キッチンや洗面台などで、気づいたらできている水垢。
時間がたつにつれ、頑固な汚れになってしまいますが、水垢の落とし方で迷っている方も多いのではないでしょうか。
このページでは、水垢の落とし方について紹介します。
水垢で悩んでいる方はぜひご覧ください。
水垢の落とし方
水垢の落とし方は2つの方法があります。
- 酸
- 研磨
この2つが水垢掃除の基本です。
水垢はアルカリの性質を持っているため、酸が効果的です。
酸の成分で水垢のアルカリ成分に働きかけ、分解を促進することで汚れを落とします。
酸性・アルカリ性などの洗剤の液性についてはこちらの記事にて詳しく解説しております。
気になる方はぜひ併せてご覧ください。
一方の研磨は、固まっている水垢の汚れに対して物理的に削り落とす方法です。
しつこい水垢はクエン酸だけでは落とすことが難しいです。
メラミンスポンジや水垢用のサンドペーパーを使用して削り落としましょう。
クエン酸で水垢を落とす
水垢の掃除をしたい場合、まずはクエン酸で水垢が落ちるか試してみましょう。
クエン酸はお酢やレモン汁でも代用が可能です。
①まずはクエン酸と水を混ぜます。
水200mlに対して、小さじ1杯程度のクエン酸を混ぜる。
②キッチンペーパーなどにクエン酸水を含ませ、水垢にも吹きかけて貼付けます。
ラップを張り付けて放置するとさらに効果が見込めます。
③水垢が柔らかくなったら、軽く拭って汚れを取り、乾いた布巾で水気を取りましょう。
重曹で水垢を落とす
重曹の研磨効果で、頑固な水垢を物理的に削ります。
クエン酸だけでは落とせなかったときに試してみましょう。
①重曹に水を混ぜて重曹水を作り、重曹水を水垢につける
②その後しばらく放置し、水垢が柔らかくなるのを待つ
③スポンジや布で優しくこすり洗いする
④水で洗い流し、乾いた布巾で水気をとる
研磨して水垢を落とす
頑固な水垢は、研磨する方法もあります。
クエン酸水で水垢を緩めた後にメラミンスポンジや水垢専用の目の細かいサンドペーパーで削って落としましょう。
ただし、この方法は素材が傷ついてしまう場合があります。
細かい傷がついてしまうことで、さらに水垢が入り込んでしまい、次の掃除が困難になってしまうケースもあります。
注意して作業しましょう。
しつこい汚れはプロのクリーニングに依頼する
上記の手法でも落とせない場合や、研磨が不安な場合は、プロのクリーニング業者に依頼することもおすすめです。
市販では購入できないプロ仕様の洗剤や道具を使用し、頑固な水垢をキレイに仕上げてくれます。
毎日のお手入れで水垢を予防
水垢の汚れを落とすことも大切ですが、「予防」も大切です。
毎日の生活の中で心がけることで、防げる水垢の汚れもあります。
ここでは毎日のお手入れの際、少し心がけるだけで水垢の予防になることを紹介します。
水垢を防ぎたい方はもちろん、掃除が面倒・手間だと感じる方もぜひチェック・実践してみてください。
毎日のお手入れ
1.水滴をそのままにしない
残された水滴に含まれている成分は、やがて水垢へと変化します。
そのため、日々の生活の中で水滴を残さないよう徹底しましょう。
布巾で軽くふき取るだけでも十分に水垢予防です。
2.コーティング剤を使用する
コーティング剤を使用することで水垢の防止が可能です。
ただし、コーティング剤もさまざまな種類が登場しているため、どのコーティング剤を使用するのかも大切なポイントです。
必ず素材に対応しているコーティング剤を選ぶようにしましょう。
なぜ水垢はできるのか
水垢は、水道水に含まれるカルシウムやマグネシウム、ケイ素などのミネラル成分が固形化したものです。
水分が蒸発し、上記成分だけ固形化して残ることで水垢となります。
頑固な水垢のお掃除はプロへ依頼がおすすめ
水垢を徹底的に落としたい場合や、頑固な水垢が気になる際にはプロに依頼もおすすめです。
頑固な水垢を自分で掃除する場合、どうしても力に頼ってしまい、素材を傷つけてしまうことが珍しくありません。
アールクリーニングでは、特殊な道具やオリジナルの洗剤を使用し、頑固な水垢もキレイにします。
頑固な水垢や鏡のウロコも、素材を傷つけずに状況に合わせた方法でキレイにします。
当日お伺いさせていただくのは、弊社の厳しい研修をクリアしたスタッフのみ。
これまで20万件以上の実績がある清掃会社です。安心してお任せください。
ぜひ一度プロのお掃除を体験してみませんか?
まとめ
今回は水垢の落とし方を紹介しました。
軽い水垢であれば簡単に落とすことができますが、頑固な水垢の場合は素材を傷つけないように注意が必要です。
頑固な水垢は自分で無理して落とすのではなく、プロに依頼するのも検討してみましょう。