「エアコンからの水漏れ」や「室外機まわりの水たまり」は、ドレンホースの詰まりや劣化が原因かもしれません。

この記事では、自分でドレンホースを交換する方法と注意点を解説します。

交換せずに清掃で解決できるケースも多いため、最適な対処法を見極めましょう。

自分でできる!ドレンホースの交換方法

用意するもの

  • 新しいドレンホース(直径14mm前後が一般的)
  • ハサミまたはカッター
  • 結束バンドやホースバンド
  • 軍手(手を保護)
ドレンホース

ドレンホース交換の手順

1.エアコンの電源を切り、コンセントを抜く(またはブレーカーを落とす)
感電やショートを防ぐため、作業前には必ず電源を完全に遮断しておきます。

2.劣化している部分を見つける
室外機側や外壁から出ているドレンホースを手でたどり、亀裂・つぶれ・カビ・詰まりなどの有無をチェックします。

3.劣化部分をカットして取り外す
硬化して外しにくい場合は、根元から切断しても問題はありません。
あわせて排水口側(地面に向けて排水されている先端)も確認しておきましょう。

4.新しいドレンホースを同じ位置に差し込む
ドレンホースを根元までしっかり差し込みます。
緩く感じる場合は、ホースバンドや結束バンドで確実に固定しましょう。

5.排水方向に注意して設置
ホースが波打ったり、途中で上向きになっていると排水がうまくできず逆流します。
可能な限りスムーズな勾配を保ち、途中で垂れ下がらないようにクリップなどで固定するのも効果的です。

ドレンホース

6.水をコップ1杯分ほど流して動作確認をする
エアコン本体のドレン出口から水を注ぎ、ホースからスムーズに排出されるかを確認します。
水が流れにくい、漏れているなどの異常があれば、接続や傾斜の再調整を行いましょう。

注意!交換時にやりがちなミスとリスク

差し込みが甘くて水漏れが再発

ホースを奥まで差し込んだつもりでも、しっかり固定されていないと数日以内に再び水が漏れ出すことがあります。

とくに目に見えない場所での漏水は、知らない間に壁や床を傷めることも。

結束バンドなどで必ず固定しましょう。

傾きミスで逆流、エアコンから水が噴き出すことも

設置したホースが途中で上向きになっていると、排水が流れずに逆流し、エアコン内部から水が吹き出すリスクがあります。

排水経路は必ず「下向きの勾配」を保つよう意識してください。

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実は「ドレンホース以外」が原因だった

交換しても直らない場合、問題はホースではなく、ドレンパンや内部配管にたまった汚れやカビが原因のことがよくあります。

この場合、いくらホースを替えても解決せず、むしろ手間だけがかかってしまいます。

ベランダや外壁での作業は「落下・転倒リスク」あり

屋外の高所や狭い場所で作業することも多く、バランスを崩して転倒・落下する事故も実際に起きています。

作業環境によっては、無理せずプロに依頼した方が安全です。

清掃で問題が解決するケースも!

「交換すればすべて解決する」と思い込んでいませんか?

実は、不調の原因がホースそのものではないケースも多くあります。たとえば、

  • エアコンの風量が弱い
  • 運転音が大きい
  • 異臭がする
  • 水がポタポタ垂れる

こうした症状の原因は、ホースの詰まりだけでなく、エアコン内部のカビやホコリ、排水経路の汚れであることも多いのです。

無理に交換しようとして失敗したり直らなかったりするよりも一度プロの清掃で徹底的にクリーニングした方が安全でコスパも良いケースは少なくありません。

ドレンホースの掃除

プロのエアコンクリーニングでは以下のような処置が可能です。

  • 室内機の分解洗浄による汚れ除去
  • ドレンパンやホース内部の高圧洗浄
  • 排水経路の異物除去や通水チェック
  • 必要に応じた防カビ・防臭対策

「交換の前に清掃を試す」という選択肢は、リスクも手間も少なく、結果的にコストも抑えられる賢い方法です。

ムダな交換で後悔する前に、まずはプロのクリーニングで解決できるかどうか、チェックしてみませんか?

アールクリーニングの分解洗浄が選ばれる理由

アールクリーニングは、エアコン洗浄の専門業者として最先端の洗浄機器、ならびに技術とアフターサービスで、多くのお客様にリピートをいただいております。

アールクリーニングのエアコン分解洗浄は、フィルターや熱交換器などの自分では手が届きにくい部分もキレイにします。

以下では、アールクリーニングの強みを紹介します。

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清掃作業後もアフターサービスがあるため、安心してご利用いただけます。

3.万全のサポート体制

アールクリーニングでは自社コールセンターを完備し、迅速な対応を実現しています。

また、清掃作業後にトラブルが発生した場合でも、保険に加入しているため、安心してご依頼いただけます。

確実な仕上がりと、アフターフォローまで万全の体制でサポートいたします。

まとめ|交換か清掃か、迷ったときの判断基準

  • ホースが明らかに破損・劣化していれば交換でOK
  • 水漏れが改善しない場合や汚れがひどい場合は、清掃の方が効果的
  • 自分でやるのが不安な場合や、複数の原因が考えられるときは、プロに任せるのが確実

「交換してもダメだった…」とならないためにも、まずは汚れの有無をチェックして掃除で直る可能性があるかを見極めることが大切です。