「エアコン分解洗浄を自分でやってみたいけれど、未経験でも本当にできるの?」と不安に感じていませんか。

実際に調べてみると、未経験者によるエアコンの分解洗浄は「おすすめしない」という声が多く見られます。

とはいえ、業者に依頼すると費用がかかるうえ、日程調整の手間が気になる方も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、アールクリーニング編集部Iがエアコン分解洗浄に初挑戦してみました。

その様子はYouTubeでも公開していますが、この記事ではより詳しい解説に加え、動画ではカットした撮影秘話もあわせてご紹介します。

監修:アールクリーニング技術部T氏 執筆:アールクリーニング編集部S アールクリーニング編集部I氏
🛡️この記事の信頼性

ハウスクリーニング業界歴10年・エアコンの清掃台数は10,000台超のプロ、アールクリーニング技術部のT氏が監修。
現場の知見に基づいた正しいお家やエアコン掃除の知識をお届けします。

エアコンのパーツ分解は最初の難関|力加減が難しく、折れそうで不安に

今回分解洗浄に挑戦したのは、三菱電機の「MSZ-GV2216-W」(2016年製)です。

お掃除機能なしの比較的シンプルなエアコンで、フィルター掃除程度であればこれまで自分で行ったこともありました。

アールクリーニング編集部I
編集者の
本音

初めての体験にワクワク 家具の組み立てや、分解は好きな方なので、スムーズにできるだろうと意気込んでました!

意外と苦戦したのはエアコンの設置位置の高さ

エアコンのパネル分解の様子。手を伸ばしている女性。

設置位置は、一般家庭と同じような2m以内の高さです。

ですが、実際に脚立に登ってみると…

「あれ? 意外と手が届かない?」

腕をピンと伸ばしても、パネルを外すにはギリギリ足りず、脚立の上でつま先立ちをせざるを得ない状況でした。
※危険なのでマネしないでください。

ちなみに私の身長は148cmと比較的低めではあるものの、女性だとこの状態で作業を続けるのはきついなぁと感じました。

力加減がわからない!湾曲するプラスチック素材にあたふた

エアコンのパネルを外す時に勢い余って頭にぶつけてしまう。

さて、分解作業も終盤に差しかかり、最後の外パネルの取り外しで事件発生。

プロの解説では、「上に少しだけ上げて、手前に引っ張る」とのことでした。

それに従ってやってみると……

「全然外れないし、これ以上引っ張っても大丈夫なのか!?」と焦りました。

というのも、外パネルはプラスチック製で、薄く作られています。

なので、思っているよりかなり湾曲するのです!

さらに、パネル部分はツメで引っかかっているので、このまま力を加え続けるとツメが割れてしまうのでは?という不安もありました。

ドキドキしつつ、そのまま手前に引っ張り続けると……

「バコン!!」という大きな音とともにパネルが外れました!

反動で頭はぶつけましたが、パネルを傷つけることがなく、無事に分解完了。

アールクリーニング編集部I
編集者の
本音

久しぶりにドキドキしました遅刻するかしないかのギリギリの時間に起きた時くらいのドキドキ感でした

エアコン周辺を守る養生、簡単そうに見えて一番の難関?

つづいて、エアコン周辺に水が飛ばないよう、養生を行います。

まずはプロの解説を聞きます。この養生をしっかりしないと、エアコン周辺の家具や壁を汚してしまう原因にもつながるそうです。

丁寧に解説してくれているのですが「どうしよう!全然頭に入ってこない!」というのが正直な感想でした。

言っていること自体は理解できるものの、似たような工程が多く、頭の中の整理が追いつかない状態に。

側面や上の面は見えない状態で、全身の筋が伸びた

エアコンの奥に手が届かずうめき声を上げる女性

養生ではエアコンの周囲にぐるっとテープを貼るため、全工程の中でも特に手を伸ばす場面が多い作業でした。

また、エアコンの上面は天井に頭がぶつかってしまい、しっかりのぞき込むことができず、感覚で貼っていくしかありません。

監修者 Mr. T
プロの
ひとこと

エアコンクリーニング業者がエアコン周辺のスキマの確認をすることが多いのはこういった理由からですね。

アールクリーニング編集部I
編集者の
本音

全身運動背伸びではあと数センチ足りず、全身のありとあらゆる関節と筋肉を伸ばしました。
この瞬間、もし身長を測っていたら過去最長になっていたはず。

養生はうまくできたと思っていたのに、実は隙間がありました
養生の隙間から水が入り込んでしまった様子
動画では問題なく養生が完了したように見えていますが、実はこのあとの高圧洗浄で養生の不備が発覚。
エアコンの基板部分の養生に隙間があり、水が入り込んでしまいました。
幸い故障にはつながりませんでしたが、かなり肝を冷やしました。

