換気扇からギーギーという異音がすると、不安になりますよね。
「もしかして故障?」「買い替えが必要?」と考えてしまうかもしれませんが、実は注油するだけで改善するケースもあります。
この記事では、換気扇の異音の原因や注油で直るパターン、注油の正しい方法、そして注油以外に考えられる原因とその対処法についても詳しく解説します。
換気扇がギーギーうるさい原因とは?

換気扇から聞こえる異音の多くは、内部パーツの摩耗や汚れの蓄積、潤滑不良によって起こります。
特に以下のような状況は異音が発生しやすくなります。
- モーターの軸受け部分にある金属同士が擦れている
- 長年の使用で潤滑油が切れてしまっている
- ファンにホコリや油汚れがこびりついて重くなっている
- モーター内部に異物が入っている
とくに「ギーギー」「キュルキュル」といった擦れるような音がする場合、モーター部分の潤滑不良の可能性が高いです。
注油で改善が期待できる症状
- 電源を入れてすぐに「ギーギー」と音が鳴る
- モーターが回る音が以前より大きくなってきた
- 換気扇を手で回すと引っかかりを感じる
ただし、注油しても改善しない場合や、一時的に直ってもすぐ再発するようであれば、摩耗や汚れの蓄積が原因となっていることも考えられます。
換気扇に注油する手順
ここでは、換気扇の注油に必要な道具や手順を紹介します。
1. 必要な道具を準備する
- 潤滑スプレー(シリコン系やミシン油などの金属用)
- ドライバー
- 軍手または作業用手袋
- ウエスや不要な布
2. 換気扇の電源を切る
作業中に感電やモーター損傷を防ぐため、必ずブレーカーを落とすかコンセントを抜いてください。
3. 換気扇を取り外す
カバーやフィルターを外し、ファンとモーターの接続部を露出させます。
換気扇の種類によって分解方法が異なるので、取扱説明書を確認しましょう。
4. 軸・ベアリング部に少量の潤滑油を注す
ファンを外すと、モーターの軸(シャフト部分)が見えます。
その部分が注油の対象になります。
軸とその両側に、少量ずつ潤滑油を垂らすようにします。
大量にかけすぎると、ホコリや汚れが付きやすくなるため注意が必要です。
5. 数分、回してなじませる
注油後はファンを手で数回、回してなじませてから、電源を入れて音が改善しているか確認しましょう。
6.部品を組み戻す
外した順番を逆にしてファン・羽根を元に戻します。
ネジや固定具をしっかり締めるようにしましょう。
7.通電・試運転
電源を戻して換気扇を運転し、異音が消えて滑らかに回るか確認します。
音が残る場合は再度注油ポイントの見直しを。
参考:生活110番TOP,換気扇・レンジフード工事の業者一覧,換気扇・レンジフード工事の記事一覧,うるさい換気扇を静かに!換気扇のモーターに注油する方法をご紹介
注油しても直らない場合の原因とは?
ここでは、換気扇に注油しても音が治らない場合の原因を紹介します。
汚れ・油汚れの付着がひどい
プロペラやシロッコファンに油やホコリが重なって付着すると、羽根の重さやバランスが崩れ、回転時に摩擦や偏りが生じます。
注油だけでは羽根の汚れを落とせないため、油汚れをしっかり洗浄する必要があります。
特にキッチンの換気扇では、揚げ物などで飛び散った油がファンにこびり付きやすく、ファンの羽根バランスを乱す原因となります。
軸(ベアリング)の摩耗・劣化
換気扇の軸部分やベアリングが摩耗していたり、グリスが劣化して硬くなっていたりすると、注油しても十分に滑らかに動かなくなることがあります。
摩耗が進むと金属同士が直接擦れるため、「ギーギー」などの重い異音が出ます。
経年使用により内部部品(軸受け、シール部など)がすり減ってしまっており、注油だけでは元の滑らかさを取り戻せないケースがあります。
換気扇の設置条件・構造的な問題
換気扇周囲の空気の流れが悪かったり、排気口が詰まっていたりすると、風の抵抗が増してモーターに負荷がかかり音が大きくなることがあります。
注油だけではこのような環境要因は変わらないため、改善が必要です。
換気扇のモーター位置や取り付けのゆるみ、ファン羽根の歪みなど、物理的な取り付け具合も影響します。
ファンとモーター軸の間に隙間やズレがあると、注油後も異音が続くことがあります。
潤滑油の種類・注油方法が適切でない
使用している油(グリスや潤滑オイル)の種類が換気扇の設計に合っていない場合。
たとえば耐水性や高温耐性が低い油を使うと、油が早く落ちてしまったり、油切れを起こしやすくなります。
また、注油場所が十分でない、あるいは注油量やノズルの角度が適切でなかったため、軸やベアリングに正しく油が届いていないケースも考えられます。
油が少なすぎると摩耗の進行を抑えられず、音は改善しにくいです。
モーターや部品の寿命が近い/故障している
モーターのベアリングそのものが故障している、あるいは内部のコイルや鉄芯に損傷や焼けがあると、油をさしても正常な動きが期待できません。交換が必要なレベルです。
換気扇がかなり古く、経年劣化が進んでいる場合(例えば10年以上使用しているなど)、部品の摩耗・変形が進んでおり、元に戻せない状態になっていることがあります。
プロの分解洗浄で静音と安全を取り戻そう
「注油しても直らない」「掃除しても異音が消えない」
そんなときは、内部の汚れや経年劣化が原因となっている可能性があります。
レンジフードや換気扇の内部には、注油だけでは落とせない汚れがこびりついていることがあります。
こうした汚れは、分解して内部まで洗浄することで効果的に取り除くことが可能です。
高圧洗浄や専用の洗剤を使うことで、ファンやモーター周辺の油汚れもしっかり除去できます。
プロの手でメンテナンスすることで、静かな動作を取り戻し、火災や故障のリスクも抑えられます。
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まとめ|異音を感じたらまずは注油、ダメならプロの手も検討を
換気扇の異音は、潤滑不足や汚れの蓄積によって引き起こされることが多く、注油で改善するケースもあります。
ただし、注油しても直らない場合は、モーターの劣化やファンの汚れが原因となっているかもしれません。
安全に、そして快適に換気扇を使い続けるためにも、定期的な点検とメンテナンスを行いましょう。


