「エアコンをそんなに使っていないのに、電気代が高すぎる…」
職場や店舗で使う業務用エアコンは、家庭用よりも電力消費が大きいため、運用次第で電気代に大きな差が出ます。
この記事では、業務用エアコンの電気代が高くなる原因と、今日からできる節約術まで詳しくご紹介します。
業務用エアコンの電気代に悩んでいる方は、ぜひ参考にしてみてください。
目次
業務用エアコンの電気代が高くなる原因5選
業務用エアコンは、使用時間が長く稼働台数も多いため、少しのムダが大きな電気代の差につながることもあります。
では、業務用エアコンの電気代が高くなってしまうのでしょうか?
主な原因は、下記のとおりです。
- フィルターや内部の汚れ
- 設定温度が適切でない
- 室外機周辺に障害物がある
- 古いエアコンを使い続けている
- 使っていない時間帯もエアコンが稼働している
以下では、それぞれの原因について詳しく見ていきましょう。
フィルターや内部の汚れ
エアコン内部やフィルターにホコリや油汚れがたまると、空気の流れが悪くなり冷暖房の効きが悪化します。
その結果、設定温度に達するまでに余計な電力を消費し、電気代が上がってしまいます。
とくに飲食店では油煙や粉塵がフィルターに付きやすく、定期清掃を怠ると数ヶ月で効率が著しく落ちます。
設定温度が適切でない
業務用エアコンの設定温度を見直してみましょう。
設定温度が冷房で20℃以下・暖房で26℃以上になっていると、それだけで電気代はぐんと上がります。
温度差1℃で約10%前後の電力差が出ると言われており、設定温度を見直すだけでも節電につながります。
室外機周辺に障害物がある
周囲にゴミや落ち葉がたまっている、直射日光がかかっているなどの室外機の周辺環境を確認しましょう。
これらの障害物は、排熱効率を下げ、電気代が高くなる原因になります。
また、複数台の室外機を密集して設置している場合、互いに熱を出し合って冷却効率が下がることもあります。
古いエアコンを使い続けている
10年以上前のエアコンは、省エネ性能が低いため、電気代が高い傾向があります。
省エネ基準に適合した最新型の業務用エアコンと比較すると、年間で数万円〜十数万円の電気代差が生じるケースも。
使っていない時間帯もエアコンが稼働している
定休日や営業時間外もエアコンが稼働しているなど、無駄な運転時間が多いと電気代は高くなってしまいます。
体験しませんか?
【今日からできる!】業務用エアコンの電気代節約術
次は、「どうすれば電気代を下げられるのか?」という節約術をご紹介します。
今日からすぐに始められるものばかりなので、ぜひできることから試してみてください。
フィルター掃除を2週間に1回行う
業務用エアコンにとって、フィルターの目詰まりは冷暖房効率に直結します。
2週間に1回は、掃除機や水洗いでフィルターのホコリを取り除きましょう。
店舗・事務所のスタッフでも簡単に行えるため、マニュアル化・当番制などでルーティン化するのがおすすめです。
業務用エアコンの掃除方法は、こちらの記事にて詳しく解説しています。
ぜひ、あわせて参考にしてみてください。
エアコンの設定温度を見直す
冷房:25〜28℃
暖房:20〜22℃
上記が推奨される電力効率の良い設定温度です。
暑い・寒いと感じる場合は、サーキュレーターや扇風機を併用して空気の循環を良くするだけでも体感温度が変わり、節電をしながらでも快適に過ごせます。
使用時間の自動管理を徹底する
- タイマー設定
- 空間センサー付きリモコン
- 定休日・夜間の自動オフ設定
業務用エアコンに備え付けられている、上記の機能を活用することで、無駄な電気代を削減できます。
とくに営業時間が決まっているオフィスや店舗では、自動化することで人為的ミスを防げます。
室外機の環境を整える
室外機は、エアコンの冷暖房効率を大きく左右する重要なパーツです。
排熱や吸気の妨げになるような環境では、必要以上に電力を消費してしまいます。
以下の点を定期的にチェック・整備しましょう。
室外機の前をふさがない
植木鉢や段ボール、工具などが室外機の前にあると、排熱効率が下がります。
最低でも前方30cm以上のスペースは確保しましょう。
直射日光を避ける
夏場は室外機が熱を持ちやすく、冷却効率が大きく低下します。
遮熱パネルやすだれ、日よけカバーを設置するだけでも効果的です。
ただし、通気性は確保しましょう。
定期的にホコリ・ゴミ・落ち葉を除去
室外機の吸気口や排気ファンに落ち葉や砂埃がたまると回転効率が悪化し、異音や故障の原因にもなります。
月1回を目安に点検・清掃することをおすすめします。
積雪・氷結対策も忘れずに(寒冷地の場合)
冬季に雪が積もる地域では、室外機の周囲に雪避けカバーを設置したり、定期的に除雪を行うことも重要です。
雪で吸排気が塞がれると、電力消費が急増します。
定期的にクリーニングを取り入れる
業務用エアコン内部の洗浄は、最低でも年1回はプロによる分解洗浄を依頼するのがおすすめです。
業務用エアコンは稼働時間が長く、ホコリ・油分・カビなどの汚れが内部に蓄積しやすい構造になっています。
特に、飲食店や工場などは、ホコリや湿気、油汚れが多く汚れやすいです。
そういった施設では、年2回(春・秋)のメンテナンスを検討するのもおすすめです。
体験しませんか?
電気代節約にエアコンクリーニングがおすすめ
「冷えが悪い」
「ニオイが気になる」
「電気代が高くなった」
というお悩みの根本の原因は業務用エアコン内部の汚れです。
これらお悩みを解消するには、プロによる業務用エアコンの分解洗浄が必要です。
高圧洗浄機と専用の洗剤を使い、目に見えない内部のカビや油汚れを徹底的に洗浄することで、冷暖房の効きが格段に良くなり、電気代の削減にもつながります。
「フィルター清掃はしているけど、まだニオイが気になる…」という場合は、
ぜひ一度、プロによる業務用エアコンの分解洗浄を検討してみてください。
業務用エアコンの分解洗浄はアールクリーニングへお任せ!
アールクリーニングは、業務用エアコン洗浄の専門業者として最先端の洗浄機器、ならびに技術とアフターサービスで、多くのお客様にリピートをいただいております。
アールクリーニングの業務用エアコン分解洗浄は、フィルターや熱交換器などの自分では手が届きにくい部分もキレイにします。
以下では、アールクリーニングの強みを紹介します。
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【まとめ】原因を知って、対策すれば電気代は下げられる!
業務用エアコンの電気代が高くなる原因は、「設備の状態」「使い方」「周辺環境」の3つに分けられます。
適切な設定と日常の工夫で、大幅な電気代節約が可能です。
とはいえ、最も即効性のある対策は、プロによる分解クリーニングです。
「最近効きが悪い」「電気代が高くなってきた」と感じているなら、ぜひ一度専門業者に相談してみましょう。