暑い夏や寒い冬、エアコンを使用しているうちに「カタカタ」という異音がして不安になった経験はありませんか?

つい見過ごしがちですが、放置していると大きな故障につながる可能性があります。

この記事では、エアコンからカタカタ音がする原因とその対策について詳しく解説します。

エアコンからの異音が気になっている方は、ぜひ参考にしてください。

エアコンからカタカタ音がする原因

エアコンのカタカタ音は、複数の原因が考えられます。

  1. フィルターの汚れ
  2. ファンの故障や異物の混入
  3. 部品の緩み
  4. 室外機の問題
  5. 配管の問題

それぞれの原因について詳しく解説していきます。

1. フィルターの汚れ

エアコンの汚れたフィルター

エアコンのフィルターが汚れていると、エアコン内部の空気の流れが悪くなり、カタカタ音が発生する場合があります。

これは、フィルターの汚れが原因でファンが正しく回転できていないことが原因です。

特に、花粉やホコリが多い季節やペットがいる家庭では、フィルターの汚れが蓄積しやすく、異音の原因となることが多いです。

2. ファンの故障や異物の混入

カビが生えたエアコン内部エアコン内部のファンに異物が混入していたり、ファン自体が故障していたりするとカタカタという異音が発生します。

これは、異物がファンに当たる音やファンのバランスが崩れて生じる振動音が原因です。

特に、長期間使用していないエアコンでは、ホコリや小さなゴミが内部にたまりやすく、ファンの動きを妨げることがあります。

3. 部品の緩み

部品の取り付けが不十分な場合や長期間使用し緩んでいる時にもカタカタと異音が発生します。

とくに、ネジやボルトが緩むと運転中の振動でカタカタという音が発生しやすくなります。

定期的に内部の部品を点検し、必要に応じて締め直す必要があります。

4. 室外機の問題

エアコンの室外機は、設置場所や部品の故障で異音を生じる可能性があります。

特に、室外機のファンやコンプレッサーが故障するとカタカタという異音が発生しやすくなります。

室外機が傾いている場合や、周囲に障害物がある場合、風通しが悪くなり、異音の原因となることがあります。

また、室外機内部に落ち葉やゴミが入り込むと、ファンの動きを妨げ、異音を引き起こします。

室外機の設置場所を定期的に確認し、周囲を清掃することが重要です。

5. 配管の問題

エアコンの配管エアコンの配管が正しく固定されていなかったり、劣化していたりすると、カタカタという音が出る場合があります。

特に、配管が壁や家具に当たっている場合、振動が音として伝わりやすくなります。

また、配管内の冷媒が正しく循環していない場合や、冷媒の量が適切でない場合も異音の原因です。

配管の固定状態や劣化状況を定期的にチェックし、異常があれば専門業者に修理を依頼することが必要です。

エアコンの冷媒ガス補充の方法や金額については、こちらの記事にて詳しく解説しています。

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エアコンのカタカタ音対策

エアコンから異音

エアコンのカタカタ音の対策には、下記を試してみましょう。

  1. エアコンフィルターの掃除
  2. エアコンのファンの点検
  3. 部品の緩みを確認
  4. 室外機の点検
  5. 配管の確認

それぞれの対策法について、詳しく見ていきましょう。

1.エアコンフィルターの掃除

エアコンのフィルターが汚れている場合は、まずフィルターを掃除を試してみましょう。

定期的にフィルターを掃除することで、エアコンの性能を維持し異音の発生を防げます。

フィルターの掃除方法は、以下の手順で試してみてください。

①電源を切る

エアコンのコンセントを抜くまず、安全のため、コンセントを抜いて電源を落としましょう

これにより、作業中の感電リスクを防ぎます。

②フィルターを取り外す

フィルターエアコンの前面カバーを開け、フィルターを取り外します。

エアコンのパネルはプラスチック製で、割れやすいため、注意して作業しましょう。

③ホコリを取り除く

取り外したフィルターの表面から掃除機で吸い取ります。

裏側から掃除機をあてると、かえって汚れがフィルターに詰まってしまうので、裏表をしっかり確認しましょう。

⑤水洗いする

フィルターの裏側からシャワーなどで水洗いをしましょう。

このとき、表面から水で流すと汚れがフィルターに詰まってしまうため注意しましょう。

⑥乾燥させる

洗ったフィルターを直射日光を避け、風通しの良い場所で十分に乾燥させます。

乾燥が不十分だと、カビや雑菌が繁殖してしまうので、しっかりと乾燥させましょう。

⑦再装着する

フィルターが完全に乾いたら、元の位置に戻し、カバーを閉めます。

2.エアコンのファンの点検

エアコン内部を乾燥ファンの異常を放置すると、エアコン全体の性能低下やさらなる故障を引き起こす可能性があります。

