「うるさらエアコンのお手入れって、どうすればいいの？」
多機能エアコンとして人気の高いダイキンの「うるさら」は、その高性能ゆえに正しい掃除方法が分かりにくいという声も多く聞かれます。
加湿・除湿・換気・冷暖房といった機能が1台に凝縮されたうるさらは、一般的なエアコンと比べて構造が複雑です。
そのため、掃除を怠るとホコリやカビが内部にたまり、空気の質や運転効率が大きく低下するリスクがあります。
この記事では、うるさらエアコンの基本的な特徴と、自宅でできるお手入れ方法、掃除時の注意点などについて詳しく解説します。
快適な空気環境を維持するために、ぜひ最後までご覧ください。
うるさらエアコンとは？特徴をおさらい
ダイキンの「うるさら」シリーズ（Rシリーズ）は、加湿・除湿・冷暖房・換気を1台に備えた多機能かつ高性能なルームエアコンです。
特に注目すべきは、以下の3つの独自機能です。
AI快適自動運転：人と空間にあわせて“ちょうどいい”を自動調整
「AI快適自動運転」では、室内の温度や湿度はもちろん、日射量・床温度・在室人数・在室時間といった環境や人の動きまでAIが自動で解析。
その場に合った最適な運転モード（冷房・暖房・除湿・加湿・送風）を切り替えてくれます。
手動操作をほとんど必要とせず、快適性と省エネを両立できるのが大きな魅力です。
無給水加湿（うるる加湿）：加湿なのに水の補給が不要
冬場の乾燥対策として優れているのが「無給水加湿（うるる加湿）」機能です。
給水タンクがないにもかかわらず、屋外の空気中の水分を取り込んで加湿できるのが特徴。
面倒な水の補充が不要で、部屋の湿度を一定に保ちながら、のどや肌を守ってくれるうれしい機能です。
さらら除湿：冷やしすぎず湿気だけをコントロール
「さらら除湿」は、室温をなるべく下げずに湿度だけを下げる独自の除湿方式。
従来のエアコンのように“冷えすぎて寒い”と感じることが少なく、梅雨や夏の夜間にも快適に使えるのが特長です。
さらに、設定温度に近づくと自動で除湿量をコントロールし、ムダな電力消費も抑制。環境にも家計にもやさしい仕様となっています。
参考：ダイキン公式ホームページ,トップ,ダイキンの空調製品,ルームエアコン(家電量販店取扱商品),Rシリーズ製品情報,Rシリーズ 除湿・冷房
うるさらエアコンの掃除方法
ここでは、自宅でできる「うるさら」エアコンのお手入れ方法として、基本かつ重要なフィルター掃除の手順を詳しくご紹介します。
うるさらエアコンは高性能な分、メンテナンスを怠ると性能が落ちる原因になります。
特にフィルター部分は、汚れが蓄積すると風量の低下やニオイ、冷暖房効率の悪化につながります。
1. エアコンの電源を切り、必ずコンセントを抜く
掃除を始める前には、必ずエアコンの電源を切り、コンセントも抜いてください。
フィルター掃除は高所での作業になることが多く、もし電源が入ったままだと誤作動や感電のリスクがあります。
安全のため、最初にしっかり電源をオフにしましょう。
2. フロントパネルをゆっくり開けてフィルターを取り外す
フロントパネルを両手でゆっくり開け、フィルターを取り外します。
フィルターは軽くて曲がりやすい構造なので、無理な力を加えず、丁寧に取り外してください。
※うるさらエアコンには自動おそうじ機能が付いている機種もありますが、この機能は「ダストボックスにホコリを集めるまで」の機能です。
3. 掃除機でフィルター表面のホコリを吸い取る
フィルター表面に付着しているホコリを、掃除機のノズルでやさしく吸い取ってください。
この際、フィルターの目詰まり部分を丁寧に取り除くことで、風量の回復や消臭効果が期待できます。
掃除機は「弱モード」または「ブラシ付きノズル」を使用するとフィルターを傷めにくくなります。
4. 汚れがひどい場合は中性洗剤を使って水洗い
