「両面テープを剥がしたら跡が残ってしまった…」「両面テープをきれいに取り切るコツはないのかな?」など、両面テープの剥がし方について悩んでいる人もいるでしょう。

両面テープは簡単に剥がれないよう、テープ全面に粘着剤が付けられています。
そのため、きれいに剥がすのは難しいです。

今回は、そんな両面テープをキレイに剥がす方法や注意点を紹介します。
ぜひ参考にしてください。

両面テープを剥がす方法

両面テープを剥がし方には、以下の方法があります。

  1. ドライヤーで温める
  2. シール剥がし用の液を使う
  3. 消しゴムを使う
  4. 中性洗剤を使う
  5. 糸を使う

それぞれ詳しく解説します。

1.ドライヤーで温める

1つ目は、ドライヤーで温めて剥がす方法です。
ドライヤーから出る温風でテープの粘着部分を緩めて剥がしやすくします。

ドライヤーを使った両面テープの剥がし方は、至って簡単です。

  1. 両面テープの上からドライヤーの温風を当てる
  2. 両面テープが十分に温まったらゆっくりと剥がしていく

剥がすときはヘラなどを使用して持ち上げるようにすると、よりキレイに剥がしやすくなります。

2.シール剥がし用の液を使う

市販の「シール剥がし専用液」の使用も良い方法です。

  1. シール剥がし専用液をテープの上から塗ってなじませる
  2. しばらく時間を置いたら、テープをゆっくりと剥がす

シール剥がし専用液は、ドラッグストアやホームセンターで手軽に手に入れられます。

3.消しゴムを使う

消しゴムはテープ跡をキレイにする際に有効です。
両面テープを剥がしたときに残りやすい粘着部分に消しゴムを使えば、ベタベタをきれいに落とせます。

ただし粘着力の強い両面テープの場合、消しゴムでこすり落とせない可能性があります。
また、力強く消しゴムでこすると、テープを貼っていた素材が破れてしまう可能性もあるので注意しましょう。

4.中性洗剤を使う

食器用洗剤などの中性洗剤は、両面テープのベタベタを剥がすのに効果的です。

  1. 中性洗剤を両面テープの上から多めに塗る
  2. 上からラップを張りしばらく放置
  3. テープに洗剤が十分なじんだら、端からゆっくりめくって剥がす

剥がしにくいときは、ヘラや定規で持ち上げるようにしたり、消しゴムでこすると取れやすいです。

5.糸を使う

両面テープは、糸でも剥がせます。

  1. 両面テープを少し剥がしテープの下に糸を入れる
  2. 上下もしくは左右に動かしながらテープを土台から削ぐように剥がす

このとき、糸に力を入れすぎないように注意が必要です。
力を入れすぎてしまうと、頑丈な糸でも切れてしまう可能性があります。

両面テープをはがすときの注意点

両面テープを剥がすときには、注意点もあります。
以下では注意点を紹介します。

1.刃物を使用しない

1つ目の注意点は、テープを剥がす際に刃物を使用しないことです。

カッターやハサミなどの刃物を使用すると、土台の表面を傷つけてしまう可能性があります。

刃物を使用するのは、別の方法をひととおり試してもテープが残ってしまうときのみにしましょう。
刃物を使用する際は、力を入れてガリガリと削らないように注意が必要です。

2.少しずつゆっくり剥がす

テープを剥がす際、少しずつゆっくり剥がすことを心がけるのも大切です。
粘着部分が緩んでいない状況で勢い良く剥がすと、粘着部分が残ってしまう可能性があります。

少々面倒かもしれないですが、剥がすときは丁寧にゆっくりと剥がすことを心がけましょう。

3.取り掛かる前に素材を確認する

両面テープを剥がす前に、テープが貼りついている素材を確認することも大切です。
素材を確認しないままテープ剥がしに取り掛かると、使用する物によっては変色・傷が生じてしまうかもしれません。

たとえば、テープが貼りついている素材がプラスチックの場合、ドライヤーの温風により変形する可能性があります。
また、素材が布である場合は、シール剥がし専用液の使用は変色やシミになる可能性も、、。

両面テープを剥がす作業にとりかかる前には、貼りついている物の素材を確認しましょう。

両面テープの跡はなぜ残る?

そもそも、なぜ両面テープの跡は残りやすいのか気になっている人もいるのではないでしょうか。

両面テープの跡が残りやすいのは、簡単に剥がれないようテープの全面に粘着剤が塗布されているからです。
粘着剤は水などで落ちにくいうえ、乾燥することで粘着度が増す仕組みになっています。

両面テープは貼った後、すぐに剥がすことはありません。
そのため、剥がすときには粘着力が強力になっていることが多く、テープを丁寧に剥がしても跡が残りやすいのです。

【番外編】両面テープをうまく貼るコツ

両面テープの剥がし方だけでなく、テープを上手に貼り付けられないという悩みを抱えている人もいるかもしれません。ここからは、両面テープを上手に貼るコツを紹介します。

両面テープをうまく貼るための手順は、以下の通りです。

  1. テープを貼りたい始点を決める
  2. 始点に両面テープの先端を貼り付ける
  3. 両面テープを持っていない手で貼った部分を押さえる
  4. テープを伸ばし、ずれないように押さえながら終点まで貼り付けていく
  5. テープが終点部分に到達したら、終点を少し超えるくらいまで伸ばす
  6. テープを終点部分に合わせて切る

上記の手順を踏めば、誰でも両面テープを上手に貼れるようになります。

ガンコで取り切れないシール跡はプロにお任せ!

ここまで、両面テープの剥がし方や剥がすときの注意点などを詳しく解説してきました。
しかし、紹介した方法を試しても両面テープをキレイに取り切れないこともあるかもしれません。

そのようなときは、プロのハウスクリーニング業者に依頼するのがおすすめです。
プロに任せれば、テープ跡が残らないのはもちろん、素材に傷が付いたり変形・変色したりしないように使用する薬剤を選定します。

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まとめ

粘着力の強い両面テープは、そのまま剥がすと跡が残りやすいですが、ドライヤーや中性洗剤を使ったりなど少しの工夫でキレイに剥がせるようになります。

しかし、粘着力が強力すぎる両面テープは工夫してもテープ跡が残ってしまうケースもあるかもしれません。
そのような頑固なテープ跡にはプロのお掃除に依頼するのも検討してみてもいいかもしれません。

本記事で紹介した内容をもとに、ぜひテープ剥がしをチャレンジしてみてください。