梅雨や夏場など、エアコンの除湿機能を使っていると「ポタポタと水が垂れてくる…」といったトラブルに直面することがあります。

実はこれ、単なる“結露”では済まされないケースかもしれません。

この記事では、エアコンの除湿中に水が漏れる原因と、今すぐ自分でできる対策、さらにプロに頼むべきタイミングについて解説します。

監修:アールクリーニング技術部T氏 執筆:アールクリーニング編集部S アールクリーニング編集部I氏
🛡️この記事の信頼性

ハウスクリーニング業界歴10年・エアコンの清掃台数は10,000台超のプロ、アールクリーニング技術部のT氏が監修。
現場の知見に基づいた正しいお家やエアコン掃除の知識をお届けします。

なぜ除湿すると水が出る?知っておきたい「エアコンの仕組み」

エアコンの除湿や冷房を運転すると、エアコンの内部では「冷たいコップの周りに水滴がつくのと同じ現象(結露)」が意図的に起こされています。

部屋のジメジメした空気から水分を取り除き、発生した水を安全に外へ排出するための通り道がエアコン内部には作られています。

まずは、その水の流れと仕組みをイメージ図と一緒に確認してみましょう。

エアコン内部構造と風・水の通り道

💧 水漏れに関わる3つの重要パーツ

① 熱交換器(アルミフィン)

吸い込んだ空気を冷やす心臓部。
ここで空気が急激に冷やされることで、結露(大量の水滴)が発生します。

② ドレンパン(受け皿)

熱交換器からポタポタと垂れてくる結露水を受け止めるための「お皿」です。
ここに水が一度溜まります。

③ ドレンホース(排水管)

ドレンパンに溜まった水を、重力を利用して外(ベランダや屋外)へとスムーズに流し出すための細い蛇腹のホースです。

エアコンの除湿中に水が漏れる原因

エアコン内部でどのように結露水が発生し、排水されるかの仕組みが分かったところで、いよいよ除湿中に水が漏れてしまう具体的な原因を一つずつ紐解いていきましょう。

先ほど紹介した内部パーツの流れを踏まえると、水漏れの原因は大きく以下の3つに分けることができます。

  • ドレンホースの詰まり
  • ドレンパンの汚れやカビ
  • 傾斜・設置ミス

以下では、それぞれの原因について詳しく解説していきます。

ドレンホースの詰まり

汚れたドレンホース

エアコン内部で発生した水分(ドレン水)は、ドレンホースを通って外に排出されます。

しかし、ドレンホースがゴミや虫で詰まっていると水が逆流し、室内機から漏れてしまいます。

長年使用しているエアコンではホース自体が劣化して内部が狭くなっているケースもあり、より水漏れのリスクが高まります。

このような詰まりは、エアコンの水漏れトラブルの中でも最もよくある原因のひとつです。

実際に、Panasonic公式ホームページでも下記のようにドレンホースの詰まりを原因のひとつとして言及しています。

エアコン本体の吹出口からボタボタとかなりの量で水漏れ(水が垂れる、水が飛ぶなど)している場合は、ドレンホースに水が通りにくい状態になっていたり、エアフィルターやエアコン本体内部が汚れているなど、結露水がうまく排出できていない可能性があります。

引用元:Panasonic公式ホームページ,よくあるご質問,エアコン本体から水が漏れる・水滴が落ちるときは

監修者 Mr. T
プロの
ひとこと

ドレンホースは外と繋がっている部分なので、虫やホコリ、ゴミが入り込みやすいのです。

エアコン内部の汚れやカビ

おそうじ機能付きエアコンのカビ

エアコン内部には冷却によって発生した水を受け止める「ドレンパン」が設置されています。

このドレンパンにホコリやカビが付着すると、水の排出がうまくいかなくなります。

結果として水が室内に漏れ出してしまう原因となります。

特にドレンパンはエアコンの奥にあり、普段の掃除では手が届きにくいため、汚れがたまりやすい箇所です。

内部の汚れは目に見えにくいため、長期間掃除を怠っていると突然の水漏れが起きてしまうかもしれません。

監修者 Mr. T
プロの
ひとこと

つまり、エアコン室内機から落ちてくる水=ホコリやカビまみれになった汚い水ということですね。

傾斜・設置ミス

設置時にエアコンの傾斜が適切でないと、結露水がホース側に流れず、片側からこぼれてくることがあります。

特に後付け工事やDIY設置の場合にありがちな原因です。

水漏れは放置しても直りません

エアコン内部のホコリ

水漏れは自然に直ることはほとんどなく、被害が広がる前に早めの対処が必要です。

「そのうち止まるかも」と水漏れを放置していると、室内の壁や床が濡れてカビが発生したり、近くにある家電が故障するリスクがあります。

さらに、漏れた水が室内の壁を腐食させる原因にもなります。

水漏れが起きた場合、できるだけ早めに対処しましょう。

アールクリーニング編集部I
編集者の
本音

私も経験があります 私も、寝ているときにエアコンから水が降ってきたことがあります。その当時は何もわからず放置していたのですが…。
その後も何度か水が降ってきたので、今思うと早めに対処すればよかったです。

今すぐ自分でできる対処法

それでは、水漏れが起きている場合はどのように対応すればいいでしょうか?

