エアコンをつけようとしたら、「あれ?風が出ない!動かない!」と困った経験がある方も多いのではないでしょうか。

そんな時は、室外機が動いていない可能性があります。

ここでは、エアコンの室外機が動かない原因と自分でできる対処法、修理や清掃を依頼する際の業者えらびのポイントについて詳しく解説します。

30秒で内容を知りたい方はこちらの動画をご覧ください。

エアコンの室外機が動かない原因

室外機

エアコンの室外機が動かない場合のチェックポイントは以下になります。

  1. 電源が入っていない
  2. 配線の不具合
  3. コンデンサの故障
  4. 室外機の設置場所の問題

それではくわしく見ていきましょう。

電源が入っていない

エアコンの電源

エアコンの室外機が動いていない場合、まずは電源を確認してみましょう。

エアコンの電源コードがしっかりと差し込まれているか、ブレーカーが落ちていないかをチェックしましょう。

また、電源タップや延長コードを使用している場合は、これらが正常に機能しているかどうかも確認が必要です。

万が一、ブレーカーが頻繁に落ちる場合は、電気系統に問題があるかもしれません。

専門業者に点検を依頼しましょう。

配線の不具合

配線がゆるんでいたり断線していると、室外機が正常に動きません。

特に古いエアコンや、設置してから長期間経過している場合、配線が劣化している可能性があります。

また、配線の不具合を放置すると、さらなる故障や火災の原因となる場合があります。

配線のトラブルは、見た目だけでは判断しづらいことが多いため、安全のためにも専門の業者に点検してもらいましょう。

コンデンサの故障

エアコンの室外機には、コンデンサという部品が使われていて、劣化により故障することがあります。

コンデンサが故障すると、室外機のモーターが動かず、エアコンが機能しなくなります。

コンデンサは分解して確認する必要があるため、自分では修理せず、専門業者に点検を依頼しましょう。

室外機の設置場所の問題

室外機

エアコンの室外機が適切な場所に設置されていない場合、エアコンの効きが低下することがあります。

室外機は風通しの良い場所に設置して、周囲にはモノを置かないようにしましょう。

室外機の周囲に障害物がないか、壁や家具、植木が風通しを妨げていないか、ぜひチェックしてみてください。

その他の考えられる原因

冷媒ガスの不足や室外機内部の汚れ、リレーやファンモーターの故障が原因で室外機が動かなくなることもあります。

これらの問題も専門業者による清掃や修理が必要です。

また、メーカーによっては公式サイトでトラブルの原因について説明している場合があります。

シャープの公式サイトには診断ページも用意されているので、気になる症状があるときは調べてみるのもおすすめです。

参考:SHARP公式ホームページ>トップ>サポート>故障診断ナビ>エアコン

自分で試しても治らない場合はプロに依頼

RCドレンホース清掃

自分で対処してもエアコンの室外機が動かない場合は、迷わず専門業者に相談しましょう。

エアコンの内部には高圧電流が流れており、むりに修理や清掃をしようとすると感電や火災のリスクがあります。

電気系統のトラブルやコンデンサの故障、配線の不具合は、専門的な知識が必要です。

プロの修理業者に依頼することで、エアコンの寿命を延ばし、節約にもつながります。

安全性を確保しつつ、快適な室内環境を維持するためにも、専門業者への依頼をおすすめします。

室外機の修理や清掃を業者へ依頼した場合の料金相場

電卓とメモ

ここでは、室外機の修理にかかる一般的な料金相場について解説します。

  • 室外機全体の清掃:5,000~10,000円程度
  • コンデンサの交換:10,000~20,000円程度
  • 冷媒ガスの補充: 8,000~15,000円程度
  • 配管の修理・交換:15,000~30,000円程度
  • モーターやファンの交換:15,000~40,000円程度

