トイレを使用しない日はありません。
その分トイレには汚れが蓄積されていきます。

そのため、トイレの掃除はこまめに行う必要があります。
ここではそんなトイレの掃除方法について解説します。

念入りトイレ掃除の方法

大掃除などで、トイレを念入りに掃除する場合の手順を紹介します。
しっかりとトイレの汚れを落としたいときに参考にしてください。

①トイレ用洗剤を便器内にスプレーして数分置く

まずはトイレ用洗剤を便器内にスプレーします。

ポイントは、スプレーした後数分程度放置し、洗剤がトイレに浸透するのを待つことです。
スプレー直後に磨くよりも、ある程度放置したほうが頑固な汚れに対して効果が期待できます。

また、放置して「軟化」させて掃除をすることで、力強く擦る必要がないため、トイレそのものを傷つけることもありません。

②トイレ用ブラシで擦り洗いをする

スプレーをして放置した後は、トイレ用ブラシで擦り洗いを行います。
ここでは目に見えない部分もしっかりと掃除することを意識しましょう。

便器の内側のふちなど、便器には目の届きにくい死角があります。
目に見える部分はすぐに気付けるのですが、見えにくい部分は放置しがちです。
忘れずに掃除しましょう。

③蓋や便器を拭き掃除する

再度外側にトイレ用洗剤をスプレーし、蓋や便器の拭き掃除をしましょう。

トイレの蓋や便座の拭き掃除には濡らしてしっかり絞った柔らかい布がおすすめです。
拭く際には上から下に向かって拭くことで、汚れを効率よく落とせます。

注意点として、蓋・便座は力任せに拭くと破損リスクがあります。
そのため、過度な力を込めるのではなく、洗剤の力で浮かせてふき取るよう心がけましょう。
また、傷つけるリスクを考えると、乾拭きではなく水拭きにしましょう。

④便器周りの床や窓を掃除する

便器付近の床のや窓を拭き掃除しましょう。

トイレの床は手が汚れない厚手のトイレ用お掃除シートがおすすめです。
また、使用した後にトイレへと流せるのも便利です。

トイレの床汚れは便器付近にたまっている場合が多いです。
汚れを広げないためにも、手前から奥に拭くのがおすすめです。

トイレ用シートがない場合は、使用後に流すことはできませんが、クイックルワイパーや中性洗剤でも代用が可能です。
特に床の端や窓は普段の軽い掃除の場合はあまり手を付けない方もいるかと思います。
汚れが蓄積していることが多いので忘れないように掃除しましょう。

トイレ掃除をハウスクリーニング業者に頼んだ方がいいケース

トイレ掃除は自らでも可能ですが、下記の汚れが気になる場合は、ハウスクリーニング業者への依頼がオススメです。

  • トイレタンク内の掃除
  • 換気扇の掃除
  • 尿石などの頑固な汚れ

これらをハウスクリーニング業者に依頼したほうが良い理由を以下で説明します。

①トイレタンク内の掃除

トイレタンク内の掃除を自分で行うのは、あまりお勧めしません。
トイレタンク内をむやみに触ると、水漏れのトラブルがあるからです。

また、一度外した部品を元に戻せなくなってしまった場合、トイレを使用できなくなります。
リスクを回避するためにも、トイレタンク内はハウスクリーニング業者に任せることがおすすめです。

②換気扇の掃除

トイレ内の換気扇は台所の換気扇とは違い、簡単に取り外しできないタイプが多く、掃除が難しいです。

分解できたとしても、再度同じように組み立てることができない可能性もあります。
上記のようなリスクを避けるためにも、トイレの換気扇の掃除はハウスクリーニング業者に依頼したほうが安心です。

③尿石などの頑固な汚れ

尿に含まれるカルシウムが原因となる尿石は、放置・蓄積することでさらに層となり固形化します。
ある程度の汚れであればクエン酸でも掃除が可能ですが、あまりにも放置してしまった場合、自分で掃除するのが難しくなってしまいます。

