浴室乾燥機は、現代の便利な生活に欠かせない家電の一つです。
この記事では、浴室乾燥機の機能やメリット、お手入れ方法についてまとめました。
浴室乾燥機の機能をちゃんと知りたい、どんな時に利用すると便利なのか知りたい、という方はぜひ読んでみてくださいね！
浴室乾燥機の機能
浴室乾燥機は、さまざまな機能が備わっています。浴室の外にリモコンが設置されていることが多く、リモコンのボタンで選択・調整して使用します。
浴室乾燥機の基本的な機能は、以下のとおりです。
■乾燥機能
温かい風を送り、洗濯ものや浴室を温風で乾燥さます。
■暖房機能
浴室に温風を送ります。
冬場、浴室が冷えて寒い時などに使用します。
■涼風機能
浴室に風を送ります。
夏場、浴室が熱く蒸す場合は扇風機の代わりに使用することができます。
■換気機能
浴室を換気します。
入浴後の浴室に使用することで浴室を早く乾燥することができます。
浴室乾燥機のメリット
ここでは、浴室乾燥機を利用するメリットを紹介します。
洗濯物を室内で乾かすことができる
浴室乾燥機の乾燥機能を使用すると、浴室で洗濯ものを短時間で乾かせます。
このことで洗濯ものを外に干し、乾いたらまた取り込むという手間が省け、雨や花粉・黄砂などといった天候に左右されることなく洗濯物を乾かせます。
夜間に洗濯ものを干したい方や防犯目的で外に洗濯ものを干したくないという方にも便利な設備です。
洗濯物がシワになりにくい
洗濯機の乾燥機能を利用すると。シワが付きやすいのが難点です。
それに比べて、浴室乾燥は衣類をつるして干した状態で乾かしていくため、シワになりにくいです。
また、柔らかい温風で乾かしていくためふっくらとした仕上がりになり、衣類も傷みにくく長持ちする点でも優れています。
浴室のカビを防ぐことができる
浴室は湿気がこもりやすく、カビが生えやすい場所です。
浴室乾燥機は浴室内の湿気を除去してくれため、カビの発生を防ぎやすくなります。
浴室を清潔に保つだけでなく、毎日の掃除の手間も減るのは一石二鳥ですね。
換気機能でお風呂の空気を循環させることで、快適なバスタイムを過ごせます。
暖房機能でヒートショックを防げる
浴室乾燥機の暖房機能を使用することで、ヒートショック現象を防げます
冬場、リビングは暖かくても脱衣所や浴室は寒いということはありませんか？
その影響でヒートショックを起こす事故も毎年ニュースになっています。
そこで浴室乾燥機の暖房機能が役に立ちます。
脱衣所や浴室を暖房機能で温めておくことができるので、冬場の急激な温度差による体調不良を回避できます。
浴室乾燥機のデメリット
浴室乾燥機はくらしを快適で便利なものにしますが、一方でデメリットもあります。
ここでは浴室乾燥機のデメリットについて紹介します。
電気代がかかる
浴室乾燥機は、使用した分だけ電気代が発生します。
特に乾燥機能や暖房機能を長時間使用すると月々の電気料金がぐんと上がります。
kWhあたりの電気代金を31円と仮定した場合の浴室乾燥機の電気代は以下のとおりです。
■暖房(強)
消費電力…1250W(60Hz)
1時間運転した電気代金…42円
■換気
消費電力…46W(60Hz)
1時間運転した電気代金…1.5円
■乾燥
消費電力…1190W(60Hz)
1時間運転した電気代金…40円
■涼風(強)
消費電力…50W(60Hz)
1時間運転した電気代金…1.75円
電気代を節約したい場合、夜間の電気料金が安い時間帯に利用する、利用時間を少なめに設定し調節するなど工夫しましょう。
定期的にフィルター掃除が必要
浴室乾燥機には、取り外し可能なフィルターが付いています。
普段の入浴時の使用だけでなく、衣類の乾燥や24時間の換気機能を使用することで、浴室乾燥機のフィルターにはホコリがたまっていきます。
フィルターのホコリをそのまま放置しておくと目詰まりを起こし、浴室乾燥機の機能効率が下がったり必要以上に電力を消費したりするためコストも余分にかかってしまいます。
カビや異臭を招いたり故障の原因にもなったりするため、定期的にフィルターを掃除しましょう。
浴室乾燥機はこんな人にオススメ
浴室乾燥機は、さまざまな方の生活スタイルにフィットして便利なくらしを提供します。
以下に当てはまる方には、浴室乾燥機の利用がおススメです。
外に干すのが面倒な人
衣類の洗濯が終わったあと、外に干すために洗濯物を持っていくのは疲れますよね。
浴室乾燥機を使えば、洗濯してそのまま浴室で干すだけで終わりです。
外に洗濯ものを運ぶ手間も労力もなくなるので、洗濯にかける時間や手間が短縮できます。
洋服のしわが気になる人
浴室乾燥機を利用して衣類を乾燥すれば、干して乾かすことができ、温風で乾かすため、ふっくら仕上がりシワも少なくなります。
アイロンの手間が減るのは嬉しい点です。
雨の日や夜に洗濯物を干したい人
浴室乾燥機を利用すれば、天気を気にすることなくいつでも洗濯物が干せます。
突然の雨に慌てて取り込む心配もなくなり、夜間でも静かに乾かせるので、いつでも安心して使えます。
仕事が忙しくて日中に洗濯ものを干す時間が取れない方にもぴったりです。
浴室のカビを予防したい人
浴室は湿気が多い場所なので、こまめに掃除をしてもカビができやすいです。
浴室乾燥機の換気や乾燥の機能をつかうことで、浴室内の湿気を取り除き、カビの発生を防ぎます。
浴室乾燥機のお掃除方法は？
浴室乾燥機は、日々使用していくことでホコリや汚れがたまっていきます。
ここでは、浴室乾燥機の具体的なお掃除方法を紹介します。
浴室乾燥機の電源を落とす
まずは運転を停止し、分電盤のブレーカーを切りましょう。
周りのほこりを取り除いておく
その後、浴室乾燥機の周りにはホコリがたまりやすいので、乾燥機の周りに積もったほこりを取り除いていきます。
柔らかい布やハンディモップを使って、浴室乾燥機の周りについたホコリを優しく払いましょう。
カバーとファンの汚れを拭き取る
次に、カバーとファンの部分を拭き取ります。
カバーを外し、内部の汚れをしっかりと確認しましょう。
汚れがひどい場合は、適量に水で薄めた中性洗剤に含ませ固く絞った布で優しく拭き取ります。
ファンも同様に汚れを取り除いてください。
外したカバーは、しっかりと乾かして元に戻しましょう。
フィルターを掃除する
最後にフィルターの掃除です。
フィルターの取っ手を引っ張り、フィルターを取り外します。
フィルターについているホコリは掃除機で吸い取りましょう。
掃除機で吸い取ってもフィルターが汚れている場合は中性洗剤を適量に水で薄め、フィルターを浸してスポンジや柔らかい布で優しく洗います。
フィルターを乾燥させる
その後、かたくしぼった布でやさしくふき取り、風通しの良い場所でしっかりフィルターを乾かします。
乾かす際にはフィルターを直射日光に当てないように注意しましょう。
フィルターがしっかり乾いたら元に戻してください。
浴室乾燥機の清掃はプロにお任せ
アールクリーニングでは、浴室乾燥機の清掃を承っております。
浴室乾燥機は、フィルター以外にも内部のパーツに汚れがたまっています。
プロであれば、浴室乾燥機の内部汚れを一掃します
ぜひ、一度プロのお掃除試してみませんか？
まとめ
今回は、浴室乾燥機の機能や使用した場合の電気代などを紹介しました。
浴室乾燥機をうまく使いこなせば、浴室を乾かす以外にもさまざまなメリットがあります。
お手入れ方法も簡単なため、こまめに掃除をして浴室乾燥機を長く快適に使いましょう。