診断費が修理費用に含まれる場合もありますので、事前に確認しておきましょう。

信頼できる室外機の修理や清掃業者の選び方

エアコンの室外機の修理や清掃を業者に依頼する際は、料金やサービス内容をしっかりと確認することが大切です。

業者を探す際には、以下の項目を見てみましょう。

見積もりを複数取る

費用は業者によって異なるため、複数の業者から見積もりを取って比較することをおすすめします。

見積もりを依頼する際は、故障の状況や必要な修理内容を詳しく伝え、具体的な費用と作業内容を確認しましょう。

料金だけでなく、サービス内容や対応の迅速さも比較ポイントです。

口コミや評判を確認する

口コミ

インターネットの口コミサイトやSNSを利用して、修理業者の口コミや評判を確認しましょう。

実際に利用した人の評価やレビューは、業者の信頼性やサービスの質を知るための貴重な情報源です。

また、Googleマップのレビューや地域の掲示板もチェックしてみると良いでしょう。

保証とアフターサービス

作業後の保証やアフターサービスも重要なポイントです。

多くの業者は作業後の保証期間を設けており、期間内に同じ問題が再発した場合、無償で作業を行うことが一般的です。

保証期間やアフターサービスの内容も業者によって異なるため、事前に確認することをおすすめします。

保証期間の長さや、保証対象となる範囲を詳しく確認しましょう。

室外機のメンテナンス方法

気持ちの良い室内環境を保つために、エアコンの室外機のメンテナンスはとても大切です。

以下のメンテナンス方法を実践して、室外機の効率を維持し、エアコンの寿命を延ばしましょう。

室外機の状況確認

汚れた室外機

エアコンの室外機が設置されている場所の、周囲の環境を整えましょう。

特に、直射日光の遮断や風通しの確保が大切です。

室外機が直射日光に晒されると、冷却効率が低下してしまうため、室外機カバーをすることをおすすめしています。

室外機の周囲に十分な空間を確保し、風通しを良くしましょう。

プロによる点検

室外機を点検する作業員

定期的に清掃業者に依頼し、エアコン全体の状態を確認してもらいましょう。

早めに問題を発見して対処することで、エアコンの寿命を延ばすことができます。

プロの技術者は、エアコンの冷媒ガスの量や圧力、コンプレッサーの動作状況などを専門的な機器を使って詳細に診断します。

また、室内機と室外機の内部にたまったホコリやカビを除去することで、エアコンの冷却効率が向上し、電気代が節約できます。

室外機の機能やメンテナンスについてはこちらの記事でも紹介しています。

室外機ってどんな役割?エアコンの室外機の機能とメンテナンスについて解説!...

エアコンの多くは、同時に室外機も設置しなければなりません。
当たり前に設置されている物ではありますが、実...

室外機の清掃はエアコンクリーニングとセットがおすすめ!

エアコンの性能を維持するためには、室外機のお手入れも重要です。

室外機は屋外に設置されているため、砂ぼこりや落ち葉、排気ガスなどの汚れがたまりやすく、熱交換の効率が落ちる原因につながります。

その結果、冷暖房の効きが悪くなったり、電気代が高くなったりすることも少なくありません。

エアコンクリーニングを依頼する際に、室外機の清掃もセットでお願いすれば、空気の循環がスムーズになり、エアコン全体のパフォーマンスが向上します。

特に、室外機内部のファンや熱交換器は素人では手を付けにくい部分のため、エアコンクリーニング業者に任せるのが安心です。

エアコンクリーニングはアールクリーニングへお任せ!

エアコンクリーニングのビフォーアフター

アールクリーニングでは、自社の研修施設で技術と接客を磨いたスタッフが対応し、作業後2週間の保証対応があるため安心して依頼いただけます。

また、これまでの作業実績は50万件以上Google口コミは1,100件突破&評価4.7と多くの方からご満足いただけています。

長く快適にエアコンを使うためには、アールクリーニングのエアコンクリーニングで、エアコンと室外機をまとめてきれいにすることをぜひご検討ください。

まとめ

エアコンの室外機が動かない原因はさまざまですが、まずは基本的なチェックと簡単な対処法を試してみましょう。

それでも解決しない場合は、専門業者に依頼することをおすすめします。

快適な室内環境を保つために、エアコンの室外機の状態をチェックし、適切に対処しましょう。