飲食店の換気扇(レンジフード)は汚れが気になっても、掃除が難しいものです。

この記事では、業務用換気扇の掃除方法や業者に清掃を依頼した場合の料金相場を紹介します。

「業務用の換気扇の汚れが気になる」、「プロに掃除を依頼したらどのくらいの金額がかかるのだろうか」などお悩みの方は、ぜひ最後までご覧ください。

飲食店の業務用換気扇は掃除しないと危険

業務用のレンジフード飲食店にある換気扇は、掃除を怠るとさまざまなリスクがあります。

ここでは、換気扇を掃除せずにそのままにしておく危険性について紹介します。

異臭が発生する

調理中に発生する煙は、油が含まれています。

この油が換気扇内に付着し、ホコリ、カビなどと混ざると異臭が発生します。

そうした異臭が起きないよう、定期的に換気扇を清掃することが大切です。

運転効率が落ちる

ファンに汚れが溜まっている換気扇は、運転効率が落ちてしまいます。

さらに、フィルターに汚れが溜まっている場合、煙の吸い込みも悪くなるので厨房が煙たくなってしまう可能性もあります。

最悪の場合火災が発生する

業務用換気扇の油汚れが蓄積されると、調理中の煙の吸い込みが弱くなり、その奥のモーターに負荷がかかります。

もしモーター部分に火花が発生し、その火花が油汚れに引火してしまうと、最悪の場合火事が起きてしまいます。

定期的な掃除を必ず行うようにしましょう。

参考:東京消防庁公式ホームページ,トップ,事業所の方へ,火災予防対策,飲食店の厨房設備等に係る火災予防対策ガイドライン

業務用換気扇清掃の料金相場

業務用換気扇業務用換気扇清掃を業者に依頼した場合、料金は4万円~10万円が目安です。

ただし、レンジフードの大きさや汚れ具合、レンジフードの数量によって料金は変動します。

トラブルを避けるため、依頼する前に必ず見積りをとりましょう。

業務用換気扇(レンジフード)の掃除方法

業務用換気扇清掃前後ここでは、業務用換気扇の掃除方法を紹介します。

業務用換気扇の清掃手順は以下のとおりです。

  1. 養生
  2. 分解
  3. つけ置き
  4. 洗浄
  5. 拭き上げ
  6. 取り付け
  7. 動作確認

それぞれ詳しく見ていきましょう。

1.養生をする

レンジフード周辺に汚れが飛び散らないよう、養生をしていきます。

また、養生をすることで、落下物でキッチンに傷がつくのを防ぎます。

2.分解作業

フードカバー、グリスフィルター、ファンなどの取り外すことのできるパーツをすべて取り外していきます。

3.つけ置き作業

取り外した部品を、専用の洗浄液につけ置きします。

業務用換気扇についた汚れは主に油脂です。
この汚れをつけ置きで浮かせていきます。

油汚れの状態がひどい時には、つけ置き時間を長くし、徹底的に汚れを落としましょう。

4.ステンレスフード洗浄

スクレーパーで清掃部品をつけ置きしている間に、ステンレスフードの洗浄を行います。

固まって層になっている頑固な油汚れには、スクレーパーという道具を利用するのがおすすめです。

5.つけ置きしていた部品を洗浄

ステンレスフードの洗浄が完了したら、つけ置きしていた部品を洗浄していきます。

油汚れが簡単に落ちるようになっているため、そのままブラシで部品の油汚れを落としていきます。

6.拭き上げ・取り付け

つけ置きしていた部品の油汚れをすべて落としたら、柔らかい布で水滴が残らないよう完全に拭き上げていきます。

拭き上げが完了したら部品をすべて元の場所に取り付けます。

7.動作確認

すべてのパーツを取り付けたら、最後に動作確認を行います。

問題なく換気扇が動く事を確認し、清掃終了です。

業務用換気扇(レンジフード)の清掃を業者に依頼するメリット

レンジフード清掃前と清掃後業務用換気扇の清掃を自分で行うのは難しいため、業者に依頼を検討している方もいると思います。
ここでは、業務用換気扇の清掃をプロに依頼するメリットを紹介します。

メリット①:自分で清掃しても届かない場所の汚れまでピカピカになる

業務用の換気扇は、内部構造が複雑です。

そして、業務用換気扇を徹底的に掃除するためには、分解作業が必要です。

自分で分解できる範囲には限界があるため、どうしても手が行き届かない部分が出てきてしまいます。

プロに業務用換気扇の清掃をお願いした場合、市販では購入できないオリジナルの洗剤や道具を用い、自分では手の届かない位置までキレイにしてくれます。

メリット②:自分の労力がかからない

業務用換気扇の清掃をいざ自分でやろうとすると、非常に重労働です。

「臭いがきつい」、「時間がかかる」、「汚れが思うように落ちない」など、労力や時間に応じた掃除結果が出にくいのが難点です。

業者にお願いすれば、自分で労力を使わず、換気扇をピカピカにできます。

業務用換気扇(レンジフード)の清掃頻度は半年に1回

業務用換気扇の清掃頻度は、基本的に半年に1回が目安です。

ただし、飲食店の規模や形態によって清掃頻度は異なります。

調理に油を多用する中華料理店や、揚げ物を多用する飲食店は、油汚れがレンジフードにつきやすくなり、より高頻度で清掃が必要です。

また、現時点で「レンジフードから油がしたたり落ちている」、「油の跡がレンジフード下の壁についている」などの様子が見られる場合、なるべく早く清掃してください。

換気扇の油汚れを放置すると、最悪の場合火災を招く原因にもなるため、非常に危険です。

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まとめ

換気扇の清掃は複雑な構造で、かつ分解して清掃する手順も多く労力が大きい作業なのでプロに依頼するのがおすすめです。

業者に清掃を依頼することで、徹底した分解清掃や洗浄が行われ、長期間にわたって換気扇の性能を維持出来ます。

また、火災や事故から身を守り安全な職場環境を保つことにもつながります。
業務用換気扇をキレイに保ち、快適な調理環境で過ごしてくださいね!