自分で点検する場合は以下の手順に従いましょう。

エアコンの電源を切る

安全のため、必ずエアコンの電源を切りましょう。

リモコンだけでなく、電源プラグを抜くか、ブレーカーを落とすことをおすすめします。

②エアコンのカバーを取り外す

カバーを取り外したエアコン

エアコンのカバーを慎重に取り外します。

メーカーによってカバーの取り外し方が異なるため、取扱説明書を参考にしてください。

③ファンを確認する

ファンに異物が混入していないか確認します。
ほこりやゴミ、小さな異物がファンに絡まっていないか注意深くチェックしてください。

④異物がある場合は取り除き、ファンを清掃する

異物を取り除いた後、ファンを柔らかいブラシや布で優しく清掃します。

ファンが非常に汚れている場合は、水で濡らした布を使って拭き取り、乾かしてから再度取り付けましょう。

3.部品の緩みを確認

エアコン内部の部品が緩んでいると、異音の原因になります。

部品の緩みを放置すると、振動がエアコン全体に伝わり、さらなる故障を引き起こす可能性があります。

慎重にエアコンのカバーを取り外し、内部のネジやボルト、その他の部品が緩んでいないかチェックしましょう。

4.室外機の点検

室外機の工事室外機の周囲に落ち葉やゴミ、障害物がないか確認しましょう。

特に通気口がふさがれていないか注意深くチェックしてください。

ただし、室外機内部のコンプレッサーやファンを確認したい場合は、分解作業が必要になります。

自分での分解は難易度が高いため、無理せず専門業者へ点検を依頼しましょう。

5.配管の確認

エアコンの配管エアコンの配管に問題がある時も、カタカタ音がする場合があります。

配管がしっかりと固定されているか、振動していないか、配管に亀裂や損傷、劣化がないかを注意深くチェックしましょう。

特に接続部分を注意して確認してください。

配管に問題が見つかった場合は、自己判断で修理せず、必ず専門業者に依頼しましょう。

自分で行う場合、専門的な知識を有していない場合、故障してしまう恐れがあります。

点検をプロに依頼する場合の料金相場

エアコンのカタカタ音の原因が特定できない場合や、自分で対処するのが難しい場合は、プロに依頼を検討しましょう。

プロに依頼する場合の点検費用は、一般的に5,000円から10,000円程度です。

点検を依頼する際は、事前に料金を確認し、見積もりを取ることをおすすめします。

修理費用

修理費用は、故障の内容や部品の交換が必要かどうかによって異なります。

一般的な修理費用の目安は以下のとおりです。

  • フィルターの掃除や簡単な部品の交換:10,000円~20,000円
  • ファンの修理や交換:20,000円~40,000円
  • コンプレッサーの修理や交換:30,000円~70,000円

修理費用は業者によって異なります。

複数の業者から見積もりを取り、比較がおすすめです。

まずはプロのエアコンクリーニングを試してみるのもおすすめ

スプレーをするエアコンのカタカタと音がする場合、エアコンの故障を可能性の1つとして考えますよね。

しかし、エアコンの点検や修理費用は高額です。
また、新しくエアコンを購入する場合、取り外しから設置含め、5万円以上はかかってしまいます。

そこで、まずはエアコンクリーニングを試してみるのもおすすめです。

エアコンからカタカタと音がする原因として、エアコン内部の汚れも考えられます。

エアコンクリーニングは、修理やガス補充に比べると比較的安価な点もメリットです。

エアコン分解洗浄はアールクリーニングへお任せ!

エアコン作業前と作業後アールクリーニングは、エアコン洗浄の専門業者として最先端の洗浄機器、ならびに技術とアフターサービスで、多くのお客様にリピートをいただいております。

アールクリーニングのエアコン分解洗浄は、フィルターや熱交換器などの自分では手が届きにくい部分もキレイにします。

以下では、アールクリーニングの強みを紹介します。

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清掃作業後もアフターサービスがあるため、安心してご利用いただけます。

3.リーズナブルな価格設定

本社をあえて郊外に構え、賃料や駐車場代を抑えるなど、サービスを少しでも低価格で提供するために余計な経費を抑えています。

これにより、一般的な相場よりも価格を抑えてサービスの提供が可能となっております。

まとめ

エアコンのカタカタ音の原因はさまざまで、フィルターの汚れ、ファンの故障や異物の混入、部品の緩み、室外機の問題、配管の問題などが考えられます。

まずは自分で対処できる範囲で点検や清掃を行い、それでも解決しない場合は専門業者に依頼することを検討しましょう。

この記事を参考に、早めの対処と定期的なメンテナンスを行い、快適な空間を保ちましょう。