10年以上使用している場合は注意が必要です。
内部の部品の不具合・破損
業務用エアコンは多くの部品で構成されており、長年の使用によって部品が劣化・破損することがあります。
特にドレンパンや排水ポンプ、配管などが損傷していると、水が正しく排出されず漏れの原因になります。
施工不良や設置ミス
設置時にエアコンの勾配が不適切だと、水が逆流して水漏れが起きてしまいます。
新設や移設直後に水漏れが起きる場合は、設置時の施工ミスの可能性が考えられます。
体験しませんか?
業務用エアコンからの水漏れの対処法
水漏れに気づいた際、慌てずに以下のような対応を取りましょう。
- すぐに電源を切る
- 水の受け皿やバケツで一時的に対応
- ドレンホースの掃除
- 最後にいつ清掃をしたか確認する
以下では、それぞれについて詳しく見ていきましょう。
すぐに電源を切る
安全のために、まずエアコンの電源を必ずオフにしましょう。
感電や機器のショートを防ぐため、ブレーカーを落とすのも有効です。
水の受け皿やバケツで一時的に対応
水漏れ箇所の下にバケツやタオルを敷いて、被害の拡大を防ぎます。
また、周囲にある重要な書類や精密機器が濡れないよう、移動も同時に行ってください。
ドレンホースの掃除
ドレンホースが詰まっている場合は、先端をチェックしてゴミや汚れを取り除きます。
ホースの中を掃除機で吸い取るのも一つの手段です。
ドレンホースの掃除方法に関しては、こちらの記事にて詳しく解説しています。