この記事では電気ポットの掃除方法や汚れの原因についてを紹介します。
汚れが気になる方や掃除方法を知りたい方はぜひ参考にしてください。
電気ポットのお掃除方法
電気ポットの掃除は、内側と外側に分けられます。
今回は、内側と外側それぞれの掃除方法を紹介します。
お掃除に役立つアイテム
電気ポットの洗浄には、以下のアイテムを用意しましょう。
- クエン酸。
- アルカリ電解水
- キッチンペーパー
- 歯ブラシ
キッチンペーパーに関しては、布巾やスポンジでも代用が可能です。
内側の掃除の手順
1.ポットの中に水を入れる
ポットの中に水を入れます。
本体に電源が入っていないことと、十分に冷めていることを確認してから水を入れましょう。
2.クエン酸を入れて沸騰させる
満水までいれた水の中にクエン酸を入れ、いつもと同じように沸騰させます。
沸騰する際の水の動きにより、ポット内部にクエン酸が含まれている水が駆け巡り、水垢を落とします。
クエン酸の詳しい効果に関してはこちらの記事にて紹介しています。
気になる方はぜひ参考にしてみてください。
沸騰時の水の動きだけでは落とせない水垢は、漬け置きします。
沸騰後も1時間ほど浸け置きすることで、洗浄効果が高まります。
3.水で洗い流して終了
沸騰時の水流やその後の浸け置きで水垢を落としたら、水で洗い流して終了です。
細かい部分は、歯ブラシで擦るとキレイになります。
外側の掃除の手順
1.キッチンペーパーにアルカリ電解水をしみ込ませる
キッチンペーパーにアルカリ電解水をしみこませます。
布巾やスポンジでも代用できますが、使い捨てできる点でキッチンペーパーが好ましいです。
2.外側をまんべんなく拭き取る
アルカリ電解水をしみこませたキッチンペーパーで、電気ポットの外側を拭きます。
汚れが目立つ部分だけではなく、全体的に拭き取りましょう。
特に裏面の掃除は忘れがちなので、しっかり確認しましょう。
軽く拭き取る程度では落ちない汚れがある場合、キッチンペーパーを数十秒押し当て、汚れを緩めてみましょう。
3.細かい部分は歯ブラシで磨いて汚れを取る
細かい部分は使わなくなった歯ブラシがおすすめです。
歯ブラシは手・指では届かない部分まで届きます。
特に蒸気口の汚れには、歯ブラシが有効です。
また、ブラシ部分が小さいため、力を入れても電気ポットを傷つけるには至らない点が挙げられます。
電気ポットのお掃除の際の注意点
電気ポットの内側を掃除する際には、重曹を使用しないのがおすすめです。
重曹には研磨効果があるため、場合によっては内側のフッ素コーティングを傷つけてしまう可能性があります。
また、沸騰させた場合に吹きこぼれの可能性もあります。
本来水分が入ってはならない部分に水分が入り込むことでの故障の原因になります。
無理な分解も控えましょう。
元に戻せなくなったり、パーツの劣化・破損につながる可能性があります。
電気ポットの汚れの原因
電気ポットの汚れの原因は、水分を扱う内部と外気に触れる外側で大きく異なります。
内側の汚れ
内側の汚れの原因は、水垢です。
水垢は水道水の成分(カルシウム)やミネラルウォーターのミネラルが、熱によって付着してしまうことで生じるものです。
なるべく水分を残さないためにも、使用したら拭き取ることを意識しましょう。
外側の汚れ
外側は、手垢や埃汚れの場合が多いです。
また、電気ポットの設置場所でも汚れが異なります。
例えば、キッチンに設置している場合、調理時の油が付着します。
食卓に置いている場合、食事の際に飛び跳ねる水分で汚れます。
食卓で物をこぼした際には、それらが付着します。
外側の汚れは、付着時であれば軽く拭うだけでも簡単に汚れを落とせますが、時間が経過すればするほど、強固な汚れになります。
汚れてしまった際には、放っておかずになるべく早く拭き取るように心がけましょう。
電気ポットはどのくらいの頻度で掃除が良い?
使用頻度で異なる部分ではありますが、1〜3カ月に1度が望ましいです。
また、匂いもポイントです。
水を入れていない状態で匂いを感じる場合、水垢が蓄積されている可能性が高く、内部を掃除する必要があります。
まとめ
今回は電気ポットの掃除方法と汚れの原因を紹介しました。
便利なアイテムではあっても日々使用することで汚れが蓄積され、放置すればするほど汚れが蓄積されます。
電気ポット内の水は、口に含む場合もあるため清潔にしておきたいですよね。
電気ポットを安心して使用するためにも、定期的に掃除を心掛けて清潔に保ちましょう。