寒い季節、エアコンの暖房をつけたのに「なぜか冷たい風しか出ない…」という経験はありませんか?

「故障かも?」と不安になりますが、実は多くの場合、ちょっとした原因や設定ミスであることが少なくありません。

この記事では、「エアコンの暖房が効かない・風が冷たい」ときの原因をランキング形式で紹介し、すぐにできる対処法や、プロに依頼すべきタイミングも解説します。

第5位:暖房をつけた直後で、まだ温まっていない

エアコンは暖房運転を開始してすぐに暖かい風が出るわけではありません。

冷房と異なり、室外機が外気を取り込み、熱交換して温風を出すまでに時間がかかるためです。

とくに外気温が5℃以下のような真冬は、暖まり始めるまでに5〜10分ほどかかることもあります。

また、設定温度が低すぎる場合も、風が冷たく感じられる原因に。

対処法

  • 運転開始後、10分ほど様子を見る
  • 設定温度を22〜24℃以上にする
  • 「自動」よりも「暖房」モードを明示的に選ぶ

第4位:室外機に霜がついている(霜取り運転中)

室外機の霜

寒い時期に多いのが、室外機に霜がつき、霜取り運転(デフロスト運転)に切り替わっているケースです。

これは故障ではなく、エアコンが自動的に室外機の霜を溶かしている状態。

その間は一時的に暖房が止まり、風が冷たく感じられることがあります。

霜取り運転中は「運転ランプが点滅」「風が止まる」「風がぬるい」といった特徴があります。

対処法

  • 10〜15分程度待ってみる(自動で再開します)
  • 室外機の周囲に雪やゴミが詰まっていないか確認
  • 室外機を覆うような物(植木鉢・カバーなど)は撤去する

※長時間たっても暖まらない場合は、センサーや基盤の不具合がある可能性があります。

第3位:フィルターや熱交換器の汚れ

エアコンの汚れたフィルター

「冷たい風しか出ない」「風量が弱い」などの症状がある場合、エアコン内部の汚れが原因のことも。

とくにフィルターにホコリが詰まっていると、吸い込む空気量が減って熱がうまく伝わらず、温風が出にくくなります。

また、熱交換器(アルミフィン)にホコリやカビが付着していると、暖房効率が大きく低下します。

対処法

  • エアコンの電源を切り、フィルターを掃除機で吸う or 水洗いする
  • 可能であれば吹き出し口周りを乾いた布で拭く
  • フィルター清掃後も改善しない場合は、内部クリーニングが必要です

※奥まで汚れている場合は、家庭での掃除では取りきれません。

第2位:風向き・設定ミスやリモコン操作の誤り

意外と多いのが、設定や風向きの問題です。

「暖房」にしたつもりが「冷房」や「ドライ」になっている、または「風向きが上向き」になっていて部屋が暖まらないケースがあります。

暖かい空気は上にたまりやすいため、風向きを下に向けるだけでも体感温度が2〜3℃変わることもあります。

対処法

  • リモコンのモードが「暖房」になっているか確認
  • 風向きを下向き or 水平に設定
  • 「風量」を「自動」にすると効率よく暖まる
  • サーキュレーターで空気を循環させると効果的

エアコンの設定温度についてはこちらの記事でも解説しています。

暖房の設定温度は何度が良い?設定温度の目安とエアコンの節約方法も紹介!...

エアコンの設定温度は、いったい何度にすればよいのでしょうか? この記事では、エアコンの適切な設定温度を見つけ、節電しながら快適に過ごすための方法をご紹介します。...

第1位:外気温が低すぎて暖房能力が低下している

白川郷

真冬(特に氷点下近く)では、エアコン自体の性能が落ちてしまうことがあります。

エアコンは外気から熱を取り込む仕組みのため、外気温が下がるほど熱を取り込みにくくなり、温風が弱まるのです。

また、古いエアコンや安価な機種では、低温環境での暖房能力が著しく下がることもあります。

対処法

  • 室外機の周囲に雪や氷がないかチェック
  • 室内温度を保つ工夫(厚手のカーテン・断熱シート)を追加
  • 外気温が極端に低い地域では、寒冷地仕様エアコンへの買い替えも検討

すぐできる!暖房を復活させる3つのチェックポイント

「原因は分からないけどとにかく冷たい風が出る」というときは、次の3つを試してみましょう。

  • 電源リセット:コンセントを抜き、5分後に再接続
  • 設定温度を25℃以上にして10分待つ
  • フィルター清掃+風向きを下に設定

これで改善するケースは意外と多くあります。

もし改善しない場合は、センサー・ガス漏れ・ファンモーターなど、内部部品の不具合が疑われます。

それでも直らないときは?プロに相談を

上記を試しても暖房が効かない場合、次のようなトラブルの可能性があります。

  • 冷媒ガス(フロンガス)が不足している
  • 室外機ファンの故障
  • センサー・基板の異常
  • ドレンヒーターなどの不具合

これらは専門的な修理や点検が必要になるため、メーカーまたはエアコン業者への相談が必須です。

エアコン内部清掃はプロのクリーニングで根本解決!

「風が冷たい」「効きが悪い」と感じる原因の多くは、内部の汚れや熱交換効率の低下によるものです。

家庭では取りきれない内部のカビ・ホコリ・油汚れは、プロのエアコンクリーニングで徹底洗浄するのが効果的です。

  • 分解して熱交換器や送風ファンの奥まで高圧洗浄
  • カビ・臭い・ホコリを一掃し、風量・暖房効率を回復
  • 作業後は空気がスッキリ、電気代の節約にもつながる

定期的なプロクリーニングは、「暖房が効かない」「冷たい風しか出ない」といったトラブルの予防にもなります。

とくに2年以上掃除をしていない場合は、暖房前にクリーニングするのがおすすめです。

エアコンの徹底洗浄はアールクリーニングへお任せください!

エアコンクリーニングのビフォーアフター

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以下では、アールクリーニングの強みを紹介します。

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アフターフォローまで万全の体制でサポートいたします。

まとめ:冷たい風でも焦らず原因をチェック!

エアコンの暖房が冷たいときは、設定ミスや霜取り運転、内部の汚れなど、意外と簡単な原因が多いものです。

まずはリモコン設定やフィルター掃除、室外機の確認をしてみましょう。

それでも改善しない場合は、機器内部のトラブルや汚れの可能性も。

定期的にプロのクリーニングを行うことで、暖房効率を維持し、冬も快適に過ごせます。