ドラム式洗濯機は便利なものではありますが、掃除を行わなければやがては不衛生となるだけでなく、動作の効率が低下します。
しかしながら、掃除方法が分からないため、放置してしまっている方も多いようです。

ここではそんなドラム式洗濯機の掃除方法を紹介するだけではなく、ドラム式洗濯機の汚れの原因やキレイな状態を保つ方法を紹介します。

ドラム式洗濯機の掃除方法

フタを開けたドラム式洗濯機

縦型洗濯機の掃除方法を知りたい方はぜひこちらの記事を参考にしてください。

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ドラム式洗濯機の掃除には塩素系クリーナーがおすすめ

ドラム式洗濯機の掃除には塩素系のクリーナーがおすすめです。
酸素系クリーナーの場合、大量の水が必要になる点や時間がかかるため、水量の少ないドラム式洗濯機では塩素系のクリーナーが向いています。

さらにはドラム式洗濯機の機種によっては使用できないものがあります。
塩素系のクリーナーはツンとした匂いがデメリットではありますが、多くのメーカーが推奨している点に加え、酸素系クリーナーよりも短時間で終了します。

酸素系クリーナー:4~6時間
塩素系クリーナー:40分~1時間

このように、酸素系クリーナーと塩素系クリーナーとでは所要時間が大きく異なります。

手順

  1. 電源を入れる
  2. 洗濯槽にクリーナーを入れる
  3. 水をためる
  4. 少し洗濯機を回して漬け置きをする

洗濯槽の洗浄コースが用意されている場合にはそちらを使用してください。
搭載されていない場合、標準コースで問題ないです。

適量を守って洗濯機を回した後、漬けおきしましょう。

一度の洗浄で汚れが落ちるとは限りません。
適度に目視し、汚れが落ちているのかを確認しましょう。汚れが浮いてくる場合、汚れが出なくなるまで洗濯を繰り返します。

自分で掃除する際の注意点

台所掃除のようにスポンジなどでこすって汚れを落とすことは控えましょう。
こすって汚れを落とした場合、落とした汚れが洗濯機の内部に入り込んでしまうリスクがあります。

また、洗濯機の掃除は毎日行う必要性はありませんが、1か月に1度程度、適度に掃除を行う必要性があります。

徹底的にお掃除はプロにお任せがおすすめ

徹底的に掃除を行うのであれば、自分で頑張るよりも掃除のプロに任せた方が無難です。
洗濯層の裏側の汚れや、その他内部の汚れをゴッソリ落とすためには、分解が必要です。

自分で洗濯機を分解できたとしても、元通りに戻せなかった場合、洗濯機を使用できなくなってしまいます。
場合によっては故障してしまうかもしれません。

弊社アールクリーニングでは、洗濯機をはじめとするハウスクリーニングにて20万件以上の実績を誇ります。
当日お伺いさせていただくのは、厳しい研修をクリアしたスタッフのみですので、ご安心して洗濯機のお掃除をお任せください。
洗濯槽の掃除前と掃除後
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ドラム式洗濯機の汚れの原因

ここまでドラム式洗濯機の掃除方法を紹介しましたが、汚れの原因を知ることも大切です。ここではドラム式洗濯機の主な汚れを紹介します。

ほこりや繊維のくず

ほこりや繊維くずを出さないようにすることは難しいです。
そのため、気付いたらすぐに掃除することが大切です。
洗濯を終えた際に目視で確認し、目立つようなほこりや繊維くずを見つけたら拾って捨てるだけでも十分な対策です。

汚れた衣類の洗濯

衣服の汚れが多ければ多い程、洗濯機には汚れが残ります。
特に子どもが小さい場合や部活動を行っている場合は土・泥などの汚れが洗濯機にたまり、汚れになります。

そのため、広範囲に及ぶ土や泥の汚れがある衣服は、洗濯機に入れる前にはたくなどして汚れを落とすなど、事前にケアを行うことが大切です。

湿気によるカビの繁殖

状態次第では、ドラム式洗濯機の内部に湿気がたまり、カビが繁殖します。
水分が残ってしまうと水垢やカビの原因になります。

洗濯物を長時間置いたままにしたり、あるいはフタを閉めるなど湿気がこもりやすい環境を作ってしまうと、カビが繁殖し、汚れとなってしまいます。

ドラム式洗濯機の掃除頻度はどれくらい?

