賃貸に住んでいて、エアコンをつけた瞬間にカビ臭がして驚いた経験はありませんか?
吹き出し口に黒い点が見えると、「自分で掃除してもいいの?」「管理会社に言うべき?」と迷いますよね。
この記事では、賃貸のエアコンがカビだらけになったときに誰の費用負担になるのか、トラブルを避けるためのポイント、自分でできる掃除方法、プロに任せるべきケースまでをわかりやすく解説します。
まず最初に確認すべきは「費用負担」
賃貸では「エアコンは借主負担?貸主負担?」という誤解が非常に多く、ここを間違えるとトラブルのもとになります。
入居時点でカビがひどい → 貸主負担の可能性が高い
入居したばかりなのにエアコンから強いカビ臭がする、吹き出し口に黒カビがびっしり、という状態なら、それは入居前のクリーニング不足の可能性が高いです。
この場合は、貸主(管理会社)が対応するケースが多く、
- 清掃費用の負担
- 業者手配
- 場合によっては本体交換
など、貸主側で処理されることがあります。
ただし「入居後すぐ(できれば1週間以内)」に連絡しないと、「あなたが使ってから発生したのでは?」と判断されやすいので注意しましょう。
入居後に使っていてカビが生えた → 借主負担が一般的
エアコンは湿気を含みやすく、冷房時は内部がぬれます。
そのため、使用中にフィルター掃除をしていないとカビが発生しやすい家電です。
使用による汚れは「通常損耗」扱いで入居者の管理範囲とされることが多いため、入居後しばらくしてカビが発生した場合は、清掃費用は借主負担になることが一般的です。
以下のような使い方をしていた場合、さらに借主負担の判断が強くなります。
- フィルター掃除を長期間、していなかった
- 冷房後に送風運転をしていなかった
- 加湿器を近距離で使用していた
設備の不良が原因なら貸主負担になるケースも
以下のような症状がある場合は「設備の不具合」が原因の可能性があります。
- 水漏れしている
- 風が異常に弱い
- 明らかな異音がする
- ドレンホースの詰まりで逆流している
設備の不良が原因でカビが繁殖している場合は、貸主負担で修理・清掃されるケースもあるため、自己判断せず管理会社に相談しましょう。
トラブルを避けるために絶対にやってはいけないこと

賃貸でのエアコントラブルの多くは「入居者の誤った掃除」が原因で起こります。
以下の行為は特に注意が必要です。
内部の分解
エアコンのカバーやルーバーは非常に壊れやすく、少し強く引っ張っただけで折れることがあります。
さらに内部には基盤や配線もあるため、素人の分解は故障のリスクが高く、壊した場合は高額請求されることもあります。
市販のスプレー(泡タイプ)を使う
泡タイプのスプレーは内部で液体が残りやすく、
- ドレンの詰まり
- 水漏れ
- カビが逆に増える
- 異臭の悪化
などトラブルの原因につながります。
強い薬剤が残って基盤を腐食させるケースもあるため、賃貸では特に使用を避けましょう。
エアコンスプレーについてはこちらの記事で解説しています。
高圧洗浄のDIY
最近SNSで「自分で高圧洗浄する動画」がはやっていますが、賃貸でこれをやるのは危険すぎます。
- 基盤に水が入り故障
- 内部の金属フィンを曲げてしまう
- 吸い込み口やルーバーの破損
など、ほぼ確実にトラブルにつながり、すべて自己負担になります。
賃貸でも“自分でできる”安全な掃除方法

ここからは、賃貸でも問題がなく安全にできる掃除だけを紹介します。
フィルター掃除(必須)
エアコンのカビ予防に最も重要なのがフィルター掃除です。
1〜2週間に一度の掃除が理想です。
【手順】
- フィルターを外す
- 掃除機でホコリを吸う
- シャワーで裏から流す
- 日陰でよく乾かす(生乾きはカビの原因)
本体の外側・吹き出し口の拭き掃除
手が届く範囲だけ拭くのはOK。
ただし、内部の送風ファンに指を入れたり、強くこすったりするのは避けましょう。
【使うもの】
- アルコールスプレー
- マイクロファイバークロス
軽く拭き取るだけで十分です。
冷房後の送風運転で内部を乾かす
エアコン内部は冷房後にぬれるため、送風運転で内部を乾燥させる習慣をつけるとカビの予防になります。
【おすすめ】
- 冷房停止前に30分〜1時間「送風運転」
- 冬は暖房運転で乾燥させるのも効果的
カビがひどい場合はプロのクリーニングが最適解
カビが目に見えるほど繁殖している場合、フィルター掃除だけでは根本的な解決になりません。
プロのエアコンクリーニングでは
- カバー分解
- 熱交換器の高圧洗浄
- 送風ファン清掃
- ドレンパンのカビ除去
など、内部の徹底洗浄を行うため、自分では絶対に取れないカビを除去できます。
自分で掃除して壊すリスクを考えると、カビがひどい場合はプロに任せるほうが結果的に安く安全です。
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まとめ
賃貸のエアコンがカビだらけの場合、入居時からの汚れなら貸主負担、使用中のカビは借主負担となることが多いです。
分解やスプレー洗浄などの自己判断の掃除は故障リスクが高く、トラブルにつながります。
自分でできるのはフィルター掃除や外側の拭き取りなど、手の届く範囲のみです。
カビがひどい場合は管理会社に相談しつつ、プロのクリーニングに依頼することが最も安全で確実です。
参考:おうちにプロ,エアコンクリーニング,エアコンクリーニングの記事一覧,賃貸物件のエアコンクリーニングは大家さんに相談!費用負担なしで掃除できるかも



