エアコンは私たちの生活必需品です。近年の夏の猛暑は、行政でさえ「エアコンを使用するように」とアナウンスするほどです。
そこで気になるのが電気代高騰もあり、エアコンを使用する際の電気代ではないでしょうか。
そこで今回はエアコンと電気代の関係について、さまざまな点から紹介します。
エアコンの電気代の計算方法
エアコンの電気代の計算方法はシンプルです。
1時間あたりの消費電力(kWh)×1kWhあたりの電気料金
上記の計算を使用してエアコンの消費電力と利用している電力会社の電気料金を計算することで、電気代を求めることができます。
ただしポイントとなるのが消費電力です。
エアコンの消費電力は外気温や室内環境、エアコンの設定によって変わり、3円~40円と幅があります。
外気温との差が大きいほどに、エアコンの消費電力は高まります。そのため、夏の冷房に比べて、冬の暖房の電気代が高額な場合が多いです。
つまり、エアコンの設定温度によっても消費電力は変わることから、電気料金も変わります。
外気との温度差が一つの目安となるため、夏は高め、冬は低めの温度設定が節電の鍵です。
一日中エアコンをつけっぱなしにした場合の電気代
お伝えしたように、エアコンは外気温との温度差が大きいほど電力を消費します。
さらに、エアコンに限らず、電化製品は電源の起動時に多大なエネルギーを消費します。
これらの特性から1日つけっぱなしのほうが節電になるとの声もあります。
実際、室温が安定するとエアコンの消費電力は微量で安定します。
部屋の断熱性などによっても左右しますが、つけっぱなしのほうが節電につながります。
電気料金次第ではありますが、100円程度で済む場合もあれば、1,600円程度かかるケースもあります。
1ヵ月エアコンをつけっぱなしにした場合の電気代
1日だけではなく、1ヵ月続けた場合、6000円程度が目安です。
もちろんこれはあくまで目安になるので、部屋の断熱状況やエアコンの運転性能によって上下します。
設定温度や環境によって異なりますが、クーラーの特性を考えると、付けたり消したりするよりは、ある程度付けっ放しにしたほうが電気代が安いです。
注意点
1日、1ヵ月のエアコンの電気代を紹介しましたが、あくまでも計算に基づく目安です。
実際にどれだけ電気を消費するかは、例えば冷夏か猛暑かで異なります。
さらには家の断熱性能、エアコンの性能、エアコンの設定温度など、電気代を決める要因は多々あります。
また、ライフスタイルにも依存します。
1日であれば微々たる金額だと感じても、1ヵ月となれば電気代は大きく変わります。
エアコンの適切な設定温度は?
エアコンの適切な温度は、行政のアナウンスによると冷房は28度、暖房は20度とされています。
ただし行政の視点の「適切」とは、社会全体の消費電力や環境問題を踏まえた室温の目安です。
夏の28度では暑い、冬の20度では寒いと感じる人もいることでしょう。
適温で暑い・寒いと感じる場合には、扇風機やカイロを使用して<b体感温度が適温になるように対策をしましょう。
エアコンの電気代節約方法
ここでは、エアコンの電気代の節約方法を紹介します。
①エアコンの運転を自動運転にする
クーラーの「自動運転」は節電に効果的です。
エアコンは起動した際に、設定した温度へ近づけようと稼働します。
自動運転にしておくことで効率よく設定温度まで運転し、その後も状況に応じた風量を吹き出します。
安定しているときには「弱」となりますし、「強」になるタイミングも一時的なものです。
特に近年のエアコンは高性能なので、温度を感知する機能も高いです。
そのため、自動にしておいたほうが手動よりも商品電力を抑えられます。
②エアコンの風向きを調整する
一般的に、暖かい空気は上へと行く傾向にあります。
この特性を踏まえて、風向きを調整することで節約につながります。
例えば暖房の場合、足元に送ることで効果的に部屋の中を温めることができます。
一方、冷房の場合、冷機が下にとどまりやすいです。
