室外機がうるさいと感じる場合は、室外機に何らかのトラブルが起きている可能性もあります。
そこで、室外機がうるさい原因をいくつか紹介するとともに、対処法も紹介します。
【音別】室外機がうるさい原因
まずは音別に、室外機がうるさい原因を紹介します。
室外機の音を確認し、それぞれの理由をチェックしてみてください。
カタカタと音がする場合
室外機からカタカタと音がしてうるさい場合、考えられる理由は以下の2つです。
- 室外機の設置不良
- パーツが割れている
それぞれ詳しく解説していきます。
室外機の設置不良
室外機が水平に設置されていないことで、「カタカタ」と異音が生じている可能性があります。
室外機は他の家電製品と同様、電気の力を得てモーターで駆動しています。
モーターが動くとわずかながら揺れが生じます。
傾いている、あるいは室外機の下に何かがあるために振動が伝わり、カタカタと音がしてうるさいケースがあります。
パーツが割れている
室外機のパーツが割れているため、振動で割れているパーツから「カタカタ」と異音が発生しているケースもあります。
割れてパーツの位置がずれるなどして接触し、異音となるケースです。
この場合、放置しても改善はされません。
異音が収まった場合でも、割れたパーツがどこかに移動し音が鳴らなくなった可能性が高いです。
ブーンと音がする場合
ブーンと音がする場合は以下の2つの可能性が考えられます。
- エアコンの設定温度と屋外の気温に差がある
- モーター等パーツの劣化
それぞれ詳しく見ていきましょう。
エアコンの設定温度と屋外の気温に差がある
エアコンの設定温度と外の気温とで差がある場合、室外機が「ブーン」とうるさく感じる場合があります。
この理由は、気温差があるほど熱処理に負荷がかかり、室外機の運転が激しくなるからです。
あまりにも気になる場合は、エアコンの設定温度を確認してみましょう。
モーター等パーツの劣化
室外機はさまざまなパーツで構成されていますが、いずれのパーツも使用に比例して劣化します。
新品の時にはまったく問題なく駆動していても、劣化・摩耗すれば次第に動作に支障をきたします。
「僅かな劣化」ではあっても、隙間ができる、接触するようになるなどの理由から、異音が発生することがあります。
ゴーゴーと音がする場合
室外機から「ゴーゴー」と音がする場合、以下が原因として考えられます。
室外機が汚れている
室外機から「ゴーゴー」と音がする場合に考えられる原因は、室外機の汚れです。
特にまるでこもっているかのような音がする場合には、室外機の汚れである可能性が高いです。
汚れや異物があることで本来外に出す空気がしっかりと排出されず、音が発生します。
室外機は外に設置することが多いので仕方ない点もありますが、汚れが音の原因の一つになることも覚えておきましょう。
室外機の汚れと一緒に気になるのがエアコン内部の汚れですよね。
こちらの記事では、エアコンの掃除方法や弊社のプロの掃除方法を紹介しています。
室外機の音への対処法
室外機がうるさい場合の対処方法をいくつか紹介します。
完全に改善できるケースもあれば、あくまでも応急処置的なものもありますが、それぞれを覚えておくと便利です。
防振マットを設置する
防振マットを設置することで、室外機の振動から異音を防止できます。
ただし、あまりにも激しい振動の場合、防振マットでは異音を完全に抑えることができないです。
エアコンの設定温度を見直す
エアコンの設定温度を見直すことで、うるさい室外機が静かになるケースもあります。
設定温度と外気温の差が激しい程、エアコンは負担が大きくなります。
エアコンの設定温度を、夏場であれば上げる、冬場であれば下げることでエアコンの負担を軽減します。
これにより、エアコンの負担軽減によって異音が緩和・軽減される可能性もあります。
室外機を掃除する
室外機を掃除することで、うるさい異音が静かになるケースもあります。
汚れが蓄積されていると、機能が低下することでの負担増による異音や、汚れそのものが詰まっているために異音となるケースがあります。
汚れが異音の原因となっているため、汚れを掃除することでうるさい異音が静かになる場合もあります。
ただし、室外機を内部まで完璧に掃除する場合、分解や高圧洗浄機が必要になります。
自分で分解洗浄する場合は、故障のリスクがあるため、プロのハウスクリーニング業者に依頼するようにしましょう。
室外機の周りにものを置かない
室外機の周りに物を置いている場合、室外機の周りの物を取り除くことで、うるさい異音が収まるケースもあります。
室外機の近く、特にファンの目の前に物を置いていると室外機からの排出に支障をきたします。
スムーズに排出される空気がつまることで異音となっているケースもあります。
そのため、室外機の周辺、特に目の前に物を置いている場合には、移動させることで異音が軽減される可能性があります。
室外機の設置を安定させる
室外機の設置を安定させることで、うるさい異音が収まるケースがあります。
お伝えしたように、わずかではありますが室外機は揺れています。
設置が不安定な場合、振動がより大きい、うるさい音となってしまいます。
そこで、室外機を安定して設置することで振動が抑えられるのでうるさい異音も軽減されます。
室外機そのものだけではなく、土台まで含めて見直してみましょう。
まずは室外機のクリーニングを依頼してみる
室外機がうるさい場合、室外機内部の汚れも考えられます。
室外機内部を清掃するためには分解洗浄が必要ですが、室外機内部は複雑な構造なため、自分で分解洗浄は難易度が高いです。
そこで、室外機の分解クリーニングをまずは試してみるのもおすすめです。
修理に比べると比較的安価な点もメリットです。
アールクリーニングのエアコン分解洗浄
アールクリーニングは、エアコン洗浄の専門業者として最先端の洗浄機器、ならびに技術とアフターサービスで、多くのお客様にリピートをいただいております。
アールクリーニングのエアコン分解洗浄は、フィルターや熱交換器などの自分では手が届きにくい部分もキレイにします。
以下では、アールクリーニングの強みを紹介します。
1.清掃技術と品質管理
アールクリーニングは独自の研修制度を採用し、厳しい研修を最後までクリアしたスタッフのみ、お客様のもとへサービスに伺います。
自社の研修施設では、さまざまなメーカーや業務用のエアコン用意。
スタッフがいつでも練習できる環境を用意し、スキルアップを支援しています。
2.安心と実績
アールクリーニングの作業実績は20万件以上!
その中でもエアコンクリーニングはダントツの一番人気!
清掃作業後もアフターサービスがあるため、安心してご利用いただけます。
3.リーズナブルな価格設定
本社をあえて郊外に構え、賃料や駐車場代を抑えるなど、サービスを少しでも低価格で提供するために余計な経費を抑えています。
これにより、一般的な相場よりも価格を抑えてサービスの提供が可能となっております。
それでも音がうるさい時は専門業者へ依頼
上記の方法・対策を実践してもなお、室外機がうるさい場合には他の原因も考えられます。
そういった場合は専門業者への依頼をお勧めします。
自分で対策を行うことで、逆効果となってしまうケースもあります。
専門業者であれば原因を見つけ、適切な方法で問題に対処が可能なため、任せた方が安全です。
まとめ
室外機がうるさい原因や対策を紹介しました。
自分で少し対策を取るだけで静かになるケースもあれば、全く改善しないケースもあります。
そのような時には自分で無理に原因を解明しようとしたり対策を頑張るよりも専門業者に任せることをおすすめします。