暑い季節になるとエアコンを使う頻度が上がりますが、そのとき気になるのが「エアコンからゴキブリが出てきた…」という恐怖体験。
特に夏場や湿気の多い季節には、エアコンを通じてゴキブリが室内に侵入するケースが増えます。
本記事では、エアコンにゴキブリが侵入する原因とその対策について詳しく解説します。
虫が苦手な方も、この記事を読んで、快適な室内環境を守りましょう。
目次
ゴキブリはエアコンから侵入する?

ゴキブリは、エアコンの室外機や配管のすきまを通って侵入することがあります。
特に、エアコンのドレンホース(排水ホース)は直径が小さくてもゴキブリが通れるサイズで、湿気が多いため好まれる環境です。
また、室外機の周辺にゴミや食べ物のカスがあると、ゴキブリが寄り付きやすくなります。
ゴキブリが潜んでいるか確認する方法

エアコンにゴキブリがひそんでいるかどうかを確認するために、以下のポイントをチェックしましょう。
- 異臭や変なニオイがする
- 黒いフンのようなものが見える
- 実際に虫の姿を見た
- ドレンホースの確認
ここでは、それぞれについて詳しく解説します。
1. 異臭や変なニオイがする
エアコンを運転中に変なにおいや異音がしないか確認しましょう。
ゴキブリがエアコン内部にいると、酸っぱいにおいやカサカサという音が発生することがあります。
これはフンや死がい、油分が原因となっています。
とくに異常な振動を感じたら要注意です。
2. 黒いフンのようなものが見える
吹き出し口やフィルター周辺に、コショウのような黒い点が見える場合は要注意。
ゴキブリのフンの可能性があります。
特にフィルターやドレンホースの周辺、室内ユニットのカバー内部などをチェックしましょう。
3. 実際に虫の姿を見た
夜間などにエアコン周辺でゴキブリを見かけた場合、内部に潜んでいるケースも考えられます。
4. ドレンホースの確認
エアコンのドレンホースは、外部と室内をつなぐ唯一の開口部。ここから侵入するゴキブリは少なくありません。
ホース先端をチェックしてみましょう。
エアコンに侵入したゴキブリを駆除する方法

もしエアコン内部にゴキブリがいるとわかった場合、以下の手順で駆除を試みましょう。
- 稼働を停止し、電源を切る
- 市販のゴキブリ駆除スプレーを使用
- 捕獲用トラップを設置
- プロのエアコンクリーニングを依頼
それでは詳しく見ていきましょう。
1. 稼働を停止し、電源を切る
まずは感電や故障を防ぐため、エアコンの電源を完全にオフにします。
コンセントを抜くことも忘れないようにしましょう。
2. 市販のゴキブリ駆除スプレーを使用
吹き出し口やフィルター付近から内部へスプレーできるタイプのものを使いましょう。
ただし、誤った薬剤はエアコンを傷めるリスクがあるため、必ず「エアコン対応」と書かれているものを選んでください。
3. 捕獲用トラップを設置
ゴキブリが逃げ出すこともあるため、エアコンの周辺に複数のトラップを設置しておきます。
設置は床だけでなく壁際や家具の裏もおすすめです。
4. プロのエアコンクリーニングを依頼
内部に卵や死骸が残っていると再発の原因になります。
自力では届かない奥の汚れや卵を確実に取り除くには、プロの力が必要です。
再発を防ぐだけでなく、エアコン自体の性能維持のためにも、定期的に清掃業者に依頼をしましょう。
ゴキブリがエアコンに侵入する原因

ここでは、ゴキブリがエアコンに侵入してしまう原因をいくつか紹介します。
1. 隙間からの侵入
エアコンの配管や設置部分には、建物の構造上、どうしてもすきまができてしまいます。
このエアコンの配管部分のすきまを利用してゴキブリが侵入します。
2. 水分と温度
ゴキブリは湿気の多い場所を好みます。
エアコンのドレンパンや配管内には水分がたまりやすく、ゴキブリにとって居心地の良い環境となります。
このため、エアコンの内部はゴキブリの絶好のすみかとなるのです。
エアコンの湿度とカビの関係については、こちらの記事にて詳しく解説しています。
エアコンのカビに困っている方は、あわせてご覧ください。
3. 食べ物の匂い
ゴキブリは食べ物の匂いに敏感です。
エアコンが設置されている場所がキッチンやダイニングルームの場合、ゴキブリは食べ物の匂いを求めてエアコン内部に侵入することがあります。
また、エアコンのフィルターにたまったほこりやカビもゴキブリのエサになります。
4.ドレンホース