風向きを調整することで、室内の温度をうまくコントロールし、電気代を抑えられます。
③換気する
室内の換気も重要です。
夏の場合、換気をして室内の風通しを良くすることで、節電になるケースもあります。
また、換気することで室温や湿度をコントロールし、体感温度を調整できます。
体感温度を調整することで、エアコンの使い過ぎを避け、結果として節電となります。
④遮熱対策
冬の暖房の場合、外からの冷気への対策も重要です。
どれだけ暖房で部屋を暖めても、外からの冷気が部屋に入り込み、室温が下がってしまっては意味がありません。
部屋に冷気を入れないことで、設定温度に達する時間が早くなり電気代の節電へつながります。
また、こちらも体感温度を下げないことで、エアコンの使用頻度や設定温度が下がり、結果として節電へとつながります。
⑤サーキュレーターを併用する
サーキュレーターを有効活用することも大切です。
サーキュレーターがエアコンの風を部屋全体へと届けてくれます。
サーキュレーターを使用しない場合、冷気・暖気が部屋の一定の場所に集まってしまい、全く風が届かない場所が生まれます。
結果、エアコンは「部屋がまだ適温になっていない」と判断し、無駄に電飾を消費してしまいます。
サーキュレーターを使用しエアコンの風を循環することで、エアコンの無駄な運転を抑え節電となります。
サーキュレーターの賢い使用法などの詳しい解説はこちらの記事からご覧いただけます。
気になる方はぜひ参考にしてみてください。
⑥電気料金プランを見直す
電気料金のプランの見直しも重要です。
電気会社からの請求書やホームページの料金プランなどを見て、適切な電気料金プランを選択しましょう。
電気代の節約にはエアコンと室外機の掃除がおすすめ!
エアコン、さらには室外機の掃除も電気代節約につながります。
エアコンや室外機が汚れていると、運転効率が低下します。
エアコンは、汚れが詰まっている状態でも、設定された温度にしようと運転します。
しかし、汚れが詰まっているため、いつもの運転よりも効率が落ちてしまいます。
結果、いつも以上に消費電力がかかってしまうのです。
室外機も同様です。
室外機のファンが埃まみれになっていると、放熱機能が低下します。
結果、キレイな状態よりも電力消費量が増え、電気代の上昇につながります。
アールクリーニングのエアコン分解洗浄
アールクリーニングは、エアコン洗浄の専門業者として最先端の洗浄機器、ならびに技術とアフターサービスで、多くのお客様にリピートをいただいております。
アールクリーニングのエアコン分解洗浄は、フィルターや熱交換器などの自分では手が届きにくい部分もキレイにします。
以下では、アールクリーニングの強みを紹介します。
1.清掃技術と品質管理
アールクリーニングは独自の研修制度を採用し、厳しい研修を最後までクリアしたスタッフのみ、お客様のもとへサービスに伺います。
自社の研修施設では、さまざまなメーカーや業務用のエアコン用意。
スタッフがいつでも練習できる環境を用意し、スキルアップを支援しています。
2.安心と実績
アールクリーニングの作業実績は20万件以上!
その中でもエアコンクリーニングはダントツの一番人気!
清掃作業後もアフターサービスがあるため、安心してご利用いただけます。
3.リーズナブルな価格設定
本社をあえて郊外に構え、賃料や駐車場代を抑えるなど、サービスを少しでも低価格で提供するために余計な経費を抑えています。
これにより、一般的な相場よりも価格を抑えてサービスの提供が可能となっております。
まとめ
今回はエアコンと電気代の関係を紹介しました。
エアコンは外気温との差があればあるほど激しく稼働することになり、消費電力が高まることで電気代も高くなります。
また、冷気ほど下に、暖気ほど上に行く特性があります。このようなエアコンの特性を理解し、対策を取ることで電気代の節約が可能です。
エアコンの特性を理解し、電気代の節約を実践してみてはいかがでしょうか。