よく入浴する人であれば、風呂釜の洗浄は重要です。
風呂釜は掃除を怠ると、水垢やカビ、細菌などのリスクを抱えることになります。
そのため、こまめな洗浄が大切です。
ここでは風呂釜の洗浄方法はもちろんですが、汚れる原因や掃除の頻度、さらには綺麗にした風呂釜を維持する方法などを紹介します。
風呂釜の洗浄・掃除で悩んでいる方は是非ご覧ください。
風呂釜（追い炊き配管）は2種類ある
風呂釜には、1つ穴タイプと2つ穴タイプの2種類があります。
風呂釜の洗浄は、タイプによって異なるのでまずはそれぞれの仕組みを理解することが大切です。
1つ穴タイプ
給湯機に追い炊き用のポンプが設定されていて、お湯の吸い込み・掃き出しを同じ穴で行うタイプです。
「強制循環式」とも呼ばれているタイプで、ポンプの力を利用する点が特徴です。
お湯の温度にムラができにくい点、ポンプにてお湯を吐き出すことから、2つ穴タイプと比較して配管が汚れにくい点が特徴です。
ポンプの圧力のおかげで汚れにくいことから、掃除の頻度は2つ穴よりは少なくても問題ありません。
2つ穴タイプ
湯舟に2つの穴があるタイプです。
下の穴でお湯を吸い込み、上の穴から吐き出す仕組みは「自然循環式」とも呼ばれています。
1つ穴タイプのようにポンプの力を使用するのではなく、水の流れを利用するも仕組みです。
1つ穴タイプと比較するとお湯の勢いが弱いため、汚れがとどまりやすい点が特徴です。
1つ穴よりもこまめな掃除が求められます。
風呂釜の掃除方法
風呂釜の掃除の方法を紹介します。
1つ穴と2つ穴でそれぞれ異なるため、紹介いたします。
掃除に必要な物
1つ穴の掃除に必要な物
- 過炭酸ナトリウムもしくは、風呂釜洗浄用洗剤
- ゴム手袋
- スポンジ。
2つ穴の掃除に必要な物
- 過炭酸ナトリウムもしくは、風呂釜洗浄用洗剤
- タオル
- やかんorポット
- ゴム手袋
過炭酸ナトリウムは1つ穴・2つ穴いずれも使用可能です。
掃除方法
- 穴の上まで湯舟にお湯を張る
- 過炭酸ナトリウムを2カップほど加える
- 追い炊きをする
- 2〜3時間程度放置
- 排水し、もう一度水を張って追い炊き
2つ穴の場合、最後に水圧を上げたシャワーで上下の穴から水を入れることですすぎとなります。
汚れがそれでも出てくる場合は上記の手順を何度か繰り返してみましょう。
追い炊き後に放置する手順にて、風呂のイスや洗面器を浸け置きすることで、併せて掃除が可能です。
また、2つ穴の場合、下の穴にタオルを詰めて穴を塞ぐ方法もあります。
- 下の穴をタオルで塞ぐ
- 上から洗剤を入れてやかんやポットにてお湯を注ぐ
- 上の穴から溢れないよう注ぐ
- 2〜3時間程放置
- 下の穴に詰めているタオルを外し、シャワーで洗浄
風呂釜が汚れてしまう原因
風呂釜が汚れてしまう原因は人間の皮脂、髪の毛や垢、さらには入浴剤が主な原因です。
また、水道水に含まれているミネラル成分によって汚れてしまうケースもあります。
また、細菌を繁殖させるケースもあります。
水道代節約のために、排水を二日に一度、あるいは翌朝選択をするために一晩お湯を残しておくケースは珍しくありません。
湯舟にお湯を残せば残すほど、汚れや繁殖した細菌が配管の中に入り込みます。
風呂釜の掃除頻度はどれくらい？
風呂釜の掃除頻度は、1つ穴は2か月に1回、2つ穴は1か月に1回程度が理想です。
ただし、あくまでも目安です。頻度は風呂釜の使用頻度・家族環境によって異なります。
例えば、一人暮らしで入浴は週末ゆっくりできる時だけの人であれば、それほど汚れはたまりません。
一方、成長期の子どもを抱えている家族や二世帯でお住いの家族等、大人数の家族の場合は、短い頻度で掃除が必要になります。
風呂釜をキレイに保つ方法
入浴後、湯船の残り湯はすぐに排水しましょう。
見た目は綺麗に見えても、お湯の中には皮脂等の様々な汚れが含まれており、いつまでも放置しておくと汚れが湯舟に付着し、より頑固な汚れとなってしまいます。
また、湯船に入る前にシャワーを浴びたり体・頭髪を洗うなどある程度汚れを落としておくことも大切です。
まとめ
風呂釜の洗浄・掃除方法や必要な道具、汚れる原因や頻度を紹介しました。
今回の内容を参考に掃除をして、キレイなお風呂に入浴しましょう。
また、忙しくて手が回らない場合や頑固な汚れがある場合はプロへの依頼を検討するのも手です。
アールクリーニングでは風呂釜（追い炊き配管）洗浄のメニューが人気です。
オリジナル洗剤と特殊なポンプを使用して水を流すため、配管の汚れがごっそりキレイになります。
お風呂掃除のオプションの場合、通常価格よりもお得に掃除が可能なため、多くの方にご依頼いただいています。
頑固な汚れがに困っているや、忙しくてなかなか時間が取れない方は、プロへの依頼を検討してみてください。
