「業者に頼むとお金がかかるし、自分でなんとかエアコン掃除できないかな?」

そう考えて、この記事に辿り着いた方は多いはずです。

確かに、フィルターのホコリを払う程度なら自分でも可能です。

しかし、「自己流の洗浄方法」には、実はプロの目から見るとゾッとするような危険が潜んでいることをご存知でしょうか。

この記事では、ハウスクリーニングのプロが監修し、エアコンの掃除方法を徹底解説します。

監修:アールクリーニング技術部T氏 執筆:アールクリーニング編集部
この記事の信頼性

業界歴10年・清掃作業台数10,000台超のプロ、アールクリーニング技術部のT氏が監修。
現場の知見や経験に基づいた正しいエアコン掃除の知識をお届けします。

プロが教える!自分で掃除していい部分とNGな部分

エアコンの内部構造

エアコン掃除を始める前に、まず知っておいていただきたいことがあります。

それは、エアコンには触ると故障や事故に直結するパーツがあるということです。

プロの視点で、自分でできる範囲と、絶対にプロに任せるべき範囲を一覧表にまとめました。

自分でできるエアコンの掃除範囲表

掃除場所 自分でOK? プロに依頼推奨 理由・リスク
前面パネル・外装 表面のホコリを拭くだけなら安全です。
フィルター 定期的なお手入れが必要な重要ポイントです。
ルーバー(羽) 表面はOK。無理に外そうとすると破損の危険あり。
熱交換器(フィン) × 自分でやるとすすぎ残しがカビ・目詰まりの原因に。
送風ファン(内部) × 分解しないと届かない位置。また、すすぎが甘いとかえってカビが繁殖する。
電装部(基板) × 【要注意】水がかかるとショートして故障や発火する恐れがある。
ドレンパン(受け皿) × 掃除するには分解が必要。分解時に故障する恐れ。

