「リンナイ製のレンジフードを掃除したいけど、どこまで分解していいのかわからない」「フィルターだけでいいの?」
そんな疑問を持つ方は少なくありません。
レンジフードは油汚れがたまりやすい場所であり、放置すれば吸引力の低下やニオイの原因にもなります。
この記事では、リンナイのレンジフードの特徴やタイプごとの違い、自分でできる掃除方法、そして意外と見落としがちな“掃除の落とし穴”までプロ目線で解説します。
リンナイのレンジフードの特徴とは?
リンナイのレンジフードは「クリーンフード」と呼ばれる高機能モデルを中心に、多彩なラインアップがそろい、使いやすさと掃除のしやすさに注力されています。

◆ ノンフィルター&スリム設計
TAG、OGR、XGR、LGR、TLRなどのシリーズはフィルターが不要のノンフィルター構造を採用。
整流板とシロッコファン+オイルガードで油煙を効率的にキャッチでき、掃除の手間を大幅に軽減できます。
◆ 自動洗浄 or オイルスマッシャー搭載
TAGシリーズは給湯トレイ+ボタン操作による自動洗浄機能を搭載し、10年間ファンの手洗いが不要です。
OGRシリーズは「オイルスマッシャー」機能で、高速回転ディスクが油を約10年間内部に付きにくく制御します。
◆ 取り外しが簡単でお手入れが楽
LGR/TLRなどのシリーズは「ワンタッチ着脱ファン」や「一体クリーンパネル」など分解箇所が3つ程度に抑えられ、誰でも簡単に掃除しやすい構造になっています。
リンナイのレンジフードは大きく分けて4タイプ
掃除方法を説明する前に、まずはリンナイのレンジフードを大きく4タイプに分類しておきましょう。
掃除のしやすさや分解のしやすさも、タイプによって異なります。
① シロッコファンタイプ(主流)
細かい羽根が円筒状に並んだファンが特徴で、多くの戸建てや集合住宅で使われています。
静音性や吸引力が高く、リンナイでも多くのモデルがこの構造です。

② ノンフィルタータイプ
最新機種に多い設計で、フィルターを通さず整流板とファン構造で油煙をキャッチします。
掃除箇所が少なく、手入れが比較的簡単です。
③ スリム型レンジフード(LGRシリーズなど)
見た目がスマートでデザイン性に優れたタイプ。
整流板付きでファンやオイルトレーも外しやすく、比較的掃除しやすい構造です。
④ ターボファンタイプ(一部、旧式モデル)
風量重視でプロペラ状のファンを使ったタイプ。
現在の主流ではありませんが、旧型住宅に残っていることもあります。
自分でできるリンナイレンジフード掃除の基本ステップ
リンナイのレンジフードは、タイプに関係なく「整流板・オイルトレー・ファンまわり」などを外して掃除するのが基本です。
以下は共通の流れです。
①整流板やカバーを外す
手前にスライド・ネジで固定など機種によって違いがあります。
②ファンやオイルガードを取り外す
シロッコファン、回転ディスク、プロペラ型など構造によって形状は異なります。
③中性洗剤やぬるま湯でつけ置き洗い
油汚れは30〜40℃程度のお湯に中性洗剤を溶かして30分前後つけ置き。細かい汚れはブラシでこすります。
④内部の壁面やフード裏を拭き掃除
ファンの奥や整流板の裏側は特に油がたまりやすいので、しっかり拭き取ります。
⑤完全に乾燥させてから元に戻す
湿気が残っていると動作の不良や発火の原因になるため、乾燥は必須です。
自分でできる清掃方法についてはこちらの記事でも詳しく解説しています。
タイプ別の補足ポイント
- シロッコファンタイプ
ファンの取り外しに工具が必要な場合がある。ナットが固いときは無理をしない。 - ノンフィルタータイプ
パーツは少ないが、整流板の裏側に油がたまりやすいのでこまめに拭く。 - スリム型(LGRなど)
ワンタッチで外せる設計が多く、掃除しやすい。整流板の内側の油に注意。 - ターボファンタイプ
旧型に多く、ファンが固着していることがあるので慎重に作業を。
レンジフード管理で見落としがちな3つの落とし穴

- 使用年数を把握していない
10年以上使用しているレンジフードは、吸い込み低下や異音の兆候があれば点検を。
寿命の目安は約10~15年です。
- 目に見える部分だけ掃除している
整流板や外装だけで満足すると、ファンや内部に油がたまり故障や火災の原因に。
奥の汚れこそ注意が必要です。
- 通電したまま掃除してしまう
安全のため、掃除や点検前は必ず電源プラグを抜くかブレーカーを落としましょう。
リンナイ製レンジフードならではの注意点
最新モデルはノンフィルター構造が多く、一見掃除が不要に見えますが、整流板やオイルガードの汚れは確実に蓄積します。
月1回はパーツを外して汚れをチェックする習慣が大切です。
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まとめ:自分でできる範囲+年1回はプロの手も検討を
リンナイのレンジフードは種類によって構造が異なり、掃除のしやすさや注意点も変わります。
無理に分解せず、外せる範囲でこまめに掃除することで、汚れの蓄積を防ぐことができます。
とはいえ、内部のファンやダクトまでは手が届きにくく、完全にキレイにするのは難しいもの。
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