ハチの巣は大きさに比例して多くのハチが住み着いており、いつ人間に危害を加えるか分かりません。
そのため、ハチの巣を見つけたら放置するのではなく、できるだけはやく駆除する必要があります。
そこで、このページではハチの巣を駆除する流れやハチの種類など、ハチに関する情報を紹介します。ハチの巣の駆除を検討している方はぜひご覧ください。
ハチの種類と被害
ハチにもさまざまな種類があります。
そのため、ハチの巣の駆除を検討している場合、まずはハチの種類を把握することが大切です。
以下では一般的なハチの種類とそれぞれの生態を紹介します。
ミツバチ
体長13ミリ前後で、天井裏や床下などの閉鎖空間に巣を作る修正があります。
そんなミツバチには、さまざまなタイプがいます。
花の蜜や花粉など植物から餌を集めるタイプのミツバチもいれば、他のハチや他の昆虫を餌にするミツバチもいます。
ミツバチの特徴として、「集団性」が挙げられます。
社会性昆虫と称されているのは、個人はもちろんですが集団が襲われた際に仲間を守ろうとします。
基本的に穏やかですが、仲間の危険が確認された場合、人間を襲うこともあります。
また、ミツバチに刺された場合、アレルギー反応を引き起こす可能性があります。
飼蜂が近くにある場合、巣から逃げ出した蜂が周囲に影響を及ぼすことがある点にも、注意が必要です。
スズメバチ
ハチの中でも攻撃性が高いとされており、特に巣を脅かされると積極的に攻撃します。
日常生活の中で出会ったとしても、さほど危険性が高くはありませんが、自分あるいはハチの巣が攻撃されると人を襲います。
刺されると強い痛みやアレルギー反応が生じ、場合によっては命にかかわることもあります。
また、スズメバチは「黒色」に対して攻撃的な反応をします。
髪の毛、黒いファッションなど、ズスメバチが敵とみなす色を持つ人間は、襲われる可能性があります。
さらに、スズメバチは甘い香りに反応する傾向があります。
甘い香りに吸い寄せられて人間の近くに着て、黒い色を見て攻撃性を増すケースもあるので注意が必要です。
アシナガバチ
体長は 1.1~2.4cm程度の細長い体型で、長い後ろ足が特徴です。
穏やかな性格ですが、自分や巣を脅かされると刺すことがあります。
そのため、ハチの巣の駆除を行えば、駆除者を「敵」だと認識し、攻撃性を増して襲ってくることもあります。
アシナガバチに刺されると痛みや腫れが生じ、アレルギー反応を起こすことがあります。
一方で、アシナガバチは人の多い場所に生息しています。
そのため、見かける機会も多く、市街地や公園など現代社会と共存しているハチです。
活動期間が短く、夏場以外は大人しい点も特徴で、夏場の暖かい時期になると刺されたとの報告が増えます。
自分で駆除する方法
ハチの巣を自分で駆除するための流れは、確認・準備・用意・処置です。
それぞれについて必要な点や、具体的な手順などを解説します。
自分でハチの巣の駆除を目指している方は参考にしてください。
手順
①巣の確認
まず初めに、巣の位置・大きさを確認します。
巣の大きさである程度ハチの数を把握できます。
また、入り口から飛び出すハチの様子や巣の周辺の活動を見ておきましょう。
ただし、巣の確認のためではあってもあまりにも巣に近づきすぎるのは控えましょう。
ハチの巣の中のことは外からは分かりません。
いないと思ったハチの巣の中から大量のハチが出てくるとも限りません。
まずは様子見をして、駆除にあたって必要な情報を把握しておきましょう。
②適切な準備
ハチの巣の駆除に必要なものが適切な防具です。
ハチに直接刺されないよう、適切な防具を身につける必要があります。
顔や手をハチの攻撃から守るためには、顔面保護用のメッシュ付きのヘルメットや手袋、さらには長袖の防護服を用意しましょう。
「素肌」が露出しないよう気を付ける必要があります。
わずかではあっても、素肌が露出している部分をハチに刺された場合、大ごとに発展するリスクがあります。
③駆除用品の用意
確認したハチの巣の状況に合わせ、駆除用品を用意する必要があります。
また、その用品も使用方法を確認し、適切に使用することが大切です。
用途を間違えるとリスクとなりかねません。
例えばスプレーであれば、ハチの巣だけではなく自分とどれだけ離した状態で噴射しなければならないか確認しましょう。
正しく使用することで、ハチを駆除するだけではなく自分の安全も守ります。
ハチの巣の駆除用品はシンプルなものが多いですが、必ず取り扱い方法には目を通しておきましょう。
④迅速な処置
駆除はできるだけ迅速に作業を進める必要があります。
なぜなら、時間をかけるとハチが怒り、駆除者への反撃行動に移るからです。
慌ててミスをすると、やはりハチの反撃を受ける可能性があります。
スピード感も大切ではありますが、ミスをしないようにも心がける必要があります。
特にハチは何をしてくるか分からない点、さらにはどれだけの数が潜んでいるか分からない点が特徴です。
ハチをできるだけ刺激せずに作業をすることが求められます。
注意点
ハチの巣の駆除では、2つの注意点があります。
①駆除する時間帯
ハチは昼間に活発に行動するタイプの生物です。
そのため、昼間に駆除を行うと外に出ていたハチが戻ってきて刺されるリスクが高まります。
一方、夜間になるとハチは落ち着き、巣の中にいるケースが多いです。
休んでいるため反応も鈍いことから、十分な照明を確保し、注意深く駆除に当たりましょう。
②巣が大きい場合や難しい位置に巣を作られている
この場合、自ら駆除するのではなくプロの駆除業者に依頼することをおすすめします。
その理由として、巣の大きさと中に潜んでいるハチの数が比例することから、闇雲に刺激するとハチの大群に襲われる可能性があるからです。
また、難しい位置にある場合、駆除の難易度が高くなります。
プロのハチ駆除
プロの駆除業者は、専門的な知識と装備を備えています。
安全かつ迅速な駆除作業が可能です。
また、難しい位置に設置されている蜂の巣にも安全にアプローチできるよう計画し、見ている側としても安心して任せることができます。
こちらの記事では、蜂の巣駆除と並んで被害の多いネズミ駆除とシロアリ駆除について解説しております。
気になる方はぜひ参考にしてみてください。
プロに依頼した場合の料金
蜂の種類 | 一般的な業者 | 弊社 |
---|---|---|
スズメバチ | 10,000円~ | 8,000円~ |
アシナガバチ | 10,000円〜 | 8,000円~ |
ミツバチ | 10,000円〜 | 8,000円~ |
※蜂の巣1個当たりの値段
蜂の巣の駆除の料金は巣の位置と大きさ、蜂の種類によってお値段は変動しますが、一般的な料金は上記のようになっています。
アールクリーニングでは一般的な業者よりもお安い値段から蜂の巣駆除を承っております。
蜂の巣の被害で悩んでいる方は一度ご気軽に相談ください。
まとめ
ハチの種類や自分で駆除する方法を紹介しました。
しかし、自らの駆除では失敗するリスクがあります。失敗した際にけがをする可能性もあります。
ハチの巣の駆除を考えているのであればプロに任せることをお勧めします。