ついにエアコン分解洗浄のメインパート!高圧洗浄に挑戦

エアコン高圧洗浄中に助言をもらうシーン

養生のチェックを終え、ついに高圧洗浄機を使用した洗浄作業に差し掛かります。

簡単に高圧洗浄機の使い方を教えてもらい、いざ実践です。

初めて扱う高圧洗浄機、水圧に驚がく

初めての高圧洗浄機を手にして、まずは試しに水を出してみます。

「水圧がすごい!」

高圧洗浄機なので当たり前ではありますが、しっかり力を入れていないと、腕がポーンと持っていかれそうな感覚がありました。

アールクリーニング編集部I
編集者の
本音

脚立の上で危なかった体幹には自信がありましたが、危うくふらつくところでした

手と腕にぐっと力を入れて、熱交換器部分から洗浄していきます。

するとそこで、プロがひと言。

「本来はもうちょっと水を出した方がいい」

そう言われたら、私も燃え上がるしかありません。

まだ慣れない高圧洗浄機のつまみを調整し、水圧をアップ。

風を感じるほどの勢いがありました。

監修者 Mr. T
プロの
ひとこと

これでも、エアコンクリーニングで使う高圧洗浄機は勢いが弱めなんですよ。

顔への水しぶきが厄介、頭では分かっていても難しい

エアコン高圧洗浄時に水しぶきが顔にかかって苦い顔をする女性

水圧を上げたところで、新たな問題が発生。

「エアコンから跳ね返った水しぶきが顔にかかる!」

我慢すればいいことではありますが、作業する上で厄介ごとはなるべく少ない方が吉。

ここでまたプロからのアドバイス。

「エアコンに対してまっすぐ、当てれば大丈夫」

確かに、エアコンの構造からして、作業者に向かって面が開いているパーツはありません。これは私も納得の解決法でした。

しかし、理論上は分かっていても、実際には斜めに当ててしまう場面が多く、顔は水滴まみれになりました。

監修者 Mr. T
プロの
ひとこと

慣れたら無意識にでもまっすぐに当てられるようになりますよ。
慣れるまでの期間は、おおよそ1カ月と言ったところでしょうか。

アールクリーニング編集部I
編集者の
本音

自分の家のエアコンを掃除したいだけなのに、1ヵ月も修行していられませんよ~

見た目に反し、意外と地味な作業だった

エアコン高圧洗浄で腕がきついことを訴える女性

エアコンクリーニングというと、高圧洗浄機を当てて豪快にカビやホコリが流れ出てくる、というイメージをもっている方も多いかと思います。

実際、お客さん目線ではそうなのは間違いありません。

しかし、作業者目線はまったく違いました。

地味だと感じたポイントは、主に次の3つです。

困った表情の編集者I
見た目に反して、意外としんどい作業だった
全体をまんべんなく洗うために、ノズルを均等に左右へ動かし続ける必要がある
洗い残しが出ないように、動かすスピードも自然とゆっくりになる
作業中はずっと腕を上げたままなので、肩や腕がじわじわつらくなってくる
一見すると勢いよく洗っているだけのように見えますが、実際は根気と集中力、そして思った以上の筋力が必要な作業でした。

今回私は1回の洗浄で終わりましたが、実際の現場ではこれを2回、3回と繰り返すこともあるそうで、作業スタッフさんはすごいなぁと改めて思いました。

カビが生えないようにしっかり乾燥

エアコンのパネル拭き上げを行う様子

高圧洗浄を終えた後は、エアコンを暖房で運転します。

ここでしっかり乾かさないと、せっかく洗浄しても、またすぐにカビが生えてきてしまいます。

高圧洗浄で上げっぱなしだった腕をいたわりつつ、ここで少し休憩。

ですが、実際の現場ではこのタイミングでパーツの洗浄作業が入ります。

腕を上げて全身を伸ばしたあとは、今度はかがんで洗うのか…。

つくづく、作業スタッフさんのすごさを実感しました。

アールクリーニング編集部I
編集者の
本音

既にヘトヘト上げっぱなしの腕もそうですが、脚立の昇り降りも体力が削られました

分解と逆の手順で組み立て、最後まで油断は禁物

エアコンパネルの組み立てを行う女性

乾燥が終わった後は、養生を外し、組み立て作業に入ります。

養生を外すときも、水が飛ばないように丁寧さを意識しました。

組み立ては分解と逆の手順で進めればよいので、比較的気楽にできます。

しかし、油断は禁物。

エアコンのパーツは割れやすいプラスチック製であることを忘れてはいけません。

疲労した腕では、力加減の調整も、最初よりうまくいきません。

さらに、終わりが見えたことで気が緩み、作業が雑になりがちです。

今回、私はルーバーの取り付けで危うくパーツを折るところでした。

運が良かったのか、何も壊すことがなく、組み立ては完了。

最後に、外側や吹き出し口に残った水滴を拭き上げて終了です。

アールクリーニング編集部I
編集者の
本音

冷や汗かいた~ 左右の小さい穴に、ルーバーの端っこを差して固定するのですが、角度をつけすぎてパキっと折れちゃいそうでした

総評|素人が自分でエアコン分解洗浄するのはかなり、キツい

今回、初めてエアコンの分解洗浄に挑戦しました。

プロの監修を受けつつ、なんとか無事に終えることはできましたが、率直に言うと「未経験者が自分でエアコン分解洗浄をするのはやめたほうがいい」というのが正直な感想です。

