エアコンの使用中に室内機から水滴が垂れてきたり、配管が濡れていたりすることはありませんか?

エアコンの結露は、ちょっとした湿度や温度設定の影響で簡単に発生しますが、放っておくとカビの発生や水漏れにつながります。

本記事では、エアコン結露の主な原因と家庭でできる予防法・対策法を徹底解説します。

エアコンの結露とは?

エアコンの吹き出し口エアコンの結露が発生する原因は、エアコン内部の温度と外気の温度との差により、水滴となって現れるためです。

特に湿度が高い時期や温度差が大きい環境で発生しやすく、吹き出し口やエアコン内部に水滴が付きます。

特に湿度が高い梅雨時期や真夏日などでは、室内機の吹き出し口や配管に水滴がびっしりついてしまうケースも少なくありません。

この水滴が滴り落ちることで、建材の劣化やカビへと発展する可能性があります。

エアコンの結露の原因

エアコンの結露は複数の要因が重なって発生します。

一般的なエアコンの結露の原因は、下記のとおりです。

  • 温度差による結露
  • 室内の高湿度
  • フィルターの汚れ
  • ドレンホースの詰まり

以下では、それぞれの原因について詳しく解説していきます。

1.温度差による結露

エアコンが稼働すると、室内の暖かい空気が冷却されて冷たい空気が放出されます。

このとき、エアコンの内部や配管部分は外気よりもかなり温度が低いため、結露が発生します。

特に外気温が高い夏場や、室内が高湿度の状態で冷房を強くかけると結露が発生しやすくなります。

2. フィルターの汚れ

フィルターがホコリや汚れで詰まると、エアコン内部の空気の流れが悪くなります。

フィルターの汚れによって空気の流れが妨げられると、冷たい空気がエアコン内部にたまってしまいます。

結果的に、エアコンの外側に結露が発生してしまいします。

3. 吹き出し口の冷えすぎ・風量不足

吹き出し口の温度が極端に低く、風量が弱いと、冷えた空気が吹き出し口にたまり、表面に水滴が付きやすくなります。

設定温度を下げすぎたり、風量を「弱」に設定していると起きやすい現象です。

4. ドレンホースの詰まり

ドレンホースは、エアコン内部で発生した結露水を外に排出する役割を果たします。

ドレンホースが詰まると、結露水がうまく排出されず、結露が発生します。

エアコンの結露を放置するリスク

エアコンの結露が酷い場合、放置すると下記のようなリスクが発生します。

  • カビの発生
  • 水漏れ被害

いかでは、それぞれのリスクを紹介します。

1. カビの発生

おそうじ機能付きエアコンのカビ結露が発生したまま放置すると、エアコン内部の湿度が高くなり、カビの繁殖しやすい環境へと変化します。

エアコン内部や配管部分にカビが発生すると、エアコンの風を通してカビの胞子が拡散され、健康被害を引き起こす恐れがあります。

2.水漏れ被害

結露水がたまり続けると、エアコンからの水漏れを発生してしまう場合があります。

これにより、床や壁に水が垂れてしまい、カビや腐食が起きてしまいます。

また、エアコン近くに電子機器がある場合、故障や火災のリスクも高まります。

エアコン結露の予防方法

ここでは、エアコンの結露の予防方法を紹介します。

1. 適切な温度設定

エアコンの設定温度を適切に保つことで、結露を防げます。

冷房設定温度は一般的に25℃から28℃が推奨されており、過度に低い温度設定は結露を引き起こしやすくなります。

また、外気温との差をあまり大きくしないことも重要です。

冷房の最適な温度については、こちらの記事にて詳しく紹介しています。

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2. 除湿機能の活用

エアコンの除湿機能を活用することで、室内の湿度を適切に管理できます。

湿度を下げることで、結露の発生を抑えられます。

特に梅雨の時期や湿度の高い夏場には、除湿機能が効果的です。

3. フィルターの定期的な掃除

フィルターを水洗いエアコンのフィルターを定期的に掃除することで、冷却効率を高め、結露の発生を防げます。

少なくとも月に1回はフィルターを掃除し、清潔な状態を保ちましょう。

4. ドレンホースの点検と掃除

ドレンホースドレンホースが詰まっていないか定期的に点検し、必要に応じて掃除することが重要です。

ドレンホースの詰まりを防ぐことで、結露水がスムーズに排出され、結露の発生を抑えられます。

エアコンからの水漏れが改善しない場合はプロに依頼がおすすめ

エアコンからの水漏れが続く場合は、プロに依頼することをおすすめします。

エアコンの水漏れは、フィルターの汚れや内部の損傷や設置・配管の不具合など、さまざまな原因があります。

これらの問題は、専門的な知識と技術を持つプロでないと、正確に診断し、修理することが難しいです。

エアコンが長期間使用されている場合や、頻繁に水漏れが発生する場合は、一度専門業者にメンテナンスを依頼がおすすめです。

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まとめ

エアコンの結露は、快適な室内環境を維持するために対策が必要です。 結露の原因を理解し、適切な予防策を講じることで、結露の発生を防ぐことができます。

また、定期的なメンテナンスを行い、エアコンの性能を保つことも重要です。

結露が発生してしまった場合は、迅速に対策を行い、深刻な問題に発展する前に解決しましょう。
自分で対策を試みても改善しない場合は、プロのエアコン修理業者に相談がおすすめです。