目詰まりがひどい場合や油分などのしつこい汚れがある場合は、中性洗剤を薄めたぬるま湯でやさしく洗ってください。
スポンジや柔らかいブラシを使って、フィルターを傷めないように優しくなで洗いします。
洗浄後はしっかりと水で洗剤を流し、洗剤成分を残さないように注意しましょう。
残留洗剤があるとニオイの原因になったり、アレルギー反応を起こすこともあります。
5. 完全に乾かしてからフィルターを戻す
フィルターを洗ったあとは、風通しの良い日陰で完全に乾かしてください。
この際、濡れたまま戻してしまうと、エアコン内部に湿気がたまり、かえってカビが繁殖しやすくなってしまいます。
ドライヤーで無理に乾かすとフィルターの変形や素材劣化を招く可能性があるため、自然乾燥しましょう。
掃除の注意点
エアコンを掃除する際は、やみくもに分解や洗浄を行うのは危険です。
とくに「うるさら」のような高性能モデルは内部構造が複雑なため、自己流のメンテナンスが故障やトラブルにつながるケースもあります。
ここでは、掃除に取り組む前に知っておきたい注意点を解説します。
内部まで掃除するのは難易度が高い
うるさらエアコンは、AI快適自動運転や無給水加湿（うるる加湿）などの先進機能を搭載しているため、内部構造が非常に精密かつ複雑です。
そのため、内部パーツを自力で分解・洗浄するのは故障のリスクが高いです。
カバーや基盤周辺の構造を誤って外してしまうと、電装部品の破損やセンサーの故障につながり、メーカー保証対象外となる場合もあります。
無理に自分で対応するよりも、経験豊富なプロに任せた方が結果的に安全で確実です。
「お掃除機能」はあくまで“補助”と考える
うるさらシリーズの中には、自動お掃除機能（フィルター掃除機能）を搭載している機種もあります。
これは運転終了後にダストボックスにホコリを集めてくれる便利な機能ですが、対象となるのはあくまでフィルター部分のみです。
エアコンのニオイや効きが悪くなる原因は、むしろフィルターの奥にあるフィンや送風ファンの汚れであるケースが多く、これらはお掃除機能では対応できません。
「自動掃除機能があるから大丈夫」と過信せず、定期的な手動清掃やプロのクリーニングを併用することが、うるさらの性能を維持する秘訣です。
内部の徹底洗浄はプロへお任せ
エアコンの嫌なニオイや効きの悪さを感じたら、内部が汚れているサインかもしれません。
アールクリーニングでは、うるさらを含むダイキン製エアコンの分解洗浄にも対応しています。
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アールクリーニングの分解洗浄が選ばれる理由
アールクリーニングは、エアコン洗浄の専門業者として最先端の洗浄機器、ならびに技術とアフターサービスで、多くのお客様にリピートをいただいております。
アールクリーニングのエアコン分解洗浄は、フィルターや熱交換器などの自分では手が届きにくい部分もキレイにします。
以下では、アールクリーニングの強みを紹介します。
1.清掃技術と品質管理
アールクリーニングは独自の研修制度を採用し、厳しい研修を最後までクリアしたスタッフのみ、お客様のもとへサービスに伺います。
自社の研修施設では、さまざまなメーカーや業務用のエアコン用意。
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まとめ
「うるさら」エアコンは、快適な空気環境を保つうえで非常に優れた機能を持っていますが、その性能を維持するには定期的なお手入れが欠かせません。
フィルターやルーバーの掃除は自宅でも可能ですが、内部の汚れやカビはプロによる分解洗浄が必要です。
アールクリーニングでは、うるさらを熟知したスタッフが対応し、快適な空間をサポートいたします。
ぜひ一度ご相談ください。
