換気扇の油汚れに悩み、SNSや口コミで人気の「オキシクリーン」を試してみようと思っていませんか?
手軽で洗浄力のある洗剤として注目されていますが、使い方を誤ると素材を傷めたり、汚れが落ちにくかったりすることもあります。
この記事では、換気扇掃除にオキシクリーンを使う正しい方法や注意点、メリット・デメリットをプロ目線で解説。
さらに、家庭では落としきれない汚れへの対処法も紹介します。
オキシクリーンってどんな洗剤?
オキシクリーンは、酸素系漂白剤に分類される洗浄剤です。
主成分は過炭酸ナトリウムで、水に溶けると発泡しながら汚れを浮かせて落とす働きがあります。
衣類のシミ抜きや風呂場のカビ対策、キッチンの茶渋を落とすなど、幅広い用途で使われており、油汚れにも一定の効果があります。

換気扇掃除においては、フィルターや整流板などのパーツにこびりついた油汚れを分解・浮き上がらせる目的で使用されます。
ただし、洗剤そのものが強力というよりは、「時間をかけてじんわり汚れを落とす」タイプのクリーナーである点を理解しておくことが大切です。
オキシクリーンを使った換気扇掃除のやり方
換気扇を掃除する際、オキシクリーンは主にフィルターや整流板、取り外し可能なパーツに使用します。
以下が基本的な手順です。
① 準備するもの
- オキシクリーン(粉末タイプ)
- ゴム手袋
- 40~60℃のお湯(酸素の発泡を活性化させる)
- バケツや洗面台、大きめのビニール袋などの容器
- 使い捨てのスポンジやブラシ、布
② 換気扇のパーツを取り外す
安全のため、必ず電源を切ってから作業を始めましょう。
整流板、フィルター、ファンなど取り外せる部分を外します。

③ オキシクリーンで漬け置きする
容器にお湯をはり、オキシクリーンを適量、溶かします(お湯4Lに対して付属スプーン1杯が目安)。
取り外したパーツを20〜30分ほど漬け置きします。

④ ブラシで軽くこする
漬け置き後、汚れが浮いてきたら、スポンジやブラシでやさしくこすり落とします。

⑤ しっかりすすぐ・乾かす
洗剤が残らないように水でしっかりすすぎ、乾かしてから元に戻します。

このように、オキシクリーンは“漬け置き”が基本のため、頑固な汚れを短時間で落とすのではなく、時間をかけて浮かせて落とすスタイルです。
失敗しないために注意すること
オキシクリーンを換気扇に使う際、よくある失敗や注意点があります。
以下を事前に把握しておきましょう。
アルミ素材への使用はNG
オキシクリーンはアルミ素材に反応して黒く変色させる可能性があります。
換気扇のファンや枠にアルミが使われている場合は、別の中性洗剤を使いましょう。
中性洗剤についてはコチラの記事で解説しています。
お湯の温度に注意
低すぎると発泡力が弱まり、逆に熱すぎると成分が壊れて効果が落ちます。
40〜60℃が適温です。
しっかりすすがないと粉が残る原因に
粉末が残ると白く跡が残ることがあるため、すすぎは念入りに。
目立たない場所で素材の反応をチェック
素材によっては変色や劣化の可能性もあるため、初めて使う場合は目立たない部分で試すと安心です。
「なんでもオキシでOK」と考えず、素材や汚れの種類によって適切な使い方を選ぶことが大切です。
オキシクリーンのメリット・デメリット
オキシクリーンを使う前に、その特性をしっかり理解しておくと、用途に合わせた使い方ができます。
◯ メリット
- 広範囲の油汚れを一気に処理できる
- 強い刺激臭がなく、比較的安全に使える
- ナチュラルクリーニング志向の方に人気
- 市販で手に入りやすく、コスパも良好
△ デメリット
- 即効性は低く、時間がかかる
- アルミ素材には使えない
- 溶かす手間や後処理(すすぎ)が必要
- 汚れが厚くこびりついていると落としきれない場合も
日常的な軽度の油汚れには十分効果を発揮しますが、年単位でたまった頑固な汚れには不向きな場面もあるため、使い分けが必要です。
頑固な油汚れにはプロのクリーニングという選択肢も
「何年も掃除しておらず、ベタベタで触るのも嫌…」
そんな状態の換気扇には、オキシクリーンでは太刀打ちできない場合があります。
分解が難しいタイプのレンジフードや、ファンの奥まで汚れがこびりついているケースでは、家庭用の洗剤と道具では限界があります。
そういったときは、プロの換気扇クリーニングを依頼するという選択肢も検討してみてください。

専用の洗剤や機材を使用し、ファン内部まで分解して徹底的に洗浄するため、見違えるほどスッキリします。
クリーニング後は、汚れの再付着もしにくくなり、清潔な状態が長持ちします。
無理に自己処理して時間をかけるより、短時間で確実にきれいにしたい方や安全に配慮したい方にとっては、コスト以上の満足感が得られるサービスです。
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まとめ
オキシクリーンは、換気扇の軽い油汚れに対して効果的なアイテムです。
漬け置きによってじんわりと汚れを浮かせるため、整流板やフィルターの掃除に活用すれば、作業の負担を減らすことができます。
ただし、素材との相性や使い方を誤ると失敗するリスクもあるため、注意点を理解したうえで活用しましょう。
そして、どうしても落とせない頑固な汚れや、分解が難しい箇所については、プロのクリーニングに任せるのが確実で安心です。
掃除の負担を減らしながら、清潔で快適なキッチンをキープするために、オキシクリーンとプロの力をうまく使い分けていきましょう。