床置きタイプのエアコンは、設置スペースを有効活用できる便利な空調機器です。
オフィスや商業施設、高齢者のご家庭などでもよく見かけるこのタイプですが、壁掛けエアコンに比べて”掃除がしにくい”と感じて放置されがちです。
しかし、床に近い位置にあるがゆえに、ホコリやペットの毛などが内部にたまりやすく、カビやニオイが発生しやすいです。
この記事では、床置きエアコンの掃除が必要な理由から、アールクリーニングによる徹底洗浄の内容、料金相場まで詳しく解説します。
床置きエアコンを掃除していますか?放置するリスク
床置きエアコンは名前の通り、床面近くに設置されているため、壁掛けタイプに比べてホコリやゴミが入り込みやすい構造です。
そのため、掃除を怠ると以下のようなリスクが発生しやすくなります。
フィルターの目詰まりによる風量低下

床に近い場所はホコリが舞いやすいため、フィルターにチリやホコリが詰まりやすくなります。
これにより風通しが悪化し、エアコンの効きが悪くなる原因となります。
内部のカビ発生
床置きエアコンは、湿気がたまりやすい下部の空気を吸い込みやすく、内部の結露や水分がこもることでカビが繁殖しやすくなります。
カビが発生すると、空気中に胞子が放出され、健康被害のリスクがあります。
特に、高齢の方や小さなお子様がいるご家庭は、重大な問題です。
エアコンのカビについては、こちら記事にて詳しく解説しています。