ゴキブリがエアコンに侵入する主な場所の一つが、ドレンホースです。
ドレンホースはエアコン内部の湿気を排出するための管で、常に水が通るため湿度が高く、ゴキブリにとっては非常に居心地の良い環境となります。
特に、ホースの先端が外気にさらされている場合、ゴキブリが入り込みやすくなります。
これを防ぐためには、ドレンホースの先端に防虫キャップを取り付けることが効果的です。
ゴキブリがエアコンに侵入した場合の影響

エアコンにゴキブリがいることで起こるリスクは想像以上に深刻です。
ここでは、ゴキブリがエアコンに侵入した場合の悪影響を紹介します。
1. 健康被害
ゴキブリはさまざまな病原菌を運びます。
エアコンの風によってゴキブリのフンや体液が室内に広がり、アレルギー症状や喘息などの健康被害が発生することがあります。
2. エアコンの故障
ゴキブリがエアコン内部の配線や基板にかみつくことで、エアコンが故障する原因になります。
特に電子基板にゴキブリのフンや体液が付着すると、ショートや発火して大きなトラブルになることもあります。
3. 不快な環境
ゴキブリがエアコン内部にいると、電源を入れたときにイヤなにおいやカサカサという音が発生することがあります。
この音が気になってしまい、室内で快適に過ごせなくなってしまいます。
ゴキブリ侵入の予防方法

ゴキブリをエアコンに寄せ付けないための予防対策も、日頃からしっかり行うことが大切です。
ゴキブリの侵入を防ぐ方法は以下になります。
- 隙間をふさぐ
- 定期的にフィルターや内部を掃除
- 湿気対策
- 防虫キャップをドレンホースに取り付ける
- 防虫スプレーや忌避剤の活用
それではくわしく見ていきましょう。
1. 隙間をふさぐ
エアコンの配管や設置部分にすきまがあると、そこからゴキブリが侵入する可能性が高まります。
これを防ぐために、専用のパテや防虫テープを使ってすきまをしっかりと埋めることが重要です。
また、エアコンの配管カバーも劣化している場合は交換することをおすすめします。
2. 定期的な掃除

エアコンのフィルターや内部を定期的に掃除することで、ゴキブリの餌となるほこりやカビを除去できます。
そのため、掃除は少なくとも月に1回行うことをおすすめします。
フィルターの掃除は、フィルターを取り外して水洗いし、乾燥させてから再度取り付けるだけで簡単に行えます。
フィルターの掃除方法は、こちらの記事にて詳しく紹介しています。
3. 湿気対策
ゴキブリは湿気を好むため、エアコンのドレンパンや配管に水がたまらないようにすることが重要です。
エアコン使用後は送風運転を数分間行い、内部を乾燥させましょう。
また、部屋の湿度を下げるために除湿機を使うこともおすすめです。
湿気対策を徹底することで、エアコン内外の環境を乾燥させ、ゴキブリの侵入を防げます。
4.防虫キャップをドレンホースに取り付ける

防虫キャップは、ゴキブリや小さな虫がドレンホースを通ってエアコン内部に侵入するのを防ぎます。
これにより、エアコン内部に虫が巣を作るリスクが減少します。
5.防虫スプレーや忌避剤の活用
エアコンの室内機や室外機の周辺に、防虫スプレーや忌避剤を使用すると、ゴキブリを寄せつけにくくできます。
特にドレンホースの周囲や壁のすきまなど、虫が通りやすい場所への散布が効果的です。
定期的に使用することで、侵入リスクを大幅に減らせます。
虫の侵入対策はアールクリーニングのエアコン分解洗浄がおすすめ

エアコンからゴキブリの侵入を防ぐには、年に1回のエアコン分解洗浄が効果的です。
アールクリーニングは、エアコン洗浄の専門業者として最先端の洗浄機器、ならびに技術とアフターサービスで、多くのお客様にリピートをいただいております。
以下では、アールクリーニングの強みを紹介します。
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まとめ
エアコンにゴキブリが侵入するのは珍しいことではありません。
放置すると健康被害や機械トラブルにつながるリスクもあるため、「もしかして?」と思ったら早めの対策をとりましょう。
卵が残っていると、せっかく掃除をしても再発してしまう可能性が高いため、プロによる分解洗浄を定期的に依頼して、快適な室内環境を保ちましょう。