また、力任せに落とそうとすると、トイレを傷つけてしまう可能性があります。

その点ハウスクリーニング業者は、スクレーパーという専用の道具や市販では購入できない強力な洗剤を使用し、頑固な尿石もキレイ落としてくれます。
もちろんトイレを傷つけることもありませんので、安心して任せることができます。

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弊社の中でもエアコンと並ぶ人気メニューで、多くのお客様にリピートいただいております

トイレの掃除頻度の目安

トイレ掃除は、多くの方は「汚くなったら掃除する」「汚れが目立ってきたら掃除する」のではないでしょうか。
しかし、汚くなってから・汚れが目立ってからでは匂いに悩まされることとなります。

そこで、パーツ別にトイレの掃除の目安を紹介します。

1. 毎日の掃除

トイレは毎日使用するため、便器内部はできれば毎日でも掃除したいところです。
掃除方法はトイレ用掃除シートで軽く拭くだけでも十分です。

2. 週1回の掃除

下記の部分は週に1回程度の掃除で十分です。

  • 便器
  • ウォシュレット
  • 床・壁
  • ドアノブ・スイッチ

これらの部分について、具体的にどのような掃除が必要なのかを紹介していきましょう。

便器を念入り掃除

さきほどお伝えした念入り掃除を実践してみましょう。

便器内部は毎日軽くでよいので掃除を行い、週に一度程度は念入りに掃除を行うことで、トイレの清潔を維持できます。
ただし、便器の念入り掃除はトイレの状況を見て、適宜行うことをおすすめします。

ウォシュレットの清掃

ウォシュレットの掃除も大切です。忘れがちな部分ですが、ウォシュレットも次第に汚れが蓄積されます。
忘れがちな部分にはなりますが、定期的な掃除を心がけましょう。

付着した汚れで詰まると、ウォシュレットの機能にも影響を及ぼします。

床や壁の掃除

トイレ掃除は便器に気を取られがちですが、床や壁にも汚れが蓄積されます。

また、水が飛び跳ねて壁の思わぬ部分に汚れが見られるケースもあります。
頻繁に掃除をするほどではありませんが、週に一度程度はチェックしておきましょう。

ドアノブとスイッチの拭き取り

ドアノブやスイッチは見逃しがちですが、毎日の使用で手垢・水垢が蓄積されやすい部分です。そのため、週に一度程度でよいので拭き取りを行っておきましょう。

特にウォシュレットのスイッチは見逃しやすいだけではなく、水滴が飛び散って汚れるケースもあります。

プロのトイレ掃除は何が違う?

トイレは自分で掃除できますが、プロに依頼したほうがクオリティの高い掃除が行われます。

しかし、具体的に「質」とは何を意味するのか、よく分からない方も多いのではないでしょうか。
ここではそんな疑問に応えるべく、プロの業者に依頼した掃除トイレは何が違うのかを紹介します。

1. 設備の点検

プロは掃除と同時に設備の点検も行い、不備がないかを確認します。

自分では、トイレの不具合の把握は難しいです。
プロであればトイレ掃除と同時にトイレ全体をチェックし、問題ないかまで確認が可能です。

2. 専用の洗浄剤の選定

プロは、市販では売っていない専用の洗浄剤を使用します。
汚れや素材に合わせた洗浄剤を選ぶことで、効率的に清掃します。

また、素材に合わせた洗剤を使用するため、便器を傷つける心配もありません。

3. 細部へのこだわり

便器の縁や隅々、ボルトの周りなど、自分では見逃しがちな部分も徹底的に清掃します。
自分で掃除した場合だと気付かずに放置してしまうような細かい部分も、こだわって掃除を行います。

4. 乾燥と仕上げ

乾燥・仕上げは自分ではあまり意識しない部分かもしれません。
しかし、プロは最終段階で残った水分をしっかりと拭き上げます。
こうすることで便器の水垢を防げます。

また、多くの場合オプションでの提供ですがコーティングを行うことで、キレイな見た目を維持できます。

まとめ

トイレ掃除について紹介しました。

月に1回程度の念入り掃除の手間を少なくするためにも、ふだんから気が付いたらこまめに掃除するようにしましょう。

なかなか取り切れない頑固な汚れの場合は、無理して行おうとせず、プロの業者に依頼も検討してみてください。

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