「両面テープを剥がしたら跡が残ってしまった…」「両面テープをきれいに取り切るコツはないのかな?」など、両面テープの剥がし方について悩んでいる人もいるでしょう。
両面テープは簡単に剥がれないよう、テープ全面に粘着剤が付けられているため、きれいに剥がすのは難しいです。
今回は、そんな両面テープをキレイに剥がす方法や注意点を紹介します。
両面テープを剥がす方法
両面テープを剥がし方には、以下の方法があります。
- ドライヤーで温める
- 中性洗剤を使う
- 消しゴムを使う
- シール剥がし用の液を使う
- 糸を使う
それぞれ詳しく解説します。
1.ドライヤーで温める
1つ目は、ドライヤーで温めて剥がす方法です。ドライヤーから出る温風がテープの粘着部分を緩めて、剥がしやすくしてくれます。
ドライヤーを使った両面テープの剥がし方は、以下のとおりです。
- 両面テープの上からドライヤーの温風を当てる
- 両面テープが十分に温まったらゆっくりと剥がしていく
剥がすときはヘラなどを使用して持ち上げるようにすると、よりキレイに剥がしやすくなります。
2.中性洗剤を使う
食器用洗剤などの中性洗剤は、両面テープのベタベタを剥がすのに効果的です。
- 中性洗剤を両面テープの上から多めに塗る
- 上からラップを張りしばらく放置
- テープに洗剤が十分なじんだら、端からゆっくりめくって剥がす
剥がしにくいときは、ヘラや定規で持ち上げるようにしたり、消しゴムでこすると取れやすいです。
3.消しゴムを使う
消しゴムを使うとテープ跡をキレイにすることができます。
ただし粘着力の強い両面テープの場合、消しゴムでこすり落とせない可能性があります。
また、力強く消しゴムでこすると、テープを貼っていた素材が破れてしまう可能性もあるため、注意しましょう。
4.シール剥がし用の液を使う
強力な両面テープには、市販の「シール剥がし専用液」がおすすめです。
- シール剥がし専用液をテープの上から塗ってなじませる
- しばらく時間を置いたら、テープをゆっくりと剥がす
シール剥がし専用液は、ドラッグストアやホームセンターで手軽に手に入れられるうえ、効果があるためおすすめです。
5.糸を使う
両面テープは、糸でも剥がせます。
- 両面テープを少し剥がしテープの下に糸を入れる
- 上下もしくは左右に動かしながらテープを土台から削ぐように剥がす
このとき、力を入れすぎて糸が切れないように注意しましょう。
両面テープをはがすときの注意点
両面テープを剥がすときには、次に紹介する3つのポイントに注意しましょう。
1.刃物を使用しない
1つ目の注意点は、両面テープを剥がす際に刃物を使用しないことです。
カッターやハサミなどの刃物を使用すると、土台の表面を傷つけてしまう可能性があります。
力を入れてガリガリと削らないように注意してください。
刃物を使用するのは、別の方法をひととおり試してもテープが残ってしまうときのみにしましょう。
2.少しずつゆっくり剥がす
両面テープを剥がす際、少しずつゆっくり剥がすことを心がけるのも大切です。
粘着部分が緩んでいない状況で勢いを良く剥がすと、粘着部分が残りやすくなります。
少々面倒かもしれないですが、剥がすときは丁寧にゆっくりと剥がすことを心がけましょう。
3.取り掛かる前に素材を確認する
両面テープを剥がす前に、貼りついている素材を確認することも大切です。
素材を確認しないままテープ剥がしに取り掛かると、使用する物によっては変色・傷が生じてしまうかもしれません。
例えば、テープが貼りついている素材がプラスチックの場合、ドライヤーの温風により変形する可能性があります。
また、布の場合は、シール剥がし専用液の使用は変色やシミになる可能性も。
両面テープを剥がす作業にとりかかる前には、貼りついている物の素材を確認しましょう。
両面テープの跡はなぜ残る?
両面テープの跡が残りやすいのは、簡単に剥がれないようテープの全面に粘着剤が塗布されているからです。
粘着剤は水などで落ちにくいうえ、乾燥することで粘着度が増す仕組みになっています。
そのため、剥がすときには粘着力が強力になっていることが多く、テープを丁寧に剥がしても跡が残りやすいのです。
【番外編】両面テープをうまく貼るコツ
両面テープの剥がし方だけでなく、テープを上手に貼り付けられないという悩みを抱えている人もいるかもしれません。
以下に両面テープを貼る際の手順を紹介します。
- テープを貼りたい始点を決める
- 始点に両面テープの先端を貼り付ける
- 両面テープを持っていない手で貼った部分を押さえる
- テープを伸ばし、ずれないように押さえながら終点まで貼り付けていく
- テープが終点部分に到達したら、終点を少し超えるくらいまで伸ばす
- テープを終点部分に合わせて切る
上記の手順を踏めば、誰でも両面テープを上手に貼れるようになります。
自分では取り切れないシール跡はプロにお任せ!
ここまで、両面テープの剥がし方や剥がすときの注意点などを詳しく解説してきました。
しかし、紹介した方法を試しても両面テープをキレイに取り切れないこともあるかもしれません。
そのようなときは、プロのハウスクリーニング業者に依頼するのがおすすめです。
プロに任せれば、テープ跡が残らないのはもちろん、素材に傷が付いたり変形・変色したりしないように使用する薬剤を選定します。
アールクリーニングでは、エアコンクリーニングをはじめとするハウスクリーニングを承っております。
20万件以上の実績を誇り、研修をクリアしたスタッフのみがお客様のもとへお伺いさせていただきます。
ご安心してお任せください。
まとめ
粘着力の強い両面テープは、そのまま剥がすと跡が残りやすいですが、ドライヤーや中性洗剤を使ったりなど少しの工夫でキレイに剥がせるようになります。
しかし、粘着力が強力すぎる両面テープは工夫してもテープ跡が残ってしまうケースもあるかもしれません。そのような頑固なテープ跡にはプロのお掃除に依頼するのも検討してみてもいいかもしれません。
本記事で紹介した内容をもとに、ぜひテープ剥がしをチャレンジしてみてください。