お風呂の鏡に白いウロコの汚れがついて、どれだけ擦っても落ちない……。
そんなストレスを抱えていませんか?
実は、お風呂の鏡の汚れは 「正しい方法で落とせば、一瞬でピカピカに戻る」 のが特徴。
逆に言えば、間違った方法で磨くほど汚れが固まり、どんどん落ちにくくなってしまいます。
この記事では、ハウスクリーニングのプロであるアールクリーニングが
- お風呂の鏡が白く曇る原因
- 鏡をピカピカにする超簡単な手順
- 仕上がりを長持ちさせる習慣
- やってはいけない注意点
を、“誰でも再現できるレベル” に落とし込んで丁寧に解説します。
お風呂の鏡が白く曇る最大の原因は「水アカ(カルキの汚れ)」

鏡が白くなったり曇ったりする主な原因は、この3つです。
水アカ(カルシウム・マグネシウムの固まり)
水道水に含まれるミネラルが蒸発して残り、固まったものです。
これがいわゆる「ウロコの汚れ」。
ガチガチに固まり、普通の洗剤ではびくともしません。
特に以下の環境だと発生しやすい傾向があります。
- 入浴後に鏡の水滴を放置
- シャワーの温度が高い
- 家族の入浴回数が多い
- 水質が硬めの地域
石けんカス(酸性の汚れ)
ボディソープ・シャンプーの成分が鏡に飛び散って残ると発生します。
こちらは水アカと混ざって複合的な汚れになりやすく、より頑固な汚れに変化します。
皮脂の汚れ
手が触れた部分、シャワーヘッドを調整する際に触る部分に黒い汚れがつくことがあります。
お風呂の鏡をピカピカにする方法|最も簡単で失敗しない手順
ここからは、家にあるもので今すぐできる「超簡単テクニック」を紹介します。
STEP1:汚れの状態を判断する
鏡をピカピカにするには、まず汚れの種類を見ることが重要です。
- 軽い白い汚れ … 指でこするとうっすら動く → クエン酸でOK
- 頑固なウロコ … 擦っても落ちない、点状にびっしり → クエン酸+研磨
- 全体がモヤっと白い … 水アカと石けんカスの混合 → クエン酸パック
どのタイプかわかったら、次の手順へ進みましょう。
STEP2:クエン酸パックで水アカをふやかす(超重要)
水アカはアルカリ性なので、酸性のクエン酸で中和すると落ちやすくなります。
用意するもの
- クエン酸(100均でOK)
- 水
- キッチンペーパー or ラップ
- ゴム手袋
手順
- スプレーボトルに「水200ml+クエン酸小さじ1」を入れて溶かす
- 鏡全体にまんべんなく吹きかける
- 上からキッチンペーパーを貼り付ける
- さらにラップで覆って乾燥を防ぐ
- 10〜30分放置
ポイントは「しっかりぬらして乾かさない」こと。
これだけで、頑固な水アカが一気に柔らかくなります。
STEP3:メラミンスポンジや専用パッドで軽くこする

クエン酸でふやけた汚れを、やさしく擦って落とします。
- 力を入れすぎない
- 同じ方向にこする(円を描くと傷が目立ちやすい)
- 鏡のコーティングが弱い場合は慎重に
頑固なウロコの汚れは、クエン酸だけでは落ちないことがあるため「ウロコ除去パッド」を使うのがおすすめです。
STEP4:水で洗い流して乾拭きする
ここは手を抜くと再び曇ります。
- 水でしっかり洗い流す
- マイクロファイバークロスで水滴を完全に拭き取る
水滴を残すと、次の水アカの原因になるので「完全乾燥」が超重要。
STEP5:仕上げに“曇り止め”をすると新品級の輝きに
仕上げとして以下のどれかを塗っておくと、透明度が一気に上がります。
- くもり防止スプレー
- リンス(薄く塗って洗い流す)
- 車用のガラスコーティング剤
特におすすめは「車用ガラスコーティング」。
水を弾くため 水アカがつきにくくなる というメリットもあります。
お風呂の鏡をピカピカにキープする簡単習慣
いくら奇麗にしても、また曇ったら意味がありません。
以下の“ピカピカ長持ち習慣”を取り入れましょう。
入浴後に鏡を冷水で流す
温かい鏡は水アカが付着しやすいので、最後に冷水をかけて温度を下げるだけで汚れが付きにくくなります。
毎回、鏡の水滴を拭き取る
たった10秒でできます。
- マイクロファイバークロス
- スキージー(ワイパー)
のどちらかを浴室に置いておきましょう。
週1回のクエン酸スプレー(軽く)
深い掃除をしなくても、軽く吹きかけて流すだけでOK。
これでウロコの汚れの固着を予防できます。
“鏡にシャワーを直接当てない”を意識
シャワーの位置や角度によっては、鏡に勢いよく当たって水アカが付きやすくなります。
姿勢や向きを少し、変えるだけで汚れが激減します。
お風呂のカビが気になる方にはこちらの記事もおすすめです。
お風呂の鏡掃除で絶対にやってはいけない注意点
鏡を傷つけたり曇りが悪化する恐れがある行為をまとめました。
金属たわし・サンドペーパーでこすらない

鏡はガラスに見えても樹脂コーティングされている製品が多く、傷つきやすいです。
金属たわしは絶対NG。
クエン酸と漂白剤を混ぜない
有毒ガスが出る危険な組み合わせです。
併用は絶対に避けてください。
研磨剤の使いすぎに注意
強すぎる研磨剤は鏡のコーティングを剥がします。
使用頻度は多くても月1〜2回が限度。
浴室乾燥中にクエン酸パックを放置しない
乾燥してしまい、逆に汚れが固まることがあります。
パック中はできるだけ湿度を維持しましょう。
それでも落ちない頑固なウロコの汚れはプロへ
長年、こびりついたウロコの汚れは、家庭の掃除では太刀打ちできないほど固着しているケースがあります。
そのような場合は、プロが現場の状態に合わせて専用の道具や薬剤を使い分けながら、鏡本来の透明感を引き出す施工を行います。
自力では落とせない汚れでも、適切な技術を使うことで驚くほどクリアな状態に戻ることが多いです。
アールクリーニングでは、鏡の水アカ除去や浴室全体のクリーニングも対応が可能です。
「自分でやっても全く落ちない…」という場合は、お気軽にご相談ください。
浴室清掃はアールクリーニングへお任せください!

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「一度だけ」ではなく「またお願いしたい」と思っていただける価格帯を実現しているのも、アールクリーニングの強みです。
体験しませんか?
まとめ|正しい手順なら鏡は必ずピカピカに戻る!
お風呂の鏡は、放置すると頑固なウロコの汚れが蓄積しがちです。
しかし、正しい方法で掃除すれば、初心者でも新品級の輝きを取り戻せます。
参考:横浜市トップページ,健康・医療・福祉,健康・医療,衛生研究所,生活環境衛生情報,家庭用品に関する情報,まぜるな危険!(まぜると危険な洗浄剤を知っていますか?)