ここでは、自分でできる水漏れの対処法を紹介します。

ドレンホースの確認

ドレンホースの掃除

レンホース内部に汚れやカビがたまっていると、水の排出がうまくいかず水漏れの原因になります。

こうした場合は、市販の「ドレンホースクリーナー」を使って掃除するのがおすすめです。

ポンプ式のクリーナーをホースの先端に接続し、ハンドルを引いて吸引することで、内部の詰まりを効率よく除去できます。

監修者 Mr. T
プロの
ひとこと

ドレンホースクリーナーは、空気圧を利用してドレンホース内部の詰まりを除去します。
稀に、虫がバラバラになった状態で出てくることもあるので、苦手な方は心構えを忘れずに。

アールクリーニング編集部I
編集者の
本音

うげぇ!想像したくもありませんね!!

フィルター掃除

フィルターを外す

エアコンのフィルターが目詰まりすると、空気の流れが妨げられ、熱交換効率が下がります。

その結果、エアコン内部に余分な湿気がたまり、結露や水漏れのリスクが高まります。

フィルターは取り外して水洗いを行い、完全に乾かしてから戻しましょう。

掃除機でホコリを吸い取っただけでは不十分なこともあるため、月に1回程度はしっかり水洗いするのがおすすめです

💡 フィルター掃除 3つのポイント

表から水をかけるとホコリが網目に詰まる
👉 必ず「裏側」からシャワーを当てて押し流す
ブラシでこするとデリケートな網目が破れる
👉 歯ブラシなどで「優しくなでるように」洗う
濡れたまま戻すと一瞬でカビが再発する
👉 直射日光を避けて「日陰」で完全に乾かしきる

内部乾燥モードを使う

エアコンのリモコン操作

最近のエアコンには「内部クリーン」「内部乾燥」などの機能が搭載されている機種があります。

内部クリーン機能は、冷房や除湿の使用後に内部の熱交換器や送風ファンを乾燥させることで、湿気のたまりやカビの繁殖を抑えるための機能です。

使用後すぐにエアコンの電源を切ってしまうと、内部が濡れた状態で放置されることになり、カビや異臭の原因になります。

内部乾燥モードをうまく活用すれば、こうしたトラブルを未然に防げます。

特に梅雨や夏場は積極的に使用するようにしましょう。

監修者 Mr. T
プロの
ひとこと

誤解されやすいのですが、「内部クリーン機能」はエアコン内部を自動掃除(洗浄)する機能ではありません。
あくまで運転後の水分を温風でカラカラに乾かしてカビを「予防」するだけの機能なので、すでに発生してしまったカビや汚れを落とす効果はない点に注意してくださいね。

それでもエアコンの水漏れが直らない場合は?

エアコンの内部洗浄

自分でできることをやっても水漏れが解消されない場合、エアコン内部の汚れが原因かもしれません。

特にドレンパンや送風ファンの奥は素人の手では対処が難しい部分です。

さらに、設置の傾きや部品の劣化など、専門知識がないと見つけられない要因もあります。

その場合はプロによる点検・クリーニングを検討しましょう。

エアコンの徹底洗浄はアールクリーニングへお任せください!

エアコンクリーニングのビフォーアフター

アールクリーニングは、エアコン洗浄の専門業者として最先端の洗浄機器、ならびに技術とアフターサービスで、多くのお客様にリピートをいただいております。

アールクリーニングのエアコン分解洗浄は、フィルターやファン、熱交換器などの自分では手が届きにくい部分もキレイにします。

以下では、アールクリーニングの強みを紹介します。

清掃技術と品質管理

アールクリーニング研修施設

アールクリーニングでは、自社独自の技術・マナー研修制度により、合格したスタッフのみが現場に出ます。

本格的な研修施設には、さまざまなメーカーのエアコン実機に加え、換気扇や水回りも配置しています。

繰り返し練習できる環境があるからこそ、どのスタッフがお伺いしても高品質な作業を提供しています。

安心と実績

Google口コミ1,500件突破

アールクリーニングの作業実績は50万件以上!

その中でもエアコンクリーニングはダントツの一番人気のメニューです。

また、アールクリーニングは、Google口コミ 1,500件以上で★4.7 の高評価を誇り、多くのお客様から

「新品のようにとっても綺麗になりました」
「丁寧な説明とお掃除で気持ちもスッキリしました!」
「さすがプロ!見事!また利用したい」

など、たくさんの嬉しい声も日々いただいております!

清掃作業後もアフターサービスがあるため、安心してご利用いただけます。

万全のサポート体制

アールクリーニングでは自社コールセンターを完備し、迅速なお客様対応を実現しています。

また、清掃作業後にトラブルが発生した場合でも、作業後2週間まで保証対応。

アフターフォローまで万全の体制でサポートいたします。

アールクリーニングの対応地域一覧

アールクリーニングでは下記の地域でエアコンクリーニングを行っております。
お住まいのエリアが対象かどうか気になる方は、以下から開いて一度チェックしてみてください。

開いて対応地域を詳しく見る

まとめ|除湿中の水漏れは早めの対処がカギ

エアコンの除湿中に起こる水漏れは、ドレンホースの詰まりや内部の汚れなど、いくつかの明確な原因が考えられます。

放置すればカビや機器の故障にもつながります。

まずはフィルター掃除やドレンホースの確認など、自分でできる対処から始めてみましょう。

それでも解消しない場合は、内部の分解洗浄が必要な可能性が高くなります。

アールクリーニングでは、経験豊富なスタッフが丁寧に対応いたします。水漏れでお困りの方は、早めのプロ依頼をご検討ください。