ドラム式洗濯機の掃除頻度は、月に1回が望ましいです。
忙しくなかなか時間が取れない場合は、洗濯槽は2か月に1回でも大丈夫です。
また、乾燥機付きの場合は、乾燥機を使用するたびにフィルターをチェックしてゴミを取り除くと清潔に保てます。

ドラム式洗濯機をキレイに保つ方法

ドラム式洗濯機の掃除は大切ですが、時間とともにやがては汚れが出てくるものです。
しかし、ささいな心掛けだけでもキレイな状態を維持できます。

ここではドラム式洗濯機を掃除した直後のキレイな状態を保つ方法を紹介します。

洗濯槽以外のパーツも定期的に掃除をする

衣服の汚れ落としに直接関係しているのは洗濯槽ですが、洗濯槽以外のパーツもまた、使用とともに汚れが残ります。

そのため、定期的な掃除が好ましいのですが、分解を伴う場合には注意が必要です。
分解の方法はドラム式洗濯機のメーカーで異なります。また、正しい状態で戻すことができなかった場合、故障の原因となりかねません。

自らで掃除を行う場合、無理をせずできる範囲で行いましょう。分解を伴う掃除は掃除のプロ・専門家に依頼した方が安全です。

洗濯時には粉末タイプの漂白剤を使用する

洗濯で使用する漂白剤は液体タイプが便利ですが、ドラム式洗濯機の清潔を保つためには液体タイプよりも粉末タイプがおすすめです。
同じ「漂白剤」ではありますが、液体タイプは酸性、粉末タイプはアルカリ性です。そのため、粉末タイプの漂白剤の方が汚れとして残りにくいです。

洗剤を入れる量を適量に

洗剤が多ければ多い程、汚れを落としやすくなると考える人もいるかもしれません。
しかし、過剰な洗剤は洗濯機の中に残ることで、結果的に汚れとなってしまいます。

洗剤は衣服の汚れを落とすことに長けていますが、使用料が多すぎる場合、洗濯機の中に「潜在カス」として残ります。残ってしまった洗剤は、洗濯機にとっては「汚れ」です。洗濯機の寿命にも影響を与えるので、洗剤は適量での使用を心がけましょう。

洗濯物を入れっぱなしにしない

洗濯機の中に洗濯ものを入れっぱなしにしている時間が長ければ長い程、湿度が高まり、カビや異臭の原因になります。

できる限り、洗濯機の中に衣服を入れたらすぐに洗濯を行い、洗濯が終了したら速やかに干して洗濯機の中は空っぽの状態を長く保つよう心がけましょう。

洗濯機の蓋は開けておく

洗濯機は普段は蓋を開けておきましょう。
洗濯機は稼働させていない時間の方が圧倒的に長いため、稼働させていない時の状態も重要です。

開けておくか閉めておくかだけで、洗濯機の中の状態が変わります。
蓋を閉めておくと湿気がこもり、洗濯物を入れっぱなしにしている時と同様、カビや臭いの原因となります。

まとめ

ドラム式洗濯機の掃除方法や汚れる原因、キレイに保つ方法を紹介しました。
いずれも決して難しい方法ではありませんが、こまめに行う点が大切です。

また、自分自身での掃除が面倒であれば掃除のプロ・専門業者に依頼が安全でおすすめです。
ぜひ一度プロに依頼しての分解洗浄も検討してみてはいかがでしょうか。