その理由は、大きく分けて「故障リスクの高さ」と「安全面の不安」の2つでした。

故障リスクが高く、自己流で進めるのは危険

まず、エアコンの構造をよく知らないまま分解や養生を行うのは、故障のリスクが高いです。

実際、今回の私も各工程ごとにプロのチェックを受けながら進めていました。

エアコンはメーカーや機種によって分解手順や、ぬらしてはいけない箇所が異なります。

業者に依頼する費用を抑えようとして自分で作業した結果、かえって高額な修理費がかかってしまう可能性もあるため、安易にはおすすめできません。

監修者 Mr. T
プロの
ひとこと

お掃除機能付きエアコンは自動ロボットの分解も加わるので、さらにリスクが高まります。
クリーニング料金が高いのにも理由があるんです。

想像以上に体力を使い、安全面でも不安が残る

また、作業には想像以上に筋力や体力を使います。

脚立に乗ったまま腕を上げ続ける場面も多く、少しバランスを崩しただけでも転倒やケガにつながりかねません。

特に未経験者の場合は、作業そのものに慣れていないぶん、無理な体勢になりやすいのも不安なポイントです。

費用面だけを見ると自分でやる選択肢も魅力的に見えますが、安全面まで考えると、気軽に挑戦できる作業ではないと感じました。

アールクリーニング編集部I
編集者の
本音

脚立の上で上半身を大きく動かすため、少し手もバランスを崩したら一巻の終わり、と感じたシーンは何回かありました。

エアコンの徹底洗浄はアールクリーニングへお任せください!

エアコンクリーニングのビフォーアフター

アールクリーニングは、エアコン洗浄の専門業者として最先端の洗浄機器、ならびに技術とアフターサービスで、多くのお客様にリピートをいただいております。

アールクリーニングのエアコン分解洗浄は、フィルターやファン、熱交換器などの自分では手が届きにくい部分もキレイにします。

以下では、アールクリーニングの強みを紹介します。

清掃技術と品質管理

アールクリーニング研修施設

アールクリーニングでは、自社独自の技術・マナー研修制度により、合格したスタッフのみが現場に出ます。

本格的な研修施設には、さまざまなメーカーのエアコン実機に加え、換気扇や水回りも配置しています。

繰り返し練習できる環境があるからこそ、どのスタッフがお伺いしても高品質な作業を提供しています。

安心と実績

Google口コミ1,500件突破

アールクリーニングの作業実績は50万件以上!

その中でもエアコンクリーニングはダントツの一番人気のメニューです。

また、アールクリーニングは、Google口コミ 1,500件以上で★4.7 の高評価を誇り、多くのお客様から

「新品のようにとっても綺麗になりました」
「丁寧な説明とお掃除で気持ちもスッキリしました!」
「さすがプロ!見事!また利用したい」

など、たくさんの嬉しい声も日々いただいております!

清掃作業後もアフターサービスがあるため、安心してご利用いただけます。

万全のサポート体制

アールクリーニングでは自社コールセンターを完備し、迅速なお客様対応を実現しています。

また、清掃作業後にトラブルが発生した場合でも、作業後2週間まで保証対応。

アフターフォローまで万全の体制でサポートいたします。

アールクリーニングの対応地域一覧

アールクリーニングでは下記の地域でエアコンクリーニングを行っております。
お住まいのエリアが対象かどうか気になる方は、以下から開いて一度チェックしてみてください。

開いて対応地域を詳しく見る

まとめ|エアコン分解洗浄は無理せずプロに任せるのが安心

今回、未経験の状態でエアコン分解洗浄に挑戦してみましたが、想像以上に難しく、気軽にできる作業ではありませんでした。

パーツの分解には力加減が必要で、養生も見た目以上に繊細です。

さらに、高圧洗浄や組み立てまで含めると、故障リスクや安全面の不安も大きいと感じました。

費用を抑えるために自分でやってみたいと考える方も多いと思いますが、エアコンを傷めたり、思わぬ事故につながったりする可能性もあります。

安心してきれいな状態にしたいなら、無理をせずプロに任せるのがおすすめです。