賃貸住宅で10年以上使われている古いエアコンに不満を感じながらも、「これって交換してもらえるのかな?」「自分で費用を負担しなきゃいけないのかも…」と悩んでいませんか?


本記事では、10年以上経過したエアコンが交換対象になるのかどうか、交換をお願いする際のポイント、そして交換してもらえなかったときの別の選択肢まで、わかりやすく解説します。

賃貸のエアコンが10年以上たっていたら、交換してもらえる?

結論からいうと、10年以上使われているからといって、必ずしも交換してもらえるとは限りません。

ただし、交換してもらえる可能性がある状況は存在します。


エアコンが故障している場合や、安全面・健康面に悪影響があると判断される場合には、管理会社または大家が交換を手配するケースが多くなります。

特に、冷えが極端に悪い、異音や異臭がひどい、水漏れがあるなど明らかな不具合があれば、交換対象となる可能性は高まります。


一方で、「なんとなく古くなった」「見た目が黄ばんでいる」といった理由だけでは、交換対応してもらえないこともあります。

エアコンの交換は管理会社と誰の負担?

賃貸の設備に含まれているエアコンは、原則として貸主(オーナーまたは管理会社)の所有物です。

そのため、経年劣化や通常使用で発生した不具合であれば、基本的には管理会社側の負担で修理や交換が行われます。

ただし、次のようなケースでは借主側の負担になることもあります。

  • 借主の誤った使い方による破損
  • 喫煙や極端な汚れによる性能低下
  • 勝手に分解・改造などをして壊してしまった場合

エアコンが壊れていても、「入居者の使い方による損耗」と判断されれば交換費用を請求される可能性があるため、申請時には状態を冷静に伝えることが大切です。

考える女性

エアコンの交換をお願いする前に確認すべきこと

交換を申し出る前に、以下のポイントを事前にチェックしておくとスムーズです。

  • 契約書の設備欄にエアコンが明記されているか
    → 設備の扱いなら、修理・交換は貸主負担の可能性が高くなります。
  • どんな不具合があるのか、具体的に伝えられるか
    → 「冷えにくい」「異音がする」「ニオイがひどい」など、状態を明確に。
  • エアコンのメーカー名・型番・製造年を控えておく
    → 管理会社が対応を検討しやすくなります。

あくまで「相談」から始めるのが基本です。

無理に交換を要求するのではなく「〇〇の状態で困っているのですが、交換や修理をご検討いただけますか?」という伝え方が好印象です。

交換を断られた場合の選択肢は?

クリーニングで性能回復を目指す

10年以上たったエアコンでも、分解洗浄によって冷却効率や風量、ニオイの改善が期待できます。

内部にたまったホコリやカビが原因で「効きが悪い」と感じているケースは非常に多く、交換よりも安価で快適さを取り戻せる方法です。


また、管理会社によっては交換費用は出せないものの、クリーニング代は負担してくれたという事例もあります。

実際に「交換対象ではないが、清掃で改善できるなら」と判断され、業者による分解洗浄の費用を管理側が出したケースも報告されています。

交渉の際には、清掃という現実的な選択肢を提案してみるのも一つの方法です。

自分でできる清掃についてはコチラの記事で解説しています。

自分でやるエアコン掃除!パーツごとの掃除方法から注意点まで徹底解説!...

エアコン掃除を自分でしたいと考えている人も多いのではないでしょうか。

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