「キッチンの換気扇から水が垂れてきた…」
そんな場面に出くわすと、驚きとともに「これって故障?」「すぐ修理が必要?」と焦るかもしれません。
実は、キッチンの換気扇からの“水漏れ”は、設置環境や使用状況によっては起こり得るトラブルです。
原因を見極めて正しく対処すれば、大きな被害を防ぐことができます。
この記事では、水漏れの主な原因や確認ポイント、応急処置の方法、再発を防ぐための掃除と点検のポイントをご紹介します。
換気扇から水漏れが起こる原因

換気扇は、調理中の熱気・油煙・水蒸気など、さまざまな空気を吸い込みます。
湿度や油分が多い環境で使われるため、浴室とは異なる原因で水漏れが起こることがあります。
結露
温度差が大きいと、換気扇内部やダクトで空気中の水蒸気が冷やされて水滴になります。
これが換気扇本体に伝わって滴り落ちてくることがあります。
特に、寒い外気と暖かい室内気の境界部分や、断熱が不十分なダクトで起こりやすいです。
実際に、レンジフードメーカーPanasonicの公式Q&Aでもレンジフードから水滴が落ちることはあると述べています。
Q.レンジフードから水滴が落ちることがあるのはなぜですか。
A.レンジフードも同じで、冬の朝などはレンジフードが冷えているので、ここにコンロで暖められた
空気が触れると表面に結露が発生して、やがて水滴となって落ちることがあります。(一部抜粋)参考:Panasonic公式ホームページ,レンジフード,よくあるご質問一覧,レンジフードから水滴が落ちることがあるのはなぜですか。
排気ダクトの詰まり・損傷
ダクトにほこり・油汚れが詰まると、空気の流れが滞り湿気が内部に残りやすくなります。
また、ダクトや接続部が破損していると、そこに雨水や外部水が侵入する可能性もあります。
雨水の逆流
排気口(ガラリ)や外壁の隙間、コーキング部の劣化などによって、雨水が直接吹き込むことがあります。
特に風雨が強いときや台風時にこのような現象が顕著になります。
施工不良・取り付けミス
設置時の防水処理が不十分、ダクト接続が甘い、勾配が逆(排気方向に傾いていない)、ジョイント部のシーリング不足などが原因で、水が室内側に逆流することがあります。
内部部品の腐食・劣化
長年使用すると、ファンの周辺部品や金属部分が錆びて劣化し、水分が滞留しやすくなることがあります。
そのため、内部にたまった水が排出されず、漏れてきてしまうことがあります。
水漏れが起きたときの確認ポイント
キッチンの換気扇から水が垂れてきたら、まずは落ち着いて、以下のポイントを確認してみましょう。
水か油か、見た目・ニオイ・感触をチェック

透明でサラッとした液体なら結露水の可能性が高いですが、ベタつきや黄ばみがある場合は油汚れかもしれません。
ニオイをかいでみて、酸化した油のような臭いがするかどうかも目安に。
料理の後や雨の日だけに出るかどうか
調理直後にだけ発生する場合は、水蒸気による結露や油の溶け出しが考えられます。
雨の日に限って水が垂れるようであれば、屋外フードや外壁の防水処理に問題があるかもしれません。
屋外の排気フードを確認

ベランダや外壁に設置されたフードにゴミや落ち葉が詰まっていないか、隙間から雨が入っていないかもチェックしてみましょう。
劣化が見られる場合は交換が必要です。
キッチン換気扇の水漏れ、どう対処すればいい?
水滴がポタポタと落ちてきたとき、慌てずできることから始めてみましょう。
カバーやフィルターを掃除する
まずは換気扇のフィルターやカバーを外し、中性洗剤で油汚れやホコリを取り除いてください。
汚れを除去することで、風の通り道が改善され、湿気のこもりが抑えられます。
換気扇の清掃方法はこちらの記事で解説しています。
換気扇の電源を切り、バケツなどで受け止める
水が止まらない場合は換気扇を一時停止し、下にバケツや新聞紙を敷いて被害を最小限に抑えましょう。
特に電源まわりがぬれている場合は感電のリスクがあるため、無理に触らず業者に相談を。
排気ダクトの傾斜や詰まりを確認

DIYに自信がある方は、天井裏のダクトを点検してみてもよいですが、基本的には専門業者に依頼した方が安全です。
誤った施工や掃除は、換気効率の低下やさらなる水漏れを招くことがあります。
再発を防ぐには「掃除」と「点検」がカギ
キッチンの換気扇は、日々の調理で汚れやすく、放置しているとトラブルの温床になりがちです。
水漏れを防ぐには、以下のような習慣が効果的です。
- 月1回を目安にフィルターを取り外して洗う
- ファンや内部の油汚れは、年1回程度の分解清掃でリセット
- 屋外フードの詰まり・サビ・コーキング切れはこまめに確認する
もし、掃除しても水漏れや油だれが止まらない場合は、換気扇本体の劣化や、ダクト内のトラブルが隠れている可能性があります。
そうした“見えない部分”は、プロに任せるのが確実です。
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まとめ
キッチンの換気扇からの水漏れは、結露・ダクトの傾斜の不良・雨水の逆流・内部の油だれなど、複数の要因で起こります。
まずは「水か油か」「出るタイミング」「どんなニオイか」などをチェックし、掃除や点検で対応できる範囲を確認しましょう。
ただし、原因がはっきりしない・何度掃除しても再発する場合は、無理せず専門業者に相談するのが安心です。
アールクリーニングでは、換気扇の奥までしっかり分解・洗浄して対応しています。
気になる症状がある方は、どうぞお気軽にお問い合わせください。