※「×」の箇所は、故障や火災のリスクがあるため、専門業者への依頼を推奨します。

プロのアドバイス

「自分でやるのは、あくまでフィルターと表面まで」

と決めておくのが、エアコンを長持ちさせ、結果的に高額な修理代を浮かせる一番の近道です。

プロ推奨!正しいエアコン掃除の手順

「自分でできる範囲」がわかったところで、具体的な掃除手順を解説します。

プロが家庭でも実践している、「エアコンを傷めず、かつ効果的にキレイにする」ための4ステップです。

STEP 1:エアコンの電源をOFFにしてコンセントを抜く

掃除を始める前に、必ずエアコンの電源プラグ(コンセント)を抜いてください。

「運転をオフにしているから大丈夫」と考えるのは危険です。

コンセントを抜かない限り、不意にファンが動き出して指を怪我したり、水分が飛んで基板がショートしたりする恐れがあります。

STEP 2:フィルター掃除は「向き」が命

フィルターを外す

フィルターはエアコンにとっての「肺」のような役割を果たす、空気の入り口です。

ここの目詰まりを解消するだけで、冷暖房効率が改善し、電気代の節約にも直結します。

フィルター掃除のポイント

1.掃除機は「表」から吸う

ホコリはフィルターの「表側」に付着しています。

必ず「表側」から掃除機を当ててください。

裏側から吸ってしまうと、ホコリを網目の奥に引き込み、自らフィルターを詰まらせてしまうことになります。

2.水洗いは「裏」から押し出す
フィルターの水洗い

掃除機で取りきれない微細なホコリや油分は、水洗いで落とします。

この時、掃除機とは逆に「裏側」からシャワーを当ててください。

表側の汚れを「裏から押し出す」イメージです。

表からシャワーを当てると、ホコリが網目にガッチリと入り込み、プロでも除去が困難な「目詰まり」の原因を作ってしまいます。

3.必ず乾燥させてから戻す

タオルで挟んで水気を取ったあと、直射日光を避けて「陰干し」で完全に乾かしてください。

洗浄後はタオルで挟むようにして優しく水気を取り、直射日光を避けて「陰干し」で完全に乾燥させます。

水分が残ったまま装着すると、エアコン内部の湿度が急上昇し、カビが繁殖してしまいます。

STEP 3:外装・ルーバーは「除菌」を意識

エアコンの吹き出し口・ルーバーの掃除

前面パネルや吹き出し口の「ルーバー(風向きを変える羽)」は、お部屋の空気が最後に通る場所です。

ここが汚れていると、せっかくフィルターを掃除しても清潔な空気は届きません。

外装・ルーバー掃除のポイント

1.拭き掃除:洗剤の「直接噴射」は故障の元

まずは柔らかい布に、ぬるま湯で薄めた中性洗剤を含ませて優しく拭き取ります。

ここでプロがもっとも注意するのは、エアコン本体に直接洗剤スプレーをかけないことです。

隙間から液剤が内部に浸入し、予期せぬ電子部品の故障を招く恐れがあります。

必ず「布側に含ませてから」拭くようにしてください。

2.アルコールで仕上げ

汚れを落とした後の仕上げとして、キッチン用のアルコール除菌スプレーを布に含ませてサッと一拭きします。

表面をアルコールで除菌しておくことで、目に見えない菌の繁殖を抑えます。

これにより、カビ特有の嫌なニオイが発生するまでの期間を延ばすことができます。

STEP 4:仕上げの「送風運転」で内部乾燥

すべてのパーツを元に戻したら、電源プラグを差し込み、「送風(または暖房)」で30分〜1時間ほど運転させてください。

この工程が非常に重要です。

内部に残っている水分を完全に飛ばすことで、掃除後のカビ発生リスクを最小限に抑えられます。

【プロが警告】市販のエアコン洗浄スプレーの落とし穴

エアコンスプレー

ホームセンターなどで手軽に購入できる「エアコン洗浄スプレー」。

一見、安価で簡単に掃除ができる優れたアイテムに見えます。

しかし、実は我々クリーニング業者が現場で「もっともトラブルを目にする原因」の一つでもあります。

プロが市販のスプレーを推奨しないのには、明確な理由があります。

すすぎ不足によるカビの増殖

プロの洗浄では、洗剤成分を残さないよう高圧洗浄(すすぎ)作業を行います。

一方、ご自身での掃除では霧吹きや拭き取りですすぎ作業の代わりを行うため、どうしても成分が内部に残留します。

これが強力なカビの餌となり、数週間後には掃除をする前よりもカビが繁殖してしまいます。

また、これにより自分で掃除したばっかなのに悪臭を放つケースが非常に多いです。

すすぎ不足による「火災リスク」

エアコンスプレーの成分が電装部に垂れることでショートや発火を引き起こす危険があります。

実際、NITE(製品評価技術基盤機構)からも、内部洗浄スプレーによる火災事故への注意喚起が繰り返し出されています。

https://www.nite.go.jp/jiko/chuikanki/poster/kaden/1252.html

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エアコンの徹底洗浄はアールクリーニングへお任せください!

エアコンクリーニングのビフォーアフター

アールクリーニングは、エアコン洗浄の専門業者として最先端の洗浄機器、ならびに技術とアフターサービスで、多くのお客様にリピートをいただいております。

アールクリーニングのエアコン分解洗浄は、フィルターやファン、熱交換器などの自分では手が届きにくい部分もキレイにします。

以下では、アールクリーニングの強みを紹介します。

清掃技術と品質管理

アールクリーニング研修施設

アールクリーニングでは、自社独自の技術・マナー研修制度により、合格したスタッフのみが現場に出ます。

本格的な研修施設には、さまざまなメーカーのエアコン実機に加え、換気扇や水回りも配置しています。

繰り返し練習できる環境があるからこそ、どのスタッフがお伺いしても高品質な作業を提供しています。

安心と実績

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その中でもエアコンクリーニングはダントツの一番人気のメニューです。

また、アールクリーニングは、Google口コミ 1,100件以上で★4.7 の高評価を誇り、多くのお客様から

「新品のようにとっても綺麗になりました」
「丁寧な説明とお掃除で気持ちもスッキリしました!」
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など、たくさんの嬉しい声も日々いただいております!

