一年の汚れを落とす大掃除。中でもお風呂は、水アカやカビなどさまざまな汚れがこびりつく“最難関エリア”です。
「掃除してもスッキリしない」「すぐにカビが戻る」
そんな悩みを解決するには、正しい手順と道具選びがポイント。
この記事では、プロが実践する効率的な大掃除の手順と裏ワザ、注意点までまとめて紹介します。
お風呂の大掃除 手順とやり方
① 天井・換気扇からスタート

まずは上部から。
天井や換気口にはカビやホコリが意外と多く、ここを後回しにすると下に落ちた汚れで二度手間に。
手順
- 乾いた状態でホコリを軽く落とす
- ぬるま湯+中性洗剤を布に含ませて拭き掃除
- カビがある場合は、薄めた漂白剤を雑巾に含ませて拭き取り(目に入らないよう注意)
天井掃除は高所作業になるため、柄付きモップを使うと安全&効率的です。
② 壁と床の汚れを落とす
壁や床には、皮脂・石けんカス・水アカなどあらゆる汚れが混ざっています。
ここは「汚れを浮かせて落とす」ことがポイントです。
手順
- 40〜50℃のシャワーを全体にかけ、汚れを柔らかくする
- 重曹スプレーまたは浴室用アルカリ洗剤を吹きかけて10分放置
- スポンジで軽くこすり、ぬるま湯で流す
- 壁の下から床にかけて仕上げ洗い
天井・壁・床はまとめて洗えるタイミングで一気に行うと効率的。
③ 鏡と蛇口まわり(水アカゾーン)
鏡の白いくもりや蛇口のウロコの汚れは「水アカ」が原因。
酸性洗剤やクエン酸を使うとキレイに取れます。
手順
- クエン酸水(クエン酸:水=小さじ1:200ml)をスプレー
- ラップでパックして20〜30分放置
- スポンジで軽くこすり、乾いた布で拭き上げ
鏡のくもり防止には、仕上げに「リンス水(リンスを薄めた水)」を塗っておくと再付着を防げます。
④ 浴槽の掃除(皮脂・湯アカ)

湯アカは「アルカリ性の汚れ」が多いので、中性~弱アルカリ性洗剤が効果的。
残り湯を活用すると効率もアップします。
手順
- 残り湯をそのまま使い、浴槽内に中性洗剤を少量入れてスポンジで洗浄
- 排水後、ぬるま湯で洗い流す
- 湯アカが取れない場合は重曹をふりかけて10分放置→スポンジでこする
エプロンカバー内部(浴槽下の空間)はカビや汚れがたまりやすい場所。
自分で外せるタイプなら掃除OKですが、不安な場合はプロに依頼を。
⑤ 排水口・ゴムパッキンのカビ清掃
大掃除の最終関門。
黒ずみやぬめりが気になる部分です。
手順
- 髪の毛やゴミを取り除く
- 塩素系カビ洗浄用洗剤を全体にスプレー
- 15〜30分放置し、シャワーで流す
- 汚れが残る場合は古歯ブラシでこする
排水口カバーの裏やゴムパッキンは「見えないカビの温床」。
週1回の簡易掃除で再発の防止につながります。
カビの清掃についてはこちらの記事でも解説しています。
プロが教える!お風呂掃除の裏ワザ5選
掃除の効果をグッと高めるプロのテクニックを紹介します。
裏ワザ①:ドライヤーで汚れを“温める”
油脂の汚れや皮脂の汚れは温めると柔らかくなり、洗剤の効果が倍増。
掃除前にドライヤーの温風を1分当ててから洗うとスルッと落ちます。
裏ワザ②:重曹+クエン酸で発泡洗浄
排水口や床のぬめりにはこの組み合わせ。
重曹を振りかけた上からクエン酸水をスプレーすると、泡が汚れを浮かせてくれます。
裏ワザ③:ラップで“パック”
鏡・蛇口などの頑固な水アカには、洗剤の上からラップを貼って「パック」。
湿気を逃さず、汚れがゆっくり分解されます。
裏ワザ④:ゴムパッキンはキッチンペーパーで密着除カビ
スプレーが流れてしまう場所には、キッチンペーパーに洗剤を含ませて貼り付け。
密着時間を長くすることで、漂白力が高まります。
裏ワザ⑤:仕上げにエタノールで除菌&速乾
掃除後にエタノールを吹きかけると、速乾性+除菌効果でカビ再発を防止できます。
浴室のドアまわりやパッキンにおすすめです。
注意点:やってはいけない掃除方法

カビ洗浄用の洗剤や酸性・アルカリ性洗剤を使う際は、安全面にも注意が必要です。
混ぜるな危険!
塩素系と酸性の洗剤を混ぜると有毒ガスが発生します。
必ず単独で使用し、換気を十分に行いましょう。
素材に合った洗剤を選ぶ
壁や床が樹脂素材の場合、強力な酸性・アルカリ性洗剤を使うと変色や劣化の原因につながります。
不安な場合は「浴室専用」と明記された製品を選びましょう。
換気は必ず行う
窓を開けるか換気扇を稼働させ、十分に風を通してください。
実際にカビ洗浄の洗剤を使用中の事故も発生しています。
特に塩素系洗剤使用時はマスク・手袋も必須です。
強くこすりすぎない
メラミンスポンジは便利ですが、鏡やコーティング面には傷がつくおそれがあります。
使用箇所を確認してから使いましょう。
プロのクリーニングに任せるのも手段のひとつ
「エプロン内部のカビが取れない」「天井の黒ずみが消えない」
そんな場合は、無理せずプロに依頼するのもおすすめです。
プロの浴室クリーニングは、見えない部分までしっかり洗浄できるほか、素材に合わせた薬剤や機材を使うため、仕上がりがきれいで安全です。
自分では落とせない汚れを短時間でリセットできるのも大きなメリット。
「頑張っても落ちない」「時間がない」という人は、プロに任せて効率よくきれいにしましょう。
浴室清掃はアールクリーニングへお任せください!

アールクリーニングは最新の洗浄機器、ならびに技術とアフターサービスで、多くのお客様にリピートをいただいております。
以下では、アールクリーニングの強みを紹介します。
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アールクリーニングでは、独自の研修制度を導入しています。
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厳しい研修を最後までクリアしたスタッフだけが、現場に出ています。
「どのスタッフに当たっても品質が一定」
という安心感があるのは、この徹底した教育体制があるからこそです。
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「プロの掃除は高いのでは?」と感じる方もご安心ください。
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「一度だけ」ではなく「またお願いしたい」と思っていただける価格帯を実現しているのも、アールクリーニングの強みです。
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まとめ
お風呂の大掃除は、「汚れの種類に合った洗剤」と「正しい順番」で進めるのが成功のコツです。
無理に力を入れるよりも、“浮かせて落とす”テクを活用することで、時短&キレイが両立できます。
どうしても落ちない汚れやカビは、無理せずプロに相談を。
一年の疲れを癒やすお風呂を、ピカピカにリセットしましょう。
参考:公益財団法人日本中毒情報センター公式サイト,HOME,一般の皆さま,こんな事故が起こっています!,カビ取り剤を使用中の事故



