「エアコンにドライ機能ってあるけど一体どういう機能なのだろう」、「ドライと冷房ってなにが違うの?」と気になったことはありませんか?

この記事では、エアコンのドライ機能(除湿)の紹介とドライと冷房の違い、気になる電気代やドライ機能を利用するおススメのタイミングなどを紹介しています。

お手入れ方法や、もしエアコン内にカビが生えてしまった時の対処法も載せているので、気になる方はぜひ最後までご覧ください。

エアコンのドライ機能(除湿)とは

清掃後のエアコンの羽エアコンのドライ機能とは、室内の湿気を取り除く機能です。

主に梅雨のじめじめした時期や湿度が高い夏の日、秋雨の日などに大活躍します。

ドライ(除湿)と冷房の違い

ドライ機能と冷房機能は似ているようで違う機能です。

冷房は部屋の「温度」を下げることが主な役割で、エアコンが冷気を出すことで室温を下げます。

その一方、ドライ機能は部屋の「湿度」を下げることに特化しています。
エアコンが風を通すことで空気中の水分を取り除き、部屋の湿度を下げてくれます。

このため、ドライは室温を下げずに湿度だけ下げる、ということも可能です。
その日の天候に合わせて快適な空間を保ちながら湿気対策ができます。

ドライ(除湿)の種類

ドライ機能には、「弱冷房除湿」「再熱除湿」「ハイブリッド除湿」という3つの種類があります。
3つとも室内の空気をエアコン内で冷やし、余分な水分を外へ排出するという点は同じです。
それ以外の違いは以下の通りです。

●弱冷房除湿

冷房の「弱」機能と同じ。
温度を下げるために、エアコン内で冷やした空気をそのまま放出する。
室内の気温が高く、湿度も高い時に使用するのがおススメ。

●再熱除湿

湿度を下げるためにいったん温度を下げるが、空気を再び温め直してから放出する。
室内は冷えない。
室内の気温はそのまま、湿度が高い時に使用するのがおススメ。

●ハイブリッド除湿

温度を下げた空気に部屋の空気を混ぜて出す。
再熱除湿に比べて省エネ。
室内の気温はそのまま、湿度が高い時に使用するのがおススメ。

エアコンのドライ(除湿)の電気代は高い?

ドライ機能を利用すると電気代が高くつくのではないか、とエアコンにかかる電気代は気になるポイントですよね。

電気代は、エアコンの機種や、使用するときの設定温度などによって変化します。
そのため、一概には言えませんが基本的に、冷房とドライの両方でそこまで電気代の違いはありません。

そのなかでも冷房機能・弱冷房機能・再熱除湿・ハイブリッド除湿の4つで電気代を比較したのが以下の表です。

【安】弱冷房除湿・ハイブリッド除湿 < 冷房 < 再熱除湿【高】

再熱除湿は空気を室内に放出するときに温め直す機能がある分、電気代が他の機能にくらべて高くなります。

冷房もドライも電気代で大きな差はありませんが、設定温度を低くしすぎるなど使い方を間違えると無駄な電気代がかかってしまいます。

エアコンの設定温度による電気代の違いに関してはこちらの記事にて詳しく解説しております。
気になる方はぜひ併せてご覧ください。

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エアコンのドライ(除湿)はどんな時に使う?

それでは、冷房ではなくドライ(除湿)機能はどんなときに使えば良いのか見ていきましょう。

湿度が高い季節

ドアの結露梅雨の時期には、部屋がジメジメして不快ですよね。
部屋の湿度が高いときにエアコンのドライ機能を使うと、湿気を取り除いて快適な環境を作り出してくれます。

特に日本の夏は湿気が多いので、ドライ機能が大活躍するシーズンです。
ドライ機能を使えば、湿度も取り除いて体感温度を下げつつ、お部屋にカビが発生するのも予防してくれます。

部屋干し

エアコンのドライ(除湿)は、部屋干しにも向いています。
部屋干し湿度が高い状態で部屋干しをすると、乾かなかったり、雑菌が増えて独特の臭いが発生してしまいます。

そんな時にはエアコンのドライ機能を使ってみてください。
部屋の湿気を抑えながら洗濯ものの乾きも速くなり、一石二鳥です。

エアコンのドライ機能(除湿)はカビが生えやすい

カビの生えたエアコンエアコンのドライ機能は、湿気を取り除いてくれる便利な機能ですが、実はエアコンにカビが生える原因にもなります。

部屋の湿気をエアコンが吸い取るため、エアコン内部の湿度が高くなります。
その状態で、ホコリや汚れが付着しているとカビが繁殖しやすくなります。

これを防ぐためには、定期的な掃除とエアコンの内部を乾燥させるための運転が重要です。

エアコンのドライ機能を使った後は、送風運転やエアコンの内部クリーン機能を利用しましょう。

エアコンのカビ落としはプロの分解洗浄がおすすめ

「エアコンが臭い」、「エアコンを徹底的にキレイにしたい」と思ったら、エアコンの「分解洗浄」がおすすめです。

「分解洗浄」とは、本体カバーやルーバーなどを分解し、高圧洗浄機を用いてエアコンの内部の隅々まで洗浄をすることです。
分解洗浄をすることで、エアコンそのものの性能を回復させるので余計な電気代もかからなくなり、エアコンの寿命を長持ちさせる効果も期待できます。

アールクリーニングのエアコン分解洗浄

エアコン作業前と作業後アールクリーニングは、エアコン洗浄の専門業者として最先端の洗浄機器、ならびに技術とアフターサービスで、多くのお客様にリピートをいただいております。
アールクリーニングのエアコン分解洗浄は、フィルターや熱交換器などの自分では手が届きにくい部分もキレイにします。

以下では、アールクリーニングの強みを紹介します。

1.清掃技術と品質管理

アールクリーニングの研修施設アールクリーニングは独自の研修制度を採用し、厳しい研修を最後までクリアしたスタッフのみ、お客様のもとへサービスに伺います。

自社の研修施設では、さまざまなメーカーや業務用のエアコン用意。
スタッフがいつでも練習できる環境を用意し、スキルアップを支援しています。

2.安心と実績

エアコン分解洗浄アールクリーニングの作業実績は20万件以上!
その中でもエアコンクリーニングはダントツの一番人気!

清掃作業後もアフターサービスがあるため、安心してご利用いただけます。

3.リーズナブルな価格設定

本社をあえて郊外に構え、賃料や駐車場代を抑えるなど、サービスを少しでも低価格で提供するために余計な経費を抑えています。
これにより、一般的な相場よりも価格を抑えてサービスの提供が可能となっております。

まとめ

今回は、梅雨時や夏の湿気が多い季節、洗濯物の部屋干しをする時に大活躍のドライ機能について紹介しました。

エアコンのドライ機能(除湿)の特性やメリットを理解し適切な場面で活用することで、電気代を抑えながらより快適で健康的な生活を送ることができます。

エアコン内部のカビが気になる場合は、プロの分解洗浄を利用してみるのもおススメです。
ドライ機能を賢く使いこなして快適な室内環境を整えて過ごしましょうね!