清掃作業後もアフターサービスがあるため、安心してご利用いただけます。

万全のサポート体制

アールクリーニングでは自社コールセンターを完備し、迅速なお客様対応を実現しています。

また、清掃作業後にトラブルが発生した場合でも、作業後2週間まで保証対応。

アフターフォローまで万全の体制でサポートいたします。

アールクリーニングの対応地域一覧

アールクリーニングでは下記の地域でエアコンクリーニングを行っております。
お住まいのエリアが対象かどうか気になる方は、以下から開いて一度チェックしてみてください。

開いて対応地域を詳しく見る

プロのクリーニングは何が違う?

「自分でやるのも、プロがやるのも、結局は洗剤で洗うだけでしょ?」

そう思われるかもしれませんが、実はその中身は全くの別物です。

プロのクリーニングには、セルフ掃除では決して到達できない「3つの付加価値」があります。

①「養生」と「高圧洗浄」をしてくれる

プロは、電装部やお家の濡れてはいけない部分をシートで厳重に保護(養生)した上で、高圧洗浄機を使用します。

プロは熱交換器の隙間や送風ファンの裏側まで、高圧の水流で汚れを物理的に「叩き出し」ます。

②「専用洗剤」による徹底除菌

エアコンに付着する汚れは、ホコリ、油、カビなど多岐にわたります。

プロはこれらに対し、素材を傷めず汚れだけを分解するプロ専用の洗剤を使い分けます。

さらに、洗浄後の「すすぎ」も徹底的に行います。

セルフ掃除でありがちな「洗剤残りで逆にカビが生える」といったトラブルも皆無です。

③「分解技術」による死角ゼロの清掃

セルフ掃除では、外から見える範囲しか触れません。

しかしプロは、前面パネル、ルーバー、お掃除ユニットなどパーツを取り外して洗浄します。

「ドレンパン(結露水の受け皿)」に溜まったヌメリやカビを直接洗い流せるのは、分解技術を持つプロだけの特権です。

プロが回答!エアコン掃除のよくあるQ&A

ここでは、現場で実際によくいただく質問にプロの視点から本音でお答えします。

Q. お掃除機能付きエアコンなら、自分での掃除は不要ですか?

A. いいえ、むしろプロによる定期的なクリーニングが必須です。

「お掃除機能」が掃除してくれるのは、あくまでフィルターの表面だけです。

熱交換器やファン、エアコンの内壁には通常機と同じようにカビやホコリがたまります。

Q. クリーニングを頼むのに最適な時期はいつですか?

A. ズバリ、「春(4月〜5月)」または「秋(9月〜10月)」がおすすめです。

夏や冬の繁忙期に入ると、予約が取りづらくなるだけでなく、クリーニング中にエアコンが使えない時間が苦痛になります。

特に冷房を使い終わった秋口に掃除をしておくと、カビの増殖を効果的に抑えられます。

Q. 室外機の掃除も自分でする必要がありますか?

A. 表面のゴミを取り除くだけで十分です。内部はプロに任せましょう。

室外機の裏側(アルミフィン)に詰まったゴミを掃除機で吸い取る程度ならOKです。

しかし、内部に水を勢いよくかけたり分解したりするのは故障の原因になります。

「電気代が高くなった」「異音がする」という場合は、クリーニング時に室外機オプションを検討してみてください。

Q. 業者選びで失敗しないポイントは?

A. 「損害賠償保険」への加入と、「お掃除機能付き」への対応実績を確認してください。

万が一の故障時にしっかり保証があるか、また、複雑な機種でも分解できる技術力があるかが重要です。

極端に料金が安い業者は、肝心の分解作業を簡略化したりする場合があるため注意が必要です。

まとめ

ここまで、自分でできるエアコン掃除の範囲と、プロに任せるべき理由について解説してきました。

最後に大切なポイントを振り返りましょう

  • 自分でできるのは「表面」まで
  • 「内部」のセルフ掃除はリスクが高い
  • 「異変」を感じたらプロの出番

ニオイ、黒い点々、効きの悪さを感じたら、それはエアコンからのSOSです。

自分での無理な掃除は控え、専門技術を持つプロに相談しましょう。

エアコンは、毎日吸い込む「空気」を作る大切な家電です。

年に一度プロの手に委ねることは、エアコンの寿命を延ばし、電気代を抑え、そして何よりご家族の健康を守るための